2015年02月14日
アーカイブイベント
今日は冬バカ参加アーティストの活動が盛んな天神山でした。
ヘリーの紹介につづき日本人アーティスト2人の活動を紹介します。
明日ワークショップを行う小助川さん
今日はその下準備に来ました。
アートスタジオの中庭で準備中です。
雪のピラミッドをつくるとか、、、どんな風になるんでしょうか。

明日2月15日(日)のワークショップ
『わたしの雪の庭つくり-ユキケシキ-』は13:00~15:00に行います。
アーティストの小助川 裕康は札幌在住で造園のお仕事をしながら札幌の新しい庭づくりを考察しています。
ワークショップの詳細はコチラ→●
温かい服装で是非お越しください。
そして今日も『犬のしょんべん小僧』を作りました。
HPを見て遠くからきてくれた方も一緒につくります。
こちらがその写真

?
そう思った方。
これは『犬のしょんべん小僧ホワイトチョコレート』作りです。
今日はバレンタインデーです。女の子から男の子にチョコをあげるという行事。
このチョコ作り初めてという男性3人の写真。
とても面白い光景、私はお気に入りです。

真剣な目つきのミキオさん。型はもちろんお手製です。
雪の『犬しょんべん小僧』も作りました。2体。これで計7体(うち2体は崩れる)
まだ足りない。
まだ作ります。次回は2月19日(木)と2月20日(金)11:00~15:00。
平日お休みの方。チャンスです。詳細はコチラ→● 前回の様子はコチラ→●
作った『犬のしょんべん小僧ホワイトチョコレート』はこの後13時から行われたレクチャー『札幌の雪はミュージアム』の際、参加者の皆さんに振る舞われました。
moe
2015年02月14日
アーカイブイベント滞在者紹介
今日は吹雪いたりやんだりの天神山です。
昨日今日と”良い雪”が降りました。
なんのことか、
一昨日の写真。

スペインから着た国際公募招聘アーティストのHeli(ヘリー)
彼の足元にあるのは雪玉。
この日は昼間雪が溶けて夜冷えて固まり氷みたいになってしまい、なかなか思うように雪玉が出来ていきませんでした。
途方に暮れてるヘリーです。
今日。

デカっ!
この雪玉転がしてつくってるだけなんですよ!
札幌の雪質で転がしてできるってすごいことなんです!ここ強調します!
札幌の雪、近年はちょっとべちょべちょしていたりもしますが、基本は粉雪(サラサラ)なのです。
雪玉を作るのには向いていないので、雪像を作るときも水を加えてシャーベット状にしてから形をつくります。
(犬の雪像づくりをご覧ください)
しかし、ヘリーが作った雪玉は、正真正銘転がしただけの雪玉!
おみごと!
午前中は一人でコロコロと転がしていたのですが、昼ごろ
「もう一人じゃ転がせないから手伝って~」と声がかかり、、、3人
7人

そして

今日いた滞在アーティストなどなどがあつまりこのサイズまで大きくなりました。
もう人の力だけでは押せない大きさ。明日はどうやって大きくするのかな?
たまたま通りがかった人もどんどん参加してくださいませ!
ヘリーもそれをとっても望んでおります^^
夕方、毎日犬の散歩をしているご夫婦から
「アラー!大きくなったわね!」
「これ大きくなっていくの楽しみに毎日来るからね!」
と声をかけて頂きました。
『史上最大の雪玉』
みなさんのお力をお貸しくださいませ!!
2015年02月13日
イベント滞在者紹介
黒田 大祐(くろだ だいすけ)
*急遽参戦!参加アーティスト

1982年、京都府生まれ。広島在住。広島市立大学大学院卒業。橋本平八「石に就て」の研究で博士号取得。
主な個展「ばんじいしころ」(旧日本銀行広島支店、広島、2014)、主なグループ展に「対島アートファンタジア2014」(厳原町周辺、長野、2014)、 横浜トリエンナーレ2014連携企画「東アジアの夢」(BankART1929、横浜、2014)。
さっぽろに降る雪にインタビューする。とは言え雪が語ることはない。そこでその辺にいる人に雪のヨリシロになってもらい語ってもらう。このインタビューと雪(雪の結晶)をインスタレーションの二つを構成し展示する予定である。
2015年02月13日
イベントこれからの出来事
『世界の、札幌の雪まつり
-雪の札幌はミュージアム-』
講師:小田井 真美(天神山アートスタジオプログラムディレクター、Sapporo2 Project)
2月14日(土)/15:00-17:00/定員 30名
雪まつりといえば「さっぽろ雪まつり」。世界の雪がふる場所ではそれぞれの雪や冬のまつりがあります。どうしてこのようなまつりが人々の暮らしには必要なのだろう、なぜ人々は雪まつりをするのでしょうか。世界の雪まつりについて成立などを学び、札幌や身近なコミュニティの取り組みについて紹介します。
Sapporo2 Project http://sapporo2.org/
ワークショップ 犬の雪像つくり 第2弾
アーティスト:斉藤 幹男(さいとう みきお)
2月14日(土)/13:00~15:00

