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去る7月、講師/アーティストに関川航平さんをお迎えして開催された天神山アートキャンプ2018。
https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-event/18814/
ついにその記録映像ができあがりましたので、YouTubeにアップロードいたしました。
ぜひご高覧くださいませ。
山田
アーティスト/Artist
関川航平 / Kohei Sekigawa http://ksekigawa0528.wixsite.com/sekigawa-works
前回に引き続き、冬のバカンス2016成果発表2日目の様子をお伝えします。
この日はアート&ブレックファストデーインターナショナルとボートのワークショップ「ティファニーで朝食を」が開催されました。
今回のアート&ブレックファストはスペシャルバージョン!2月20、21日に天神山だけではなくイギリスやドイツ等世界数カ所で同時開催されており、さらにここでは提唱者の三田村光土里さんをお招きしレクチャーが実施されました。
写真右奥が三田村さんです。参加人数は写真に写っているよりもう少し多く、約30人ほどいたかと思います。とってもにぎやか!
さらに、一人一品持ち寄りなので、並んだ料理の品数も多くとても豪華でした。ちなみにメインはカレー3種。
一通り食事がすんだら、三田村さんのレクチャーがスタート。
三田村さんの作品紹介や、アート&ブレックファースト開催までのお話がありました。特に印象的だったことは、ディナーは人との交流がフォーマルになりがちだけれど、朝食だとよりカジュアルに接することができるということです。また、海外だとメニューは定番の物にかたまりがちですが、日本でアート&ブレックファーストを開催すると色々なメニューが出てきて豪華になるそうです。たしかに、この日もカレーやおにぎりやきんぴら等、本当に多種多様なメニューが並びました。
午後はボートのフードジュエリーワークショップ「ティファニーで朝食を」を開催。
ワークショップで作るような、食品からできたアクセサリーからなる彼女の作品シリーズ「ティファニーで朝食を」のレクチャーからスタート。
この日は数種類の豆とテグスやアクセサリー金具を使って、参加者が思い思いの作品作りに挑戦しました。
完成した作品たち。それぞれの個性が光りますね!
最後は参加者みんなでアクセサリーつくりにも使われていた小豆を使ったお汁粉を堪能!(写真だと少しわかりづらいですが...)
そして、冬のバカンス2016はこの日をもって終了いたしました。1月31日から成果発表まで無事に開催できたのも、アーティストの活動にご協力いただいた皆様、会場運営等をお手伝いいただいたボランティアの皆様、成果発表にご参加いただいた皆様のおかげです。厚く感謝申し上げます。
冬ばかは終了してしまいましたが、まだまだ天神山にはアーティストが沢山滞在しています。アーティストとしゃべってみたい、卓球したい(卓球台有り!)、アート関係の本を読んでみたい(関連本多数&おこた有り!)という方は、ぜひぜひ遊びに来てくださいね!
撮影:小牧寿里
On the 21st of Feb, Sapporo Tenjinyama Art Studio held the Art & Breakfast Day International and Boat’s workshop “Breakfast at Tiffany’s”.
This Art & Breakfast was special, because it was by Midori Mitamura who is its proponent. She also delivered her lecture about her works and Art & Breakfast. Additionally on the 20th and 21st, Art & Breakfast was held not only at Tenjinyama, but also in various spaces all over the world.
At Art & Breakfast, about 30 participants enjoyed many kinds of foods that they brought.
After breakfast, Midori Mitamura delivered her lecture. Particularly interesting topics covered were that, though people tend to behave formally at dinner time, at breakfast they can communicate more casually, and while in other countries breakfast menus tend to be fixed and not have so much types, in Japan they have various kinds.
In the afternoon, Boat’s workshop was held, started with her lecture about her previous artworks series “Breakfast at Tiffany’s” which are made from foods, too. In the workshop, participants tried creating accessories with some beans and other materials. Each of their works was beautiful. Finally, they ate Oshiruko, which is made from sweet red beans; some of the beans were also used in making the accessories.
The winter residence program finished at the end of the day. We, the Tenjinyama staff really appreciate the efforts of the people who cooperated with the artists for research, the volunteer staff, and the visitors to final presentation!
Other artists are still working at the Tenjinyama Art Studio, so if you are interested in them, want to play table tennis (Yes, we have table set up to play it!), want to read books related to the arts (Yes, we have many books and a Kotatsu that is a Japanese traditional table with heater ! ), come to Tenjinyama!
Photo by Yoshisato Komaki
Akiko
こんにちは。雪は順調に溶け、今年の春はもう目前...!と思っていたら、ここ一週間でどっと雪が降りましたね。天神山周辺の木々にも沢山の雪が降り積もり、まるで白いアメリカンドッグが群生しているようです。
さて、1月31日(日)より始まった国際公募アーティスト・イン・レジデンスプログラム「さっぽろ冬のバカンス2016」ですが、先週末の2月20日(土)、2月21日(日)にその成果発表が行われました。
今回は成果発表1日目、2月21日(土)の様子をお伝えいたします。
この日は、招聘アーティストの潘 逸舟さんとBoat Xiaochuan ZHANG (ボート・シャオチュアン・チャン)の作品展示があったほか、札幌彫刻美術館の学芸員、樋泉綾子さんを聞き手にお招きしてのギャラリートーク、Ina KWON(イナ・クウォン)のレクチャー・パフォーマンスが実施されました。
ギャラリートークの様子。各作品を鑑賞しながらトークが展開されました。作家への質疑応答の時間は、予定していた終了時刻を大幅にオーバーするほど白熱しました!
