カテゴリー:創作活動一覧
ウィーーーーーン!
という音が事務所から響き渡ります。
常連アーティストのドリアン・カヴェさんです。
彼がなにをしているかというと、この貝殻にルーターという機械を使って穴を空けているのです。
しばらくすると、この通り。
彼は前回8月頃に天神山を訪れ、それから1ヶ月かけて道内を自転車で移動していました。
前回の様子⇒ こちらをクリック
道内にある様々な農業共同体のリサーチを行っていたとの事。
(↓の写真にあるオレンジの印がドリアンの移動で、札幌から羅臼⇒稚内⇒札幌を移動しております。)
で、その際に海岸で見つけたきれいな貝殻を大事に持ってきて、
「これでイヤリングを作りたいんだよ」なんて、ロマンティックなことを言うんです。
誰にプレゼントするの?ってきいても、「ヒミツです!(日本語)」って教えてくれません。
まあ、彼女にプレゼントするんでしょうが。
そして、この穴を空けた貝殻をスタッフの知り合いのアクセサリー作家さんにお願いしたところ・・・
こんな素敵なイヤリングが完成。完全に商品のクオリティじゃあないですか。
こんな、一コマでした。 ryotaro
アーティスト/Artist
ドリアン・カヴェ/Dorian Cave https://cn.linkedin.com/in/dorian-cavé-4550b214
こちらはイタリア、フィレンツェ出身の映画監督ダリオ・インブローニョさんです。
彼は第12回札幌国際短編映画祭に参加、オーッサという作品を出展。
こちらが映画のトレイラー。きれいな作品ですね。
そして、早速ですが道新の電子版に載っていましたね。
時差のせいか、なかなか寝付けないようでしたが、時間があるときには小樽に行ったり、
藻岩山に登って見たりと、かなりアクティブに動いていました。
またお土産に日本酒が欲しいとの事で、香りの良い日本酒一本、辛口の酒を一本をお勧めしました。
そんなダリオさんですがなんと「最優秀ノンダイアログ賞」を受賞。
こちらも嬉しいニュースでした。 ryotaro
アーティスト/Artist
ダリオ・インブローニョ/Dario Imbrogno http://nomint.com/dario-imbrogno/
リンク/Link
札幌国際短編映画祭/Sapporo International Short Film Festival and Market
http://sapporoshortfest.jp/17/
天神山文化祭報告、その2です。
こちらは毎度おなじみの、地域の特産品紹介です。
知らない人も多いのですが、天神山の周辺にはキノコやバラの農家さんがあるんですね。
こちらは立体切り絵のワークショップです。
美術家の佐藤隆之さんは様々な作品をハサミ一本、紙一枚で表現します。
ザリガニもこのとおり、羽もこんなに鮮やかに表現できるんですね。
今回、佐藤さんの作品をもとにクワガタやトンボ、カブトムシなど、様々な作品にチャレンジができます。
時が経つのも忘れて夢中になっている大人の方も多かったようです。
こちらはキャンドルワークショップの様子。
色とりどりのロウを好きなように組み合わせてオリジナルキャンドルを制作します。
澄川在住の佐仲さんによるこのワークショップも今回で三回目。相変わらずの人気です。
こちらはポテトワークショップ。
市民交流事業の庭プロジェクトでも活躍してくれる
「さっぽろ天神山遊学会」のみなさんと新陽高校のボランティアの子たちが協働して行いました。
じゃがいもに関する様々なトーク、高校生による発表などが行われました。
また、高校生による絶品「イモモチ」も会場のみなさんに振る舞われました。
こちらはいけ花の展示です。
子どもから大人まですてきな作品が並びます。
また、いけ花体験ワークショップも行なわれました。
その他にも、地域産品による「のんびり喫茶天神山」も開店。
文化祭ではお馴染み、アンパン娘のみなさんが笑顔で対応してくれます。
お絵描きコーナー天神山夢マップも好評です。
展示スペース内には、張小船(ボート)さんの滞在成果展が行なわれており、
アーティストの日常を垣間見る機会となっていました。
つづきます。
こちらは北海道出身で、現在茨城県在住のアーティスト出田郷さんです。
今回、本郷新記念札幌彫刻美術館での展示の為、天神山に滞在しました。
出田さんの作品は第1期となる2017年10月7日(土)~ 11月5日(日)の間展示されます。
今回の作品は光の作品を出展したとの事。
ちなみに、これまでどんな作品を作っているかというと・・・
オッシャレィ!
