2017年02月6日 滞在者紹介
富良野で私設万華鏡学校「ふらび」を主催している三井郁弥さんが滞在中。今回は札幌円山のCafe Esquisseでのイベント「カレイドスコープ展」のため滞在しています。最近は屋外で万華鏡を映し出す万華鏡版プロジェクションマッピングのようなイベントも行っているそうです。
2つと同じ模様が生まれない万華鏡には、脳を活性化させる力があるとか… ぜひCefe Esquisseへ足をお運びください。
Ikuya Mitsui who organizes a kaleidoscope school “Furabi” in Furano, Hokkaido. This time is for an event at Cafe Esquisse in Maruyama, Sapporo. He has been using kaleidoscope to project outside nowadays. It’s like kaleidoscopic projection mapping.
According to him, our brain can get active by kaleidoscope because it never arise same pattern.
taiga
2017年02月5日 滞在者紹介
韓国のマルチメディアアーティストGwonが2/10まで天神山に滞在中です。今回は−雪と光のプロジェクト− さっぽろ ユキテラス 2017 への参加作家としての来札です。2~12日まで開催中ですので、ぜひご覧になってみてください。
A multimedia artist Gwon from Korea stays in Tenjin until 2/10. This time is as a participant of SAPPORO YUKI TERRACE 2017. This event will hold until 2/12.
会期|2017年2月4日(土) 〜2月12日(日)
時間|12:00 〜 20:00
会場|札幌市北3条広場“アカプラ”
住所|中央区北2条西4丁目及び北3条西4丁目
URL|www.sapporoekimae-management.jp
taiga
2017年02月4日 冬の国際公募プログラム創作活動
プロジェクトへの応募時に「 可能ならば札幌市役所を訪問し、雪を管理する部局の仕事を見たい」と書いていたJeff。
札幌市雪対策室からお借りした、市の雪対策に関するスライドショー(英語版)で事前に予習してから1/26に雪対策室を訪問しました。そこでさらに新しい情報を得て雪対策への理解を深め、 雪堆積場と都心北融雪槽の撮影の許可までいただき、2/2に撮影に行ってきました。ありがとうございました。
Jeff Downer wrote on the application for this program, “I would like to visit,and possibly work along side Sapporo’s City Hall and see what The Snow Management Office does”.
Before visiting The Snow Management Office, he had watched the slide show that tells how Sapporo City Manages the snow. They gave him more and new information when he visited them on Jan 26th,which made him learn a lot.
They even gave him permission of taking photos of the snow disposal spot and the Underground Snow Melting Tank. He took photos of these places on Feb 2nd.
We really appreciated for the kind support of The Snow Management Office of Sapporo. Thank you very much.
YZ
2017年02月2日 冬の国際公募プログラム
1月28日15:00から、冬の公募AIRプロジェクトs(k)nowの招聘アーティストとキュレーター四方幸子さんによるトークイベントを行いました。
各アーティストがこれまでの活動と今回のプロジェクトの概要をスライドを交えて紹介した後、今回の公募の審査員でもある四方幸子さんからコメントを頂きました。(それぞれのプロジェクト概要はブログの滞在者紹介ページをご覧ください)
雪深い天神山ですが、スタッフの想像以上の参加者に恵まれ、急遽、WilliamのパートナーのDianaの友人がスペイン語通訳を買ってでてくれるという嬉しいハプニングもありました。
On 1/28 from 15:00 we held a talk event with invited artists of winter open call AIR project and curator Yukiko Shikata.
After each artists made presentations about past activities and over look of current project, Shikata who is also a judge of this open call commented them. (Please refer over look of each projects to their resident introduction pages)
Though Tenjinyama was deeply snow covered as usual, we had pretty many participants. Suddenly fortunately we got a Spanish interpreter. He was a friend of William’s partner Diana. That was good happening.
taiga
2017年01月31日 滞在アーティストと市民の交流企画滞在者紹介
ニューヨークで活動中のアーティストEkaterinaが2/8まで滞在中です。http://www.ekaterina-smirnova.com/
科学から深くインスピレーションを得て制作を行っているEkaterina。2/1の19:30から天神山で、2/3の17:00から北海道大学の低温研究所にて公開トークを行います。(内容は一般向けですが、英語のみです。参加無料、予約不要)トークでは、現在手がけているEESA(欧州宇宙機関)とのプロジェクトをお伝えします。お見逃し無く!