※防寒着でお越しください。
詳細はコチラ→ワークショップ『犬のしょんべん小僧』
2015年02月13日
日常
出演しちゃいました。
今日2月13日の10:10からの5分間。
HBC(北海道放送)のラジオ番組「山ちゃん美香の朝ドキッ!」
聴いていた人いますでしょうか??
出演したのはさっぽろ天神山アートスタジオのプログラムディレクター
小田井真美。

放送2分前の写真。
どきどき。
スタッフ一同事務所でラジオを文字通り囲んで聞いておりました。
お話ししたのはもちろん!今開催中の「さっぽろ冬のバカンス」!
「犬のしょんべん小僧」を緑地内にある全てのしょんべん跡に設置するワークショップや、
21、22日限定の「カフェ」についてなどなど
5分間のトークの後はリクエスト曲、石原裕次郎の「恋の町札幌」が流れ終了。
小田井さん、お疲れ様でした!
moe
2015年02月13日
日常
昨日の出来事をちょっと紹介します。
最近朝の散歩時間に入り口前で挨拶運動を実施中の私です。
昨日は天気も良く、小さなお客さんが沢山来ました。
近くの保育園から来たのかな?
館の前にある大きな雪像を見上げて
「これなあに?」「しらなーいこれ人?」
と興味深々。
「これはね、ふゆバカ君だよ」と紹介。
「???」
正しい反応が返ってきました。ふゆバカ君は今開催中のイベント
「さっぽろ冬のバカンス」のポスターのキャラクターです。

頭がわちゃわちゃとあります。20人くらいいたのかなぁ。
緑の風船を順番に持つこどもたち。

風船を持って
「重ーい!」
「軽いよー」「エー重いー!!」
風船が重い。さてなぜでしょうか??
実は風船の中に水が入っています。
これを氷点下10℃の外で一晩置いておくと雫の形をした氷ができあがるのです!
風船には1.5Lくらいの水は入っているので大人でも重く感じます。
そっとそっと次の子に手渡ししては
「おもーい」「かるーい」
と楽しそうに教えてくれます。
簡単に作れるので、皆さんも寒-い日には「しずくの氷」やってみてくださいね。
館内では、

「さっぽろ冬のバカンス」の展示、開催中です。
こちら、前にブログ(2/7■)で紹介した、「犬のしょんべん小僧」の型です。
結構大きいんです。
2月7日、8日に開催した、ワークショップやレクチャーの資料やモノを展示しています。
レクチャーはすべてモニターで再生しているので、来れなかった人も是非見に来てくださいね。
そしてそして昨日の晩に到着したアーティスト

黒田大祐さん
黒田さんは「さっぽろ冬のバカンス」に急遽参戦することになった広島県在住アーティストです。
「バスから降りるときに早速滑って転びました笑」
と雪国を実感中。
これから作品制作に取り掛かっていきます。
どんな作品が出来上がってくるのかしら。 わくわく!
21、22日のファイナルイベントでは黒田さんの作品の展示もありますので是非お越しくださいませ^^
moe
2015年02月13日
滞在者紹介
雪降る天神山です。
今日は滞在アーティストのダンス公演のお知らせです。
明日、明後日です。