そして、もう一つ最近の仕事でこんなこともやっているようです。
こっちもオッシャレィ!
Jinoという名のおもちゃのデザインを担当したようで、2017年のグッドデザイン賞受賞作品です。
こんな風に、日々色々なアーティスト達がやって来ております。
ryotaro
アーティスト/Artist
出田郷/Goh Ideta http://gohideta.com
リンク/Link
本郷新記念札幌彫刻美術館/Hongo Shin Memorial Museum of Sculpture, Sapporo
2017年9月23日、24日
まちづくり会「いきいき南平岸」さんとの共同主催による、第4回天神山文化祭が開催されました。
2014年のさっぽろ天神山アートスタジオ開館から毎年恒例となった文化祭、
オープニングには多くの方々がお集まりくださいました。
この文化祭の魅力は地域の様々な団体・個人の方々が協働してお祭りを生み出していることです。
そのため、オープニングでは各参加団体の方々のご紹介から始まります。
そしてオープニングアクトには天神山に滞在経験のある中村優見さんにご出演いただきました。
忙しい中駆けつけてくれた西田豊平区長から開会の一言を頂きスタートです。
館内ではさっそく、天神山オリエンテーリングの受付が始まっております。
今年度初めて行う試みで、スタジオ内だけでなく緑地内のポイントを巡ります。
様々なコース設定がされており、コースを回ると天神山の歴史や文化、すてきな景色が見える場所など
より深く天神山を知ってもらうことができます。
この他にもたくさんの企画が行われました。
次のブログでご紹介いたします。
京都蝋纈染(ろうけつぞめ)の作家、岡田明彦さんです。
今回、天神山を拠点に道内各地でワークショップを行っており、
天神山でも公開ワークショップを実施しました。(9月29日)
丁寧な指導で、みなさんサクサクと素敵な作品を作ってゆきます。
スタッフの鈴木もこの通り。非常に美しい。
もともと、彫刻をやりたかったという岡田さんでしたが、
大学受験の時に、ちょっといたずらしてみたら見事に落ちて、
(魚の絵の試験でしたが、魚が嫌いなのと普通に描くのが面白くなかったそうです)
その後、知り合いの方に染色家(後に師匠)を紹介され、
抹茶を飲みながら「君は染色やるのか?やらんのか?」といきなり問われ、
まだ20代前後の若かった岡田さんはその勢いで「はぃ、、、やります」と答えてから、
染色家になり既に約40年が経ち、今に至るとの事。
作品は非常に繊細で、美しいですね。
伝統の技術を現代の環境に活かすよう、様々な試みをしているとの事。
こちらの展示は10月1日まで開催中。
また、10月1日にはワークショップ&公開イベントもございます。
ぜひお越しください。
アーティスト/Artist
岡田明彦/Akihiko Okada HP http://rousome.com
頭にひまわりを咲かせて、イギリスからJohn Richardsさん、東京から再び堀尾寛太さんです。
ノコギリは何かを切るため、紙やすりは何かを磨くため、持っていました。
札幌市内にあるAGS 6・3ビル。今は使われておらずもうすぐ取り壊されるビルなのですが現在、札幌国際芸術祭2017の会場として、堀尾寛太さんが作品展示を行っています。
シャッターが開いたり閉まったり…開いたタイミングで中に入り受付すると、ビルの中に続く階段へ案内されます。どんな作品か、ぜひ足を運んで体感してみてください。
この会場で明日9月18日(月祝)、John Richardsさんと堀