Ekaterina Smirnova stays Tenjin until 2/8. http://www.ekaterina-smirnova.com/ She is New York based artist and deeply inspired by science. She will hold a public talk at Law temperature institute in Hokkaido University on 2/3 and will also at Tenjin on 2/1 from 19:30. During the slide show presentation she will present her latest art projects, including a project inspired by the Rosetta space mission of the European Space Agency. You will have a chance to try augmented reality as well. Don`t miss out!
taiga.
2017年01月30日 未分類
Co STEPの情報リンク>>プログラム詳細と参加申し込みもここから!
日時:2月5日(日)11:00-15:00
会場:北海道大学 遠友学舎
大学キャンパス北側(市営地下鉄南北線「北18条駅」下車、徒歩10分)
内容:「オノマトペ・ワークショップ」
自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音で象徴的に表 した語、オノマトペ。擬音語・擬声語・擬態語などと呼ば れるオノマトペは、同じ現象を文化や言語によって異なる 表現で表しています。今回のワークショップは日韓のオノ マトペがもつ感覚を、参加者が日常の道具を用いて表現す ることで、造形言語と言葉との関係を探ります。
<講師>
金 景均(デザイナー、韓国芸術総合大学副学長)
朴 炫貞(アーティスト、北海道大学CoSTEP特任助教)
福永 敦 (さっぽろ天神山アートスタジオ2016年度国際公募AIRプログラム招聘アーティスト)
<タイムテーブル>
11:00-12:00「オノマトペ」の「表現」について
12:00-14:30 企画・作品制作
14:30-15:00 講評・まとめ
* 参加年齢制限はございません。子どもから大人まで楽しめるワークショップです。 * 研究プロジェクトの一貫で行うワークショップです。
制作物は研究目的としてウェブ・論文として公開される場合があります。
主催 | 北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター CoSTEP
共催 | さっぽろ天神山アートスタジオ
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2016年度国際公募AIR選考委員によるアーティスト紹介:
オノマトペはモノやコトに対するあり様や音を表す言語である。 それは文化の壁を超えて頭でも心からでも理解できるものである。アイ ヌのオノマトペをリサーチして作品制作する作家の計画は、北海道で 滞在する意義をもたらし、その活動を通して文化をつなげ、心を結ぶ 役割ができると考えた。言葉の持つ力からの表現、その相違と共有点を 見つめることから見えてくる独自の世界を、楽しみにしている。 (朴 炫貞 [パク ヒョンジョン]、アーティスト、研究者 )
2017年01月29日 滞在アーティストと市民の交流企画
*ヨンチア・チャン Chang Yoong Chia(マレーシア)は、天神山アートスタジオが滞在制作コーディネートを担当しています。
NPO法人S-AIRでは、レジデンスの成果を長期的視野で捉えるべく2nd AIRとして、2008年にJENESYSプログラムによりS-AIRがホストとなって招へいし、札幌で滞在制作を行ったチャンを再び招へい。当時と比べてアーティストとしての立ち位置や作品観にどのような変化が起こったのでしょうか。アーティスト自身の作品紹介とその変化について、また9年を経た札幌の印象についてト・オン・カフェの空間と美味しいお茶を楽しみながら和やかに語りあいます。日本語逐次通訳あり。
聞きて:小田井真美(さっぽろ天神山アートスタジオ AIRディレクター)、柴田尚(NPO法人S-AIR代表)
日時:2月9日(木)19:30-20:30
会場:ト・オン・カフェ
札幌市中央区南9条西3丁目2-1マジソンハイツ1階
(地下鉄南北線「中島公園駅」より徒歩2分)(*地図データあり)
定員:25名
*入場は無料ですが、参加に際して、ト・オン・カフェで飲み物のご注文をお願いいたします。
ヨンチア・チャン Chang Yoong Chia(マレーシア)
マレーシアの美術大学で絵画を学び、その後マレーシア国内、海外での展覧会に多く参加している。2005年に開催された「第三回福岡アジアトリエンナーレ」で『キルト・オブ・デッド』を発表した。絵画や刺繍で物語性のある作品を制作している。2008年にJENESYSプログラムにより、S-AIRで滞在制作。2013年には横浜美術館、熊本美術館での企画展に参加したり、近年はフランス、インド、シンガポールで展覧会に参加するなど国際的に活躍している。
主催:NPO法人S-AIR
協力:ト・オン・カフェ
企画/協力:さっぽろ天神山アートスタジオ
2017年01月27日 冬の国際公募プログラム未分類滞在者紹介
コロンビアからのWilliam Andres Narvaez Cedeñoが到着して、国際公募招聘アーティスト3人が揃って初めてのプログラム。白老にあるアイヌ民族博物館を訪れました。その他、S-AIR Exchange Programme 2016 冬期招聘アーティスト、ヨンチアのパートナーでキュレーターのミンワ、滞在作家の三角みづ紀さん、さらにマレウレウのマユンキキ(マユンさん)も加わって、スタッフ含めて総勢10人の大所帯となりました!
