カテゴリー:創作活動一覧
ウィーーーーーン!
という音が事務所から響き渡ります。
常連アーティストのドリアン・カヴェさんです。
彼がなにをしているかというと、この貝殻にルーターという機械を使って穴を空けているのです。
しばらくすると、この通り。
彼は前回8月頃に天神山を訪れ、それから1ヶ月かけて道内を自転車で移動していました。
前回の様子⇒ こちらをクリック
道内にある様々な農業共同体のリサーチを行っていたとの事。
(↓の写真にあるオレンジの印がドリアンの移動で、札幌から羅臼⇒稚内⇒札幌を移動しております。)
で、その際に海岸で見つけたきれいな貝殻を大事に持ってきて、
「これでイヤリングを作りたいんだよ」なんて、ロマンティックなことを言うんです。
誰にプレゼントするの?ってきいても、「ヒミツです!(日本語)」って教えてくれません。
まあ、彼女にプレゼントするんでしょうが。
そして、この穴を空けた貝殻をスタッフの知り合いのアクセサリー作家さんにお願いしたところ・・・
こんな素敵なイヤリングが完成。完全に商品のクオリティじゃあないですか。
こんな、一コマでした。 ryotaro
アーティスト/Artist
ドリアン・カヴェ/Dorian Cave https://cn.linkedin.com/in/dorian-cavé-4550b214
天神山文化祭、報告その3です。
9月23日(土)、24日(日)の2日間で行われた文化祭。
このお祭りを通じてイベントを楽しむだけでなく、
天神山周辺地域の文化や歴史に触れてもらいたいという思いがあります。
そういった考えから、様々な企画が生まれており、
今年4年目となる「まち歩き」も2日間にわたり行われました。
その内のひとつがこちら
道新りんご新聞編集長の伴野卓磨さんによる濃密なまち歩きイベント「ブラリンゴ」。
南平岸駅からアンパン道路を渡り、精進川、天神山へと進む1時間半のまちあるき。
平岸地域の情報発信を行っていることもあり、並外れた知識と情報量がある伴野さん。
参加された皆さんも大満足のようでした。
そして、こちらは地域の長老と歩く「うわさんぽ」、平岸に生まれ育った生の経験を聞きながら歩くこの企画。
地域の町内会長さんだからこそ知りえる裏話にみんな驚いておりました。
そしてこちらが、豊平区地域振興課さん企画の「天神山の魅力を語る会」。
天神山を様々な角度から掘り起し、どんな魅力が隠されているのかを探ります。
たまたま平岸地域に引っ越してきたばかりの家族の方も参加していましたが、満足していた様子です。
そして、地元ミュージシャンによる音楽祭。
こちらは昨年に続き参加の親子セッション、Sweet’n sourのお二方。素敵なジャズが天神山に響き渡ります。
その他、いのちがいっぱい(吉本輝明/Vo&G 島田淳子/Key&Rec)さん。
キーボードの島田さんとアンパン娘が知り合いだったことが発覚しいきなりのコラボ!!
