みなさんご機嫌いかがでしょうか。
2017年も残りわずか、アートスタジオは本日28日が今年の最後の営業日です。
今年最後のブログでご紹介するのは、
松本力さんによるオリジナルアニメーション「I keep my chair in your sight to Tenjinyama」です。
天神山に昨年度滞在し夏休みの子ども企画「夏のこどもオープンスタジオ」を担ってくれた松本さんが、
メッセージを映像にして送ってくれました。 どうぞご覧ください。
それではみなさん良いお年を!! また来年お会いしましょう。
さっぽろ天神山アートスタジオ一同
アーティスト/Artist
松本力/Chikara Matsumoto http://chikara.p1.bindsite.jp/index.html
リンク/Link
天神山夏のこどもオープンスタジオ https://beigejackal76.sakura.ne.jp/tag/アートキャンプ2016/
こちらは、北イタリア(ミラノの少し北)からやって来た、パオロ。
札幌には音楽ツアーでやってきました。
(※12月19日にCooで横山祐太さん、菊田規浩さんとともにコンサートを行いました。)
最近、イタリアからもよくアーティストが天神山にやってきます。
彼は、スイス国境に近い所で生まれたこともあり、イタリア語、英語、フランス語、スペイン語、
そして5年くらい住んでいたのでノルウェー語も話すことができるんですって。
天神山の滞在は短かったのですが、横山さんと共に1階ホールでもコンサートを開いてくれました。
トランペットの横山さんと、クラリネットのパオロによる、インプロビゼーションによる演奏。
昔は違う楽器をやっていたらしいんですが、ここ4~5年はクラリネットで演奏しているようです。
ってか、前回来ていたヴァンサン&ポールも横山さんと一緒に演奏していましたね。
インプロビゼーションとは即興、アドリブによる演奏の事を指します。
決まった旋律をなぞるのではなく、その場の雰囲気や相手とのやりとりで音が奏でられてゆきます。
時には、なんじゃこりゃ、って日もあるそうですが、素敵な音色に出会うこともあるとのこと。
聞いていると、心地いいですよ。寝てしまいそうになりました。
そんなパオロは朝一で新千歳空港に向かい、大阪行きの飛行機に乗るそうです。
日本には1月中旬までいて、それからイタリアに戻るとの事。
ここ数年こんな感じであちらこちらを旅しているので、そろそろのんびり生活したいようで、
イタリア北部の山間の村にアパートを見つけたので、そこで畑しながら生活するんだ、って言っていました。
色々な人がやってきますね、天神山。
小林
アーティスト/Artist
パオロ・ガイバ・リヴァ / Paolo Gaiba Riva https://soundcloud.com/p-pgr
リンク/Link
くう/COO http://www.sapporo-coo.com/?p=5038
倉庫のような場所に立っているのはエヴァ(左/フランス)とマリーン(右/カンボジア)です。
2人はS-AIRという団体のアーティスト・イン・レジデンスプログラムで招聘されており、
「なえぼのアートスタジオ」で展示を行います。
12月16日(土)にはトークを予定。ぜひご覧ください。
場所/なえぼのアートスタジオ
日時/2017年12月13日(水)~17日(日)
平日 17時~20時 土日13時~20時 入場無料
★12月16日(土)★
18時~アーティストトーク、19:30~合同レセプションパーティー
小林
アーティスト/Artist
エヴァ・ジェルソン/Eva Gerson
マリーン・イム/Maline Yim
リンク/Link
NPO S-AIR http://www.s-air.org
なえぼのアートスタジオ/naebono http://www.naebono.com
長野県からやって来た、たむらひとみさんです。
彼女は以前、原始感覚美術祭に参加し、その際にレジデンス経験をしたとのこと。
今回、人生2回目となるレジデンスを天神山で行いました。
作家さんたちは普段、制作していると引き籠り&孤独になりがちなのですが、
ここでは同時期にいるアーティスト達と交流をしたり刺激を受けることもあるので、
よい環境で制作に向き合えるようです。
そんなたむらさんですが、短い期間ながら滞在制作した作品を展示しています。
本日8日(金)~9日(土)の2日間、一階展示スタジオでご覧いただけます。
見るだけで暖かくなるような作品ですので、ぜひお越しください。
小林
アーティスト/Artist
たむらひとみ / Hitomi Tamura https://www.facebook.com/hitomi.tamura.5437
リンク/Link
原始感覚美術祭/SHINANO primitive Sense Art Festival
こちらは川上りえさんです。
現在、札幌市の支援事業「おとどけアート」に参加し、天神山から山の手小学校まで通っています。
★おとどけアートとは★
アーティストが小学校に一定期間滞在し制作を行い、休み時間に交流を行う事業
今回の活動は、小学校の図工室にりえさんの簡易作業所(すぐできる工場)を設置し、
その中で、作品を制作。校内に飾ってゆきます。
上、グラインダーで鉄の破片を削る作業。 下、溶接中。バチバチッ!!