マレウレウは、アイヌの伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動する女性ヴォーカルグループです。マユンさんはアイヌ語の先生でもあります。アイヌ文化の伝承者であるマユンさんにアイヌ民族博物館を案内いただけるなんて、とてもラッキーなことです。マユンさんありがとう!
天神山へやってくるアーティストたちには、アイヌ文化のリサーチが目的の人はけっこういます。今回3人の作家もそれぞれの関心からアイヌ文化に興味をしめし、いろんな質問を投げかけていました。
ウィリアムによると、コロンビアには80もの言語があり、彼の住むカリという街のそばにも違う言葉を話す部族が住んでいますが、そうした文字を持たない口承文化が今消えていく危機にあるそうです。口承文化がいかに伝達されていくのかという彼自身の身近な関心から、アイヌの語り継がれる民話に特に興味を持ったようす。
アイヌ語のオノマトペを今回調査中の福永さんは、マユンさんからいろいろなアイヌのオノマトペを教わっていました。「オロペレレ」という熊が殺される時の叫びの擬音語があると聞き、一同なんだか感動。
また、アイヌ独特の造形物の意味や特徴について聞きたがるようすは、さすがビジュアルアーティストだなと感じました。
初めてのアイヌ文化に触れるアーティストたちの素朴な質問にも、ひとつひとつていねいに答えるマユンさん。マユンさんの詳しくしかもツボを抑えたガイドのおかげで、アーティストたちにも、同行した私達スタッフにもとても濃密で充実した訪問となりました。
日本、札幌。冬、雪、北方圏。異なる文化と出会い、その中にインスピレーションを感じ、細い糸を手繰り寄せていくような、それぞれの作家のリサーチが始まっています。
Chiaki
After a Colombian artist William Andres Narvaez Cedeño just arrived Tenjin finally. This is first program with invited artists all together. We visited AINU MUSEUM in Shiraoi. Invited artists, curator Ming Wah who is Yoong Chia’s partner, a resident Mizuki Misumi, and a member of Marewrew Mayun a.k.a Mayunkiki joined us. Include staff, the party was 10 members!
Marewrew is a vocal group. Their theme of activity is regeneration and tradition of traditional songs of Ainu “Upopo”. Mayun is also a teacher of Ainu language. It’s very lucky for us to be introduced around Ainu Museum by Mayun san who is a memory keeper of Ainu culture. Thank you Mayun!
In Tenjinyama there is not a few artist who intend to do research about Ainu culture. Invited three artists for this winter project are also interested in it from their each interests and were asking various questions. According to William, there are much many 80 languages in Colombia and there is a tribe which has a particular language near his home town Cali. But now is a crisis to those oral traditions. They are about disappearing. Since his interest how those oral traditions will keep surviving, he might be interesting in especially folklores of Ainu.
Fukunaga who does research about Onomatopoeia was asking Mayun various onomatopoeia in Ainu language. We all were impressed that one onomatopoeia “Oroperere” word means hunted bear’s last screaming. He looks like the visual artist while he was asking meanings and distinctions of artifacts of Ainu.
However primitive they were, Mayun answered kindly to every questions from artists who experience Ainu culture for the first time. So she was providing detailed information with us, we all could spend very meaningful time.
Japan, Sapporo, snow, winter, subarctic. Meeting with different culture, getting inspirations, each artist’s research is starting.
