小学校来校、2日目です。
さあ、本日で作品が完成するんでしょうか?
この日も、常連の子たちが中心になってやって来てくれました。
彼らも要領を掴んだようで、もりもりと作品が形になってゆきます。
ほんと、心強いですね。
今回、製作した作品は京都で行われる展覧会に展示する予定です。
ですが、子ども達と作った作品を地域の方々に見てもらいたいということで、天神山で展示を行いました。
また、石川雷太さんの作品も展示、多くの方々が見に来てくれました。
さっぽろ天神山アートスタジオでは、滞在アーティストによる市民交流事業を積極的に行っております。
ご興味、ご関心がある方は是非一度事務所までお問い合わせ下さい。
ryotaro
お問い合わせ
市民交流事業担当:小林亮太郎
電話:011-820-2140 メール:info@tenjinyamastudio.jp
アーティスト/Artist
羅入/laju http://kondon.org/laju/
石川雷太/Raita Ishikawa http://erehwon.jpn.org/raita_ishikawa/
こちらは平岸高台小学校の一階スペース。
嵐のような中休みをなんとかやり過ごし、心を落ち着かせて昼休みを待ちます。
どのくらい来るのかな?と、少し怯えていたのですが低学年の子たちからチラホラ。
あくまで、自由参加なので何人子ども達がやって来るかはわからないのですが、
少人数だとじっくりきれいに作品が作れそうです。これはこれで良し!
小さい手でぺったんぺったん、かわいいですね。
そうやっているうちに、通りすがりの子ども達が「僕もやる~」と飛び入り参加。
1日で子ども達と触れあえる時間が、中休み&昼休みの計30分程度しかないんですが、
とりあえずここまで完成。試しも含めてなので、まずまずですね。
また、別の日程でやって来ることになり、
とりあえず、それまではこんな感じで保管していただくことになりました。
とても協力的な平岸高台小学校さんに感謝ですね!
つづきます
ryotaro
アーティスト/Artist
羅入/laju http://kondon.org/laju/
石川雷太/Raita Ishikawa http://erehwon.jpn.org/raita_ishikawa/
天神山に滞在する羅入(らじゅ)さん&石川雷太さん。
子ども達と一緒に制作活動ができないか?
というアーティストの希望を受け、そこから始まった市民交流事業のご紹介です。
こちらは平岸高台小学校。以前より、天神山に滞在するアーティストがお世話になっています。
学校に入ると早速、ウェルカムボードに名前が!嬉しい限りですね。
校長先生と話を済ませ、早速現場に向かいます。
授業中に活動を行うのではなく、子ども達が自由な中休み・昼休みに
この場所をアトリエのように使わせてもらうことになりました。
早速、子ども達が来る前に準備を行います。
こちらは弁柄(べんがら)という顔料で、これを使って子ども達の手形を作品にします。
色のチェックと、実際にどんな感じになるのか試してみます。
おっ、いい感じ!
そして、休み時間が始まります。
あっという間に、大盛況です。
手に刷毛で弁柄を塗って、それを紙にビタン!と押すだけ。
手がヒヤッとして、気持ちがいいようです。
気付いたら、長蛇の列が!!
中休みの15分間で、約50人ぐらいの子ども達がやって来てくれました。
それで完成したのがこちら。
実はこれ、本作品ではなくてどんな感じになるか「試し」だったんです。
ただ、これだけでも子ども達のエネルギーや元気が感じられます。
作品はどうなるのか、楽しみです!!
続きます
Ryotaro
アーティスト/Artist
羅入/laju http://kondon.org/laju/
石川雷太/Raita Ishikawa http://erehwon.jpn.org/raita_ishikawa/
天神山アートスタジオに入ると、子どもたちの笑い声や、ピアノの音色が聞こえてきます。
今日も、誰かがピアノを弾いているようです。
When you enter Tenjinyama Artstudio,
you can hear the laughter of the childrena and the sound of the piano.
Even today, someone is playing piano.
こちらは金井隆之さん。
声楽とギターを主軸に、コンサートや舞台公演、作曲など幅広く活動する音楽家です。
This is musician Takayuki Kanai.
He was widely active as an vocalist, guitarist, performer and songwriter.