ボートのギャラリートークの様子。函館、稚内、釧路など北海道内各所を旅してきた彼女は、旅先で採集した雪を狸小路で販売するというプロジェクトを展開しました。当日は販売パフォーマンスの写真アーカイヴ、実際に販売していた雪やその包装用の紙袋が展示され、中国人がもつ北海道のイメージや、販売や宣伝に関して彼女が作品に込めたコンセプトの解説がありました。
潘さんの映像作品をトーク参加者全員で鑑賞。作品は2作品有りましたが、この写真のものは複数名の人物が誰かの足跡をたどりながら歩いていく映像作品「Behind of Someone」。自分たちの歩いている道は誰かが歩いて作っていた道であること、足跡の交差点では自分の意志で行き先を決めているのと同時に、それもすでに誰かの歩んだ道をたどっていること等を色々と考えさせられる、シンプルで力強い作品でした。
イナのレクチャー・パフォーマンスの様子。彼女は滞在期間中、大倉山や関係者へのインタビューなど、1972年の札幌オリンピックについてのリサーチを重ねてきました。その成果をプロジェクターと写真や地図、懐中電灯を使いながらパフォーマンス形式で発表しました。
また、この日は大風呂敷工場の風呂敷すべりが開催され、こちらも多くの参加者でにぎわいました。
大勢で乗ることができとても楽しそう!さらに雪で背景が白いため、写真で見ると宙に浮いて見え、魔法の絨毯のようです。
次は2日目の様子をお伝えします!お楽しみに!
撮影:小牧寿里
On the 20th and 21st of Feb., Tenjinyama Art Studio held the final presentation of their winter residence program.
On the 20th, many visitors participated in a gallery talk with Ayako Hizumi, a curator in “Hongo Shin Memorial Museum of Sculpture, Sapporo,” and Ina’s lecture & performance.
Boat, who had gathered snow from various places to sell while traveling around Hokkaido, exhibited archives of her “snow selling performance” and her snow products with their wrapping bags. In her gallery talk, she explained the view that Chinese have of Hokkaido, sales, and advertising; they are an important part of the concepts of her works.
Han created two video works in this program, which are simple, but have strong messages. An image on this article is a photo of one of them, “Behind of Someone”. I felt from it that the road I’m walking on was already created by someone, or even I chose another direction at the crossroads, thinking that it was my own way that I definitely chose, but actually it was created by others.
Ina researched for The 1972 Sapporo Olympic Games, where she visited Okurayama, a man familiar with The Sapporo Olympics. She showed the results of her research in her performance, using projections, photos, maps on paper, and a torch.
Additionally, Oburoshiki sliding was held outside. Lots of participants enjoyed sliding down on a hill behind the Art Studio. Because the ground was covered with snow, people with Oburoshiki on the hill looked like they were floating!
Photo by Yoshisato Komaki
Akiko
みなさん、お晩でございます。
天神山アートスタジオは明日、明後日
「さっぽろ冬のバカンス」の展示を控え、もりもりと準備が進んでおります。
多分来てみると、いつもと違う天神山を楽しんでいただけるかと思います。
よく見たら、滞在中のチュアン・トランも手伝ってくれているじゃあないですか。
おいおい、嬉しいな!
そんな感じで、手作り感満載の天神山へぜひ、20日、21日遊びに来て下さい。
お待ちしております!
こんにちは。
2月11日、さっぽろ冬のバカンス2016招聘アーティストの潘逸舟さんとイナ・クウォンさんがモエレ沼公園公園、石狩湾でリサーチ&撮影を行いました。
前日は札幌全体が猛吹雪となっておりましたが、当日は晴れ、降り積もった新雪のおかげで絶好の撮影日和となりました。
人口の山に興味があるイナはモエレのモエレ山を撮影。山では子供達がそりを楽しんでいました。
潘さんは作品となる映像を撮影。どんな作品が出来るのでしょうか...
プログラム開始からあっという間に2週間がたち、アーティストたちの活動もいよいよ大詰め。3人はそれぞれどんな活動をしてきたのでしょうか?冬バカ成果発表会は今週末2月20日(土曜日)・21日(日曜日)です。皆さまぜひ遊びにいらしてくださいね。
週末のイベント情報は下記URLよりご確認頂けます!
https://beigejackal76.sakura.ne.jp/event_index/
On the 11th Feb., Ina and Han, who are artists of the “Artist in Residence Program” in winter 2016, visited Moerenuma Park and Ishikari Bay to research and shoot photos and videos. It was a good day to visit, because everything was covered with fresh snow which had fallen heavily on the previous day.
Ina, who is interested in artificial mountains, photographed Moereyama in Moerenuma Park, while children enjoyed sledding down from the top of the mountain.
Han shot some videos for his art work.
The final presentation of this residence program is this weekend, on the 20th and 21st of Feb.
Get details of the events from the following URL and join us!!
https://beigejackal76.sakura.ne.jp/
Akiko