カテゴリー:創作活動一覧
道東にある森の奥、闇にまぎれ
ただひたすらじっと待ち構える。
狙いは、Blackison’s Fish Owl
シマフクロウ。
田中博さんは旭川出身の写真家で、主にシマフクロウをテーマに活動を行っています。
カフェ エスキス内でシマフクロウのこと展を開催します。
シマフクロウの聲がきこえる。
カフェ エスキス 4月12日(木)~5月8日(火) 12:00~24:00(日・祝~21:00)
◎水曜日定休日 ※4/24(火)は臨時休業
5/1(火) トークイベント「シマフクロウに学ぶ自然保護」
◎19:30~21:00(開場19:00~) ◎1ドリンク付 1,000円
◎要予約 ※ご予約は店頭またはお電話にて前日まで
こんな感じで書くと非常にシリアスな感じですが、
シマフクロウについて何でも気軽に話してくれる田中さん。
シマフクロウの名の由来はかつて北海道が蝦夷島(えぞがしま)と呼ばれていた時に、
シマにいるフクロウということでシマフクロウと名付けられたとのこと。
写真をお願いしたら、ノリノリでボースをとってくれました。
額に入っているのはシマフクロウの羽なんですが、触らせてもらうと驚きです。
触れているのに感触が全然ないぐらいに、柔らかく軽い羽なんですね。
夜ひとりで真っ暗な森の中キャンプをする過酷なシマフクロウの撮影についてや、
現在、北海道に約160羽しかいないシマフクロウの生態についてなど、とても貴重な話をしてくれます。
田中さんのサイトにもシマフクロウのすてきな写真が載っていますので是非チェック。
田中博HP ⇒ http://tanaka.photo/index.html
本日4月12日から5月8日まで基本的に展示会場のカフェ エスキスにいるので、
ぜひ時間を見つけて田中さんに話しかけてみてください。
あっという間に1~2時間過ぎてしまいますよ!
アーティスト/Artist
田中博 / Hiroshi Tanaka http://tanaka.photo/index.html
リンク/Link
カフェ エスキス/Cafe Esquisse http://cafe-esquisse.net
フランスのパリからやって来た、アクセル・ディゴワさんです。
日本語を少し話し、ドラゴンボールが好きなアニメーション作家さんです。
今回、日本滞在中に次回の作品の為のリサーチ等を行なう予定です。
そんな、アクセルに「ちょっと作品見せてよ」と聞いてみたところ、快諾。
彼がマリのミュージシャンとコラボして作ったMVを紹介してくれました。
動画はこちら↓
こちらのタイトルとなっている「TINARIWEN」はマリ共和国で話されているタマシェク語で
「砂漠」という意味との事。
そして、4月15日(日) 10:30~12:30に行われる、「アート&ブレックファストデー」内で
活動紹介をしてもらう予定なので彼の作品を堪能していただけること間違いなし。
また、滞在期間中には日本語の勉強をしたいということなので、
見かけたらぜひゆっくり目の日本語で話しかけてください。
卓球好きなので遊んでいたら声かけてくるかもしれませんよ!
小林
アーティスト/Artist
アクセル・ディコワ / Axel Digoix https://vimeo.com/user2101465
リンク/Link
アート&ブレックファストデー / Art &Breakfast Day
日本全国を見れば既に桜が咲き乱れているのに、天神山には未だ雪が残っています。
だいぶ暖かくなってきましたが、まだ寒い。
でも、そんな中滞在者の間中ムーチョさんがパフォーマンスを行いました。
ムーチョさんは昔、あの有名なシルバニアファミリーのデザイナーとして働いていたという経歴を持つ方で、
ネズミの家族の誕生日は彼女の家族の誕生日だとか。
今回、野外で行ったパフォーマンスのタイトルは「つち」。
雪の上に撒いているのは肥料で、よく見ると目の部分が「つち」という文字で書いてあります。
彼女は茨城に住んでいた2011年、3.11の東日本大震災に被災。
庭に植えていた植物が異常成長した事を目の当たりにし、関西に避難を決めました。
このパフォーマンスは擬人化された土が言葉を語ることでストーリーが進んでゆきます。
間中さん曰く「土への感謝と弔いの気持ちをこめて、本物の土と一緒にパフォーマンスをします。
もしよろしかったら一緒に土と遊びましょう。」とのこと。
見た目はとてもかわいいのですが、そこに込められた思いは深刻なものです。
放射能で汚染された土が黒い袋に包まれ、行く先もなく彷徨っている姿は、
ある日を境にその場所を離れなければならなくなった人たちを思い出させます。
何かを、そして誰かを非難するということではなく、
まずは大切な何かや誰かと共存していくために私たちが日々大事にしなければならないもの。
それは足元にある、大事なものなんでしょうね。
小林
アーティスト/Artist
間中ムーチョ / Manaka Mucho ⇒ 絵本「ぬかどこさま」がこちらでご覧いただけます。
釧路から車でやって来た、富田さんです。
彼は北海道教育大学釧路校で働きながら、国内で活躍するアーティストです。
今回は北海道大学院国際広報メディア・観光学院の准教授や
アーティスト・イン・レジデンススペースOperation Tableディレクターとのミーティングで来札しました。
滞在期間は短かったのですが、その期間中に偶然大学時代の後輩に再会、
お互い知らずに天神山に滞在していたため、驚いておりました。
これ、実は「あるある」話で、
さっぽろ天神山アートスタジオには年間約400名のアーティストが日本全国・世界各国から訪れます。
1ヶ月滞在するだけで、様々な分野のアーティストと出会い新たなネットワークが生まれてゆきます。
また、月1回開催している「アート&ブレックファストデー」では、
参加している一般の方々と滞在アーティストとのコミュニケーションが図られており、
まさに、国際交流の最前線を見ているようです。
ぜひ、皆さんも天神山に遊びにお越しください。
素敵な出会いがあるかもしれません。
アーティスト/Artist
富田俊明 / Toshiaki Tomita http://toshiakitomita.info/index-jp.html
リンク/Link
Operation Table http://operation-table.com
今日は朝から雪が降っていますが、本日よりs(k)now [ snow + know] 雪 、冬 、北 方 圏の
展覧会及び活動記録展示が始まりました。
雪降る天神山にぜひ、遊びに来て下さい。
小林
アーティスト/Artist
西松秀祐/Shusuke Nishimatsu http://shusukenishimatsu.com
ミッシェル・アンジェリカ・カビルド “ミカ” / Michelle Angelica Cabildo “MICA”
リンク/Link
2017年度さっぽろ天神山アートスタジオ国際公募アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業/Sapporo Tenjinyama Art Studio Artists in Residence Program 2017-2018 Winter
https://beigejackal76.sakura.ne.jp/event-item/2018/02/15922/