Translation: taiga
2017年01月23日 創作活動日常滞在者紹介
国際公募AIRプログラムが始まり、繁忙期を迎えた天神山アートスタジオ。イベントやプログラムキーワードに沿った活動スケジュールがぎっしりです。
本日は北海道の歴史や暮らしぶりが見られる北海道博物館、さっぽろ雪像彫刻展が開催中の本郷新記念札幌彫刻美術館、最後に大倉山ジャンプ競技場へ行ってきました。
参加者は国際公募招聘アーティストのお二人Jeff Downer, 福永敦さん
天神山滞在中のTom Blake, S-AIR Exchange Programme 2016 冬期の招聘アーティストのヨンチアと奥様でキュレーターのミンワ。そしてスタッフの合計8名。
天神山アートスタジオ御一行様(?)として半日ツアーのはじまりはじまり。
最初に向かったのは北海道博物館(厚別区)
熱心に質問をする福永 敦さん
今年度の天神山国際公募AIRプログラムのキーワードは「冬・雪・北方圏」ですが、北海道博物館の展示テーマはまさにこの3つの言葉。
展示からアイヌ文化、北海道の歴史と現在の姿、北方圏の自然と人との関わりを感じることができました。
<おまけ>
昼食のためだけに立ち寄った北海道開拓の村(厚別区)のかまくらで仲良く座るヨンチアとミンワ。次は札幌を横断して中央区の本郷新記念札幌彫刻美術館へ。
市内の造形作家や彫刻家、美術を学ぶ学生が彫刻を制作して公開しているさっぽろ雪像彫刻展2017は1/22まで開催中です。
最後は彫刻展からほど近い大倉山ジャンブ競技場へ
国際大会の準備で、残念ながらリフトで上に上がることはできませんでしたが、大倉山から眼下に広がる美しい札幌の景色をたのしむことができました。
YZ
Now that our “Open Call” AIR (Artist In Residence) project starts, the busiest season has begun for Tenjinyama Art Studio. We have a full schedule of events and activities for the invited artists while the other regular artists keep coming.
Jeff Downer,Atsushi Fukunaga(these two are the invited artists),Tom Blake, Chang Yoong Chia, Ming Wah and staff went to three places below today.
:Hokkaido Museum, Hongo Shin Memorial Museum of Sculpture Sapporo,
Okurayama Ski Jump Stadium.
At first, we went to the Hokkaido Museum.The Hokkaido Museum has exactly the same theme as our project key words, “Winter, Snow and Subarctic.”
The exhibited objects at Hokkaido Museum show us Ainu culture, the history of Hokkaido, and the life of past and present Hokkaido very well.
Next we went to Hongo Shin Memorial Museum of Sculpture Sapporo.
They are holding a snow sculpture exhibition until the 21st of Jan.
Those snow sculptures are made by sculptors, artists, and students in Sapporo.
Finally, we went to Okurayama Ski Jump Stadium.
Due to an international competition coming soon, we were not allowed to go to the top of the ski jump, but we enjoyed a great view of winter Sapporo from the bottom of the hill.
YZ
2017年01月22日 冬の国際公募プログラム滞在者紹介
さっぽろ天神山アートスタジオでは、国際公募アーティスト•イン•レジデンス(AIR)事業として、冬期間の札幌•北海道をフィールドに滞在型制作(調査研究と作品制作など)を行う国際的に活動するアーティストを毎年3名(組)招聘しています。今年度のプログラムキーワード「冬•雪・北方圏」に対し113名の応募の中から選ばれた3名が滞在制作と滞在成果発表を行います。
As an annual “open call” AIR (Artist In Residence) project, Sapporo Tenjinyama Art Studio invited three international artists to work and do research based in Sapporo/Hokkaido. This year project key word is “Winter, Snow and Subarctic”. Three artists were selected from 113 applicants.
