カテゴリー:イベント一覧
さっぽろ天神山アートスタジオ 滞在アーティストと市民の交流企画
『伊東潤、福士恵二、山田百次(+納谷真大)の稽古を見に行く』
9月16日(金) 15時半~17時 シアターZoo
作品名 『肝っ玉おっ母とその子どもたち』
大好評の「稽古シリーズ」第二弾。
今回、は札幌座第50回記念公演となる『肝っ玉おっ母とその子どもたち』の稽古を見てきました。
15時20分、稽古場となるシアターZOOで待ち合わせ。
(ちなみに、本公演はサンピアザ劇場ですので、お間違えないように!)
演劇部の高校生や、一般人、天神山の滞在アーティストも含め10名ほどの参加者。
早速、中に入り稽古場へ。
いました、いました。
スウェーデン軍の服を着た、山田さん(左)と伊東さん(右)です。
福士さん(真ん中)も発見。
いつも、全力で稽古に取り組むため、終わるとヘロヘロになっているそうです。
あれ、知っている人がもう1人!
先日まで滞在していた納谷さんですね。
今回は、純粋に役者さんとして参加しているとの事。
新旧天神山滞在者(納谷さん、山田さん、伊東さん、福士さん)4名と
+今回の主役櫻井幸絵さん
+脚本・演出・音楽も行う斉藤歩さんが全員そろった奇跡の一枚。
1時間半程度、稽古を見せていただきましたが、とにかく「緊張感」すごいんです。
大人の真剣さ、プロの真剣さ、もの作りに対する真剣さ、
演劇とはこんな風に一つ一つをしっかりつなぎ合わせ、磨き上げ、
膨大な熱量と、濃度や質量が込められているんだなと。
稽古場だからこそ見えてくるものがありました。
作品を見に行くのはもちろんですが、
作品が作り込まれてゆく過程を見られるというのも、非常に贅沢なもんだなと思いました。
素晴らしい、の一言です。
そして、ハードな稽古の合間に1枚写真を撮らせて頂きました。
札幌座第50回公演《北海道演劇財団20周年記念事業》
『肝っ玉おっ母とその子どもたち』は2016年9月23日(金)~28日(水) 会場/サンピアザ劇場
です、ぜひご覧ください!
◆滞在アーティストと市民の交流企画とは◆
さっぽろ天神山アートスタジオに滞在するアーティストと市民の交流を促進するため
アーティストが天神山を飛び出し地域や人に会いに行ったり、
市民がアーティストやアーティストの活動場所に積極的に出向いてゆく企画です。
問合せ/ さっぽろ天神山アートスタジオ 担当/小林亮太郎
TEL 070-5288-5367 Mail ryotaro@ais-p.jp
公開制作と展示を行っている大勝さん。今日は札幌での古いご友人、S-AIRの柴田さんが遊びに来てくれました。作品を背景に再会のツーショット。
会場で制作、解説中の大勝さんを写真でレポートします。
Daikatsu san holds the exhibition and is in the processing of work. Today his old friend Shibata san who manages S-AIR (another residency in Sapporo) came to Tenjin. A shot with works on back wall. Exhibition report for processing work by photos.
taiga.
さっぽろ天神山アートスタジオ 滞在アーティストと市民の交流企画
『能楽を見に行く』
先日、滞在アーティストと共に近隣小学校に「能楽」を見に行ってきました。
参加アーティストは4名。
ダネ/カンボジア、マリーナ/台湾、ティム&ジャスティン/オーストラリアです。
演目はふたつ。
狂言の「柿山伏」と能の「羽衣」
演目中の写真撮影は禁止との事で、その様子は写真に撮りませんでしたが、
人生で初めての能を楽しんでいたようです。
そして、能の見学だけでなく、小学校の中も探索。
理科室、音楽室、図工室、コンピューター室など、
彼らは日本の小学校に入るのは初めてで、興味津々の様子。
そして、飛び入りでお邪魔した小学校のクラス訪問
お邪魔したのは1年生のクラス。
各アーティストには各々の言語で自己紹介をしてもらいました。
初めて聞く、台湾語、カンボジア語に子ども達も興味津々。
また、生の英語にも子ども達は釘づけでした。
こういった日常風景を見られる機会はあまりないため、
参加したアーティストも満足してくれたみたいです。
こんな感じで、天神山のアーティストと市民の交流をどんどん生み出してゆきますよ!
「私も参加したい!」「ぜひ、来てほしい!」という方は
遠慮せずに、下記の連絡先までお願いいたします。
さっぽろ天神山アートスタジオ 滞在アーティストと市民の交流企画
『能楽を見に行く』
8月23日(火) 10:30~12:30 平岸高台小学校(豊平区)
◆滞在アーティストと市民の交流企画とは◆
さっぽろ天神山アートスタジオに滞在するアーティストと市民の交流を促進するため
アーティストが天神山を飛び出し地域や人に会いに行ったり、
市民がアーティストやアーティストの活動場所に積極的に出向いてゆく企画です。
担当: 小林亮太郎 連絡先: ryotaro@ais-p.jp 070-5288-5367
日曜日の撮影会では天神山に滞在中のアーティストにインタビューを行ったMarina、日本の法制度や犯罪心理に関してより専門性の高いものを取材したいということで、この日は弁護士でSalon Cojicaのオーナーである川上大雅さんにお越しいただきました。
まずは天神山麓にある喫茶店ブロンディにて昼食。カメラを向けると笑ってくれましたが、死刑制度についての考え方や、川上さんが過去に弁護を担当した殺人事件、医療診断と法廷の関わりなど、会話の内容は非常にシリアスなものが続きました。
天神山に戻って改めての収録。トータルで3時間近くに及ぶ取材を終えた川上さん「すごく色々なことを考えさせられましたが、普段仕事の中では考えられないことを改めて振り返るよい機会になりました」とのことでした。
Marinaはいつもは気がねない雰囲気ですが、カメラを構えると険しい表情。こんなことを言っていました。「元々の私はピュアでこんな風じゃないけど、映画に全てを注いできて、そしてディレクターになるために性格もどんどん変わっていったわ。それが生きてるってことよね」
At last Sunday, Marina held an interview event and she took artists in Tenjin. So she needs some higher specialties for interviewee like Japanese legal system or criminal psychology, this day we invited Taiga Kawakami. He is not only a lawyer, but also owner of the art gallery Salon Cojica.