滞在中の平原さん、小松さん、渡辺さんの3名が出演します。
日時:
2015年2月14日(土) OPEN 19:00 START 19:30
2015年2月15日(日) OPEN 18:30 START 19:00
料金:
両日ともに 前売り2500円 学生2000円 当日3000円 2日共通券4500円
会場:
サンピアザ劇場
〒004-0052 札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7-2
JR新さっぽろ駅より徒歩約3分、地下鉄新さっぽろ駅より徒歩約2分
主催:北海道コンテンポラリーダンス普及委員会
出演者など詳細はコチラ●
コンテンポラリーダンスって札幌盛んですよね!
私もときどき観に行きますが、じわじわと染み込んでくるメッセージや感動がたまらなく好きです。
是非どうぞ!
moe
2015年02月9日
イベントこれからの出来事
冬のバカンスに参加するお楽しみがまた増えました〜!
天神山アートスタジオにこられる方々から、「ここにカフェがあればいいのに!」と、みなさん口をそろえてリクエストされます。
雪が降ったときに、公園の中に近道ができたり、滑り台ができたり、歩道の高さがあがったり、いつもよりゆっくり歩いたり、、、”普段”から離れて違うことができる、いつもより自由になるということから、冬のバカンス「天神山の雪まつり」の2日間だけottimo×KAMOMEによるカフェを特別に開店します。
image:Catherine Bouquet
2月14日、15日、21日、22日のレクチャーやワークショップに参加する、また雪まつりの会場準備や、アーティストの制作活動にご協力いただいたら、もれなく「カフェ・チケット」を差し上げます。カフェのメニューはこのチケットを使って交換、楽しんでいただくことになります。
いまottimo×KAMOMEのお二人が計画してくださっているメニューはこちら(当日少しかわるかもしれません)
○じゃがいもの極み
○喜びの肉
○かまくらパン
○落ち着くおにぎり
○栄養補給スープ
○しあわせのいちごかき氷
*ottimoさんは、2月13日(金)星置にオープンする新しいトスカーナ料理のお店、KAMOMEさんは、銭函で大人気のかき氷やさんであり、時々美味しいケータリングをしているところです。
待ち遠しいですね!m
*2月1日、7日,8日のプログラムに参加下さった方で、21-22日に来られる方は当日チケットをお渡ししますスタジオのスタッフに一声おかけくださいませ。
2015年02月9日
アーカイブイベント
2月というのに、プラスの気温で雨に近いみぞれのふる冬のバカンス2回目の週末です。
昨日に引き続き、今日はワークショップ2本だて!
雪が降ると否応無しに「自分の身体(しんたい)」について考えさせられます。雪が降るときと降っていないときとでは、身体の使い方が変わってきます。それを身体表現として意識しなおしてみるプログラムです。
トレーナーの森脇さんによる午前中のプログラム。
「降雪地域に住む人に役立つ教育」=雪育(ゆきいく)に取り組むチームのメンバーでもあります。スキーのインストラクターをなさってもいて、昨日の雪の授業でプロスキーヤー等によるハイレベルのワザを子どもたちに披露してウィンタースポーツの魅力を伝える「スーパースキー」の中でも紹介されていた森脇さん。雪好きの世界は意外と狭い。
http://youtu.be/qxju_d9be20
参加者は、自分の筋肉をコルセットにして腰を痛めない体の使い方について学び、そして外にでて実践!おお、胴体は箱のようにとらえて動かさないようにして、股関節をつかってひねる、、、、なるほど!スコップの持ち方も伝授してもらいました。大きな筋肉だけ使うという方法でした。これなら、体を痛めずダイエット効果あり!
最後に森脇さんから「雪しぐさ」という雪の降る地域独特の思いやりの心とそれを当たり前のように実践しているということについて説明してもらいました。これには改めて地元の参加者一同感動していました。雪国のひとびと、まんざらでもない!
午後からは、札幌オオドオリ大学雪部(通称、雪ドリ部)の有志による、「マイ・ベスト・オブ・スコップを探せ!」というプログラムでした。浅香工業さんから提供いただいた除雪スコップ6本を実際に使ってみて、チェックシートを使って多面的に自分にあった=お気に入りの除雪スコップを見つけるという内容。こちらも除雪オタクのメンバーによる指導とうんちくの世界をすっかり楽しませてもらいました。
重いし、見た目もよくないしなんだかな〜でもこれしか好きじゃない!という一本を私もみつけました。非現実的でリスク無視の無謀な性質をまたしても知るハメになり、いま少しへこんでいます。けっこうじわっときます。これが体感ということでしょうか、、、、。

参加者ひとりひとりが,自分のベストスコップについてプレゼンするという内容も、それぞれの思い入れや道具の選びかた、果ては自分の本質まで暴露するような面白さ。たかが除雪されど除雪、除雪の道は奥が深いのでした。

ワークショップで使用した6本の除雪スコップは、プロジェクト期間中に天神山アートスタジオの展示スペースで実際にみてもらうことができます。そして、森脇さんの本日のプログラムも交流スペースで記録映像を上映する予定です。見逃した方は、天神山アートスタジオで全編見ることができますよ。
森脇さん、雪ドリ部のみなさん、どうもありがとうございました!
昨日の「雪」プロの授業でも、また今日のプログラムの中でも紹介されていた「北海道の小中学校の子どもたちの体力レベルが全国最下位」だというデータ。基礎体力づくりに取り入れられ用としている除雪という運動。もちろんその事実は、ゆゆしきこととして取り組むべきデータです。でも、別の見方をすると、多様な風土の日本の子どもたちをひとつのものさしで測っていいわけない、そのものさしだと最下位かもしれないけど、雪の冬を過ごす子どもたち、ひとびとの身体能力は、全国一律のものさしでは測れないもっとユニークなものなんじゃないかと考えました。
世界のどこを探しても年間積雪量6メートルの都市は札幌以外どこにもないのだから。その冬を毎年過ごしているんだから。
マニアックなプログラムは来週も続きます。
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