北海学園大学Free Formless Jazz Bandのみなさんや、吟遊詩人の三瓶隆さん。
こうして、地域の方々と共に天神山を盛り上げる会「天神山文化祭」も無事終了。
関わって頂いた団体の皆様、来て頂いた皆様に感謝の2日間となりました。
来年はどんなお祭りになるのでしょうか。
さっぽろ天神山アートスタジオ
小林亮太郎
こちらは毎度おなじみの、地域の特産品紹介です。
知らない人も多いのですが、天神山の周辺にはキノコやバラの農家さんがあるんですね。
こちらは立体切り絵のワークショップです。
美術家の佐藤隆之さんは様々な作品をハサミ一本、紙一枚で表現します。
ザリガニもこのとおり、羽もこんなに鮮やかに表現できるんですね。
今回、佐藤さんの作品をもとにクワガタやトンボ、カブトムシなど、様々な作品にチャレンジができます。
時が経つのも忘れて夢中になっている大人の方も多かったようです。
こちらはキャンドルワークショップの様子。
色とりどりのロウを好きなように組み合わせてオリジナルキャンドルを制作します。
澄川在住の佐仲さんによるこのワークショップも今回で三回目。相変わらずの人気です。
こちらはポテトワークショップ。
市民交流事業の庭プロジェクトでも活躍してくれる
「さっぽろ天神山遊学会」のみなさんと新陽高校のボランティアの子たちが協働して行いました。
じゃがいもに関する様々なトーク、高校生による発表などが行われました。
また、高校生による絶品「イモモチ」も会場のみなさんに振る舞われました。
こちらはいけ花の展示です。
子どもから大人まですてきな作品が並びます。
また、いけ花体験ワークショップも行なわれました。
その他にも、地域産品による「のんびり喫茶天神山」も開店。
文化祭ではお馴染み、アンパン娘のみなさんが笑顔で対応してくれます。
お絵描きコーナー天神山夢マップも好評です。
展示スペース内には、張小船(ボート)さんの滞在成果展が実施されており、
多くの方が見に来てくれました。
つづきます。
2017年9月23日、24日にまちづくり会「いきいき南平岸」さんとの共同主催で、
第4回天神山文化祭が開催されました。
2014年のさっぽろ天神山アートスタジオ開館から毎年恒例となった文化祭、
オープニングには多くの方々がお集まりくださいました。
この文化祭の魅力は地域の様々な団体・個人の方々が協働してお祭りを生み出していることです。
そのため、オープニングでは各参加団体の方々のご紹介から始まります。
そしてオープニングアクトには天神山に滞在経験のある中村優見さんにご出演いただきました。
忙しい中駆けつけてくれた西田豊平区長から開会の一言を頂きスタートです。
館内ではさっそく、天神山オリエンテーリングの受付が始まっております。
今年度初めて行う試みで、スタジオ内だけでなく緑地内のポイントを巡ります。
様々なコース設定がされており、コースを回ると天神山の歴史や文化、すてきな景色が見える場所など
より深く天神山を知ってもらうことができます。
この他にもたくさんの企画が行われました。
次のブログでご紹介いたします。
天神山に2回目の滞在となるニール・ホールさんです。
彼は眼科専門の外科医として20年以上に渡って開業医として働いていた
異色の経歴を持つ詩人です。
今回の札幌滞在期間中には藤女子大学、北星学園大学、北海学園大学、
で詩の朗読会を行いました。
彼のテーマは黒人差別。
「差別を受けた」という体験がなければ自分事として感じられることは容易ではありませんが、
彼の詩を通じ、ある種の疑似体験として感覚的に伝わるものがあるのだと思います。
また今年9月25日には北海学園大学大森一輝教授の訳による、
詩集「ただ黒人であることの重み」を出版。
じわりじわりと、彼の詩が日本にも浸透しつつあるようです。
天神山にも1冊贈呈していただいたので、お越しの際にはぜひご覧ください。
ryotaro
Art&Breakfast Day
Akihiko Okada workshop
天神山の常連、ボートこと張小船さんです。(画面左)
彼女は今回、SIAFのディレクター大友良英さんのインタビューを行なったり、
自身のプロジェクトの編集等を行いに天神山にやってきました。
ちなみに札幌に来る前は、
ヨーロッパの各地を回ったり対馬のプロジェクトに参加していたりと大忙しのよう。
彼女が普段アーティストとして、
どんな風に生活をして、どんなものを見ているのか、面白かったので展示してもらいました。
展示は本日9月15日(金)から21日(木)までの予定です。
ぜひお越しください。
アーティスト/Artist
張小船(ボート)/Boat ZHANG Xiaochuan
http://www.boatzhang.com/about.html
大友良英/Yoshihide Otomo
http://www.japanimprov.com/yotomo/yotomoj/
リンク/Link
SIAF(札幌国際芸術祭)/Sapporo International Art Festival