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天神山冬の国際公募プロジェクトの招聘アーティストWilliam(右)が到着しました。左はパートナーのDiana。南米はコロンビアから丸2日かけての長旅。滞在は3/7までです。
ウィリアムのWebサイトはこちらです。 http://williamnarvaezc.wixsite.com/william-narvaez/instalacion
1/28は15:00より国際公募アーティストとキュレーター四方幸子さんによるオープニングトークイベントを開催いたします。どうぞふるってご参加下さい。
プロジェクト概要 -William Andres Narvaez Cedeño-
私が滞在中に行うプロジェクトは、個人的な自然景観や物質への関心に焦点をあてると思います。私は色などのミニマムな特徴を利用して、通常感知できないその中の概念的な構成要素を引き出すイメージを作成し、風景の中にある歴史やイメージへのより深いアプローチを試みます。
それゆえ、私はレジデンスの雰囲気を知りたいし、その自然ダイナミクス、年間を通じて冷たく、雪が美術や文化の表現に使われるという環境に密接に関係した生命の詩的、文学的な歴史を知りたいと思います。
私は自然景観の中でみつけた物質だけでなく、その中の物語や詩や自然を感じとる方法、すこしずつ姿を見せる自然などの収集家です。それらの中の物語を翻訳し私は美術作品にかえるのです。透明な、モノクロな、かすかな、明るい、繊細な、はかなさ、といったものが私が表現しようとしていることで、時間がそれらを蝕む前にそういったものが少しでも残るようにしたいのです。
私の今までの提案(作品)は長く残らない素材を使い、そのことが自然の時間、状態、変化、再生を表しています。潜在的な真実を明らかにする考古学的な探求です。私は雪が全く降らない国の出身で、(冬、雪、北方圏という)テーマにそったプロジェクトを作ったりデザインするなんてできません。一方で、アーティストレジデンス、新しい場所での暮らしというものは、いつだってあらかじめ立てたプロジェクトの全体を結局は変えることになるものですし、変わらないものというのは、別のコンテクストや素材に出会った時に、ただ順応し、うまく活用し、より深まるアーティストの個人的な関心であるのです。
8週間という期間から、この探求は大掛かりなものではなく、モノクロな、透明な、山の多い札幌の視覚的な要素や素材をうまく活用するという雰囲気を人間的に経験するものになるでしょう。白と黒、ミニマルなどが私の視覚的な探求に頻出するでしょう。
An “open call” invited artist William(right) arrived Tenjin. Left is his partner Diana. From Colombia, South America they took much two days to get here. They will stay until 3/7.
His web site is here http://williamnarvaezc.wixsite.com/william-narvaez/instalacion
Project outline
Being a period of artistic residency, the project that I will propose will be focused on my personal interests by the natural landscape and its material states, where I usually make use of a certain minimalist character as to the color or supports I use, generating images that usually suggest some imperceptibility Of its formal and conceptual components, images that distract the content of the form giving the image an apparent strangeness product of the distance between the viewer and the information, to generate a deeper approach and some complicity with the image or History of the natural space.
Therefore, I want to know the atmosphere of the place of residence and its natural dynamics, as well as the poetic and literary history closely related to those circumstances of life where most of the year is cold and snow is a material in many artistic and cultural manifestations Regional, to build through the visual arts seemingly strange spaces that are actually components of the atmosphere that have always been or have existed but go unnoticed, that when put back into context, seem distant. Seeking to make visible other narratives, other cycles of life, sounds or poetic sensations of nature.
I am a collector by nature, whether of elements found in the natural space, as well as stories, poetry or ways of perceiving nature and what she unveils to me little by little, is this finally what I use when translating Their narratives and turn them into artistic objects. Transparency, monochrome, ghostly, light, delicate and fleeting are concepts that I try to trap again and again, try to make them last a little longer, always knowing that time will devour them.
The majority of my proposals to date use materials that do not last, which show the time and conditions of nature, the transformations and the constant rebirth of it. Also an archaeological search of the image, on the plane or space in the attempt to unveil the hidden, a kind of latent truth. On the one hand, I am from a country where snow never falls, so I can not make or design a project based on themes; On the other hand, artistic residences and living with new spaces always end up changing the whole project, which does not change are the personal concerns of the artist, who only adapt, take advantage of and potentiate through the encounter with other contexts and materials .
Because the research is not a pretentious investigation, knowing that they are only 8 weeks of work, it will be an experience of human recognition of the atmosphere taking advantage of materials and visual elements such as monochrome, transparencies, mountainous landscapes of sapporo , The white and the black, the minimal and other elements frequent in my visual investigations.