12月1日(金)から始まったこの活動は、12月13日(水)まで続きます。
日々更新するブログをチェックしてみてください!
おとどけアートブログ⇒ http://inschool.exblog.jp/i76/
小林
アーティスト/Artist
川上りえ / Rie Kawakami http://reicreatesart.wixsite.com/riekawa
リンク/Link
ファビュラス/FAbULOUS http://www.rounduptrading.com
おとどけアート/Artist in school http://inschool.exblog.jp/i76/
山の手小学校/Yamanote elementary school http://www.yamanote-e.sapporo-c.ed.jp
オーストラリアからやってきたトーマス・チュンさんです。
彼はさっぽろ天神山アートスタジオに滞在しながら作品を制作し、今月23日から12月26日まで
市内ギャラリーsalon cojicaで友人の松浦進さんと展示「Just Walking Alone」を開催しています。
今回、彼が10年に渡って様々な国で経験してきたレジデンスの体験を作品と共に紹介してもらいました。
幼いころからシャイだった彼は自分が変わるきっかけになればと、
アーティスト・イン・レジデンスに行くことを決めました。
行先はスカンジナビア半島のスウェーデン。現地の人たちもシャイとの話しを聞いて、決めたそうです。
星の王子様に影響を受けた彼は、子ども達の目線でみえる世界を通じて大人たちにメッセージを送り続けます。
お菓子やおもちゃ果物など、編んでつくった可愛らしい作品が彼の展示に並びます。
どれも忘れてしまった子ども心を思い出させるようなものばかりです。
(左、通訳の桑原さん、左から2番目がトーマス)
繊細ながらも優しく心温まるような彼の作品は、現在salon cojicaでご覧いただけます。
また、12月2日(土)の18時~20時にはアーティストトークも予定されています。
ぜひ、トーマスに会いに来てください。
アーティスト/Artist
トーマス・チュン / Thomas C. Chung http://www.thomas-c-chung.com
リンク/Link
salon cojica http://www.salon-cojica.com
太湯雅晴さんです。
太湯さんはお馴染み「さっぽろアートステージ2017」にて、作品を展示。
既に展示は終わってしまったのですが、話題性のある作品として一部炎上?したとか。
公共の場で行う表現活動には賛否両論は常ですからね。
SNSといった手段を得て、良くも悪くも相互コミュニケーションが可能なこの時代。
大いに議論し、考え、芸術の秋を楽しんでいただきたいものです。
(このブログ書いている時点では既に、雪も降って冬ですけどね・・・)
毎年、多くの様々なアーティストがアートステージの期間中、展示やワークショップを行い、
さっぽろ天神山アートスタジオにやって来ています。
道外からやって来るアーティストにとって、札幌での制作拠点、道内各地へのハブとして
さっぽろ天神山アートスタジオは機能しているんですね。
小林
アーティスト/Artist
太湯雅晴/Masaharu Futoyu http://www.futoyu.com
リンク/Link
さっぽろアートステージ2017/Sapporo Art Stage 2017 http://www.s-artstage.com/2017