来館後、早速一階のサロンスペースに様々な楽器を配置し始めました。
After visiting, he started placing various instruments in the salon space.
そして、集音マイクとスピーカーを配置。
Then he places sound collecting microphone and speaker.
やって来た人たちの声や、楽器の音をマイクで取り込み、
それを複数のスピーカーからタイミングをずらして出力します。
すると、音が駆け回り交差するような、そんな不思議な空間が生まれます。
He records the voice of the people and the sound of the instrument with a microphone.
Then the sound recorded are output from several speakers.
ここで生まれた音は録音され、Kaleidophonyと題した作品になるとのこと。
どんな音楽になるのか、面白そうですね。
He makes music that he recorded in this place.
アーティスト/Artist
金井隆之/Takayuki Kanai http://kanaitakayuki.com/
茨城県から石川雷太さん、京都府から羅入(Laju)さんがやってきました。
Raita Ishikawa from Ibaraki, Laju from Kyoto came to Tenjinyama.
滞在期間中は制作活動を中心に、展示や小学校でのワークショップも行いました。
During the stay at Tenjinyama, They held exhibitions and workshop at elementary school.
こちらは羅入さんの作品。制作風景を見学させていただきました。
This is one of laju’s works.She show her some paints.
墨で描く繊細な作品。美しいですね。 It’s ink painting. It’s delicate and beautiful.
一方、こちらは近隣の小学校で行ったワークショップの様子。
On the other hand, this is a workshop at a elementary school.
子ども達の手形で作品制作を行いました。こちらの活動の様子はまたブログで特集いたします。
This work is made of Children’s hand print. About this activity will be featured in this blog.
そんな、羅入×石川雷太さんの展示が7月15日より7月20日まで開催しております。
ぜひお越しください。
They held exhibition in Tenjinyama from 15th-20th July.
Laju×Raita Ishikawa GATE/PASSAGE
アーティスト/Artist
羅入/laju http://kondon.org/laju/
石川雷太/Raita Ishikawa http://erehwon.jpn.org/raita_ishikawa/
現在、さっぽろ天神山アートスタジオに滞在しているマンホン・ラム(ManHong Lam/オランダ)から
皆さんの「お話し」を募集しています。
(マンホンと息子のキーヨン)
彼女は当スタジオに3ヶ月間滞在するオランダのデザイナーで、
人々をつき動かす思考や動機、感情に興味を感じて作品制作を行っています。
主に、様々なクラフトを用いて、オブジェやインスタレーション制作と作品で表現しています。
(天神山での制作風景)
香港の制作では、現代の中国社会における神話の役割について学びました。
彼女は古い民話や神話といった物語が、現代においても何かを教えてくれるのかどうかに興味を持っています。
場所や時間に関係なくいつもそういった物語から私たちは何かを学ぶことができるのではないかと思っています。
マンホンが香港で見つけた物語のひとつに、清朝の皇帝とその3000の妾の物語があります。《3000の妾たちはみな皇帝の注意を引こうと試みていました。ある日、ある妾が皇帝がひとりの女性に興味があることに気付き、その女性を拉致して大きな石のカメに頭だけ残し入れてしまいました。嫉妬深いその妾は、カメに閉じ込めた女性に魔法の朝鮮ニンジンを与えたため、女性は死ぬことができず永遠に苦しむことになったのです。》
この物語をもとにマンホンは「Vonniskruik(判決の水差し)」と呼ばれる陶芸作品を作りました。この作品は二つの意味合いを示しています。一つは閉じ込められた妾の苦しみを表現している。もう一つは妾の首を切ることで、彼女を永遠の監獄から解放するという意味をもたせようとしています。
彼女はさっぽろ天神山アートスタジオでの制作で、みなさんの「お話」を聞きたいと思っています。
ご両親やおじいさん・おばあさんから聞いたような昔話や、いまだに覚えている不思議な話など、
(民話、神話など、何でも結構です)
その話があなたにとってどんな意味を持っているのか、ぜひお聞かせください。
お問合せ/さっぽろ天神山アートスタジオ事務所
電話/011-820-2140 メールアドレス/info@tenjinyamastudio.jp 担当/小林