At first they had a lunch at cafe Brondy in foot of Tenjin. Though they smiled for camera, they were talking about very serious themes such like the way of thinking of death penalty, a murder case that he carried, relation between doctor opinion and court and so on.
Taking interview in Tenjin. After 3 hours meeting he said “I had to consider a lot, but it was good opportunity to look back things that I can’t consider enough in daily work.
Meanwhile, Marina in camera work looks serious not as usual. She said like “I was not like this before. But I has been spending all of me to make film. For being as a film director, I was changing even my personality. That’s life right? ”
taiga.
8月21日、ドキュメンタリー映画監督Marinaによる製作中の作品の一部上映会とそれに続くインタビュー撮影が行われました。
数年前に台湾で起きたある無差別殺人事件を追いながら、未成年犯罪とそれに対するアートの働きかけをテーマにドキュメンタリーを製作中のMarinaは、現在までにポルトガル、ロンドン、九州でインタビューを収め、今回の天神山での撮影に臨んでいました。イベント前半では各地での収録を上映し、参加者はそのインタビューから、ポルトガルのミュージシャンらの音楽による社会への働きかけやその考え方、ロンドン、あるいはポルトガルのスラムの少年らによるこの事件への意見を聞きました。
台湾で大きな波紋を呼んだこの事件。加害者の青年が映画「バトル ロワイヤル」の原作小説に影響を受けていたことを供述しており、Marinaは日本でのロケを敢行する理由として挙げています。
約30分の上映会後に参加者へのインタビュー撮影へと移行し、滞在中のアーティストを中心に、さまざまな意見がMarinaのカメラへと収まっていきました。
ある日の彼女の言葉です。 「アートが犯罪に対して有効であるということや、この社会をいかに良くしているかを証明すること。それはとても難しいことだけど、このドキュメンタリーを通じてそれに挑戦しているのよ」
An report of the event by documentary filmmaker Marina. This event had two parts, screening of her processing work and interview.
Following an indiscriminate murder in Taiwan few years ago, Marina has been focusing crimes of young generation and what the art can work to them. So far she has took interviews in Portugal, London and Kyushu in Japan then she was going to hold this screening & interview event at Tenjin. In screening we saw the interviews that have been took in those places. The participants could hear that opinions of Portugal musicians that how they act to the society and their way of thinking, and that opinions of boys in London or slam in Portugal for this case.
This murder case brought about big problem in Taiwan. Marina mentions that the young murderer revealed that he was influenced from a Japanese novel “Battle Royal” as a reason why she choses Japan to film. This novel is known more as its cinema. After about 30 minutes screening, Marina took interview. Lots of various opinions might be took into her camera.
One day she said. “To prove that the art is available to crime or how it makes the society well. It is very difficult, but I am challenging through making this documentary film”
taiga.
8月のArt&Breakfast、食卓にはサルサソースの蒸し鶏や肉巻き、黄色のスイカなどなど、目にも鮮やかなお料理が並びました。天神山からはオフィス横の小さな畑に茂ったバジルでジェノベーゼソースのパスタを。ボーノボーノ。
アーティストトークはオーストラリアのミュージシャン、自身が演じる映像もマルチにこなすSui Zhen(スー チェン)ことBeckyが担当。Sui Zhenはマレーシアの血を引くBeckyの中国語名。彼女はそこからSusan(スーザン)という仮想のキャラクターを作り、映像作品まで一貫した演出をすることで、インターネット社会でのアイデンティティの流動性や、80年代90年代の典型的なイメージを現代の自分が再現(いわゆるシュミラクル)することで生まれる違和感を示し、それを作品の構成要素としています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLLt17xfGWC3wvB8NYUXSiu4p7o5wNylE2
最新作「こっそりスーザン」は本国オーストラリアではLPレコードで発売中。日本でも9月にCDが発売されます。また、8月27日には札幌のラウンジ、PROVOのイベントに参加するとのことです。
At the event Art & Breakfast Day in Tenjin in August. Steamed Chicken with Salsa source, Polk roll and yellow water melon and so on, there were many splendid dishes on the table. From Tenjin, Spagetti Genova source made from basils of the tiny farm by the office. Buono Buono.
The artist talk was by an Australian musician Becky a.k.a Sui Zhen. who is multidisciplinary artist. She acts and edit by herself in her music video works. A part of her name Sui Zhen is from her Malaysian mother. Through making imaginal character Susan, she implies fluidity identity in recent internet society, and express so called “uncanny valley” from replicated typical image of 80’s and 90’s by the present herself. Her works consist from those concepts like simulacra.
The new piece “Secret Susan” has already came out in Australia as LP record. And also in Japan, CD version will be published on coming September. On 8/27 she is going to act at the lounge event at PROVO in Sapporo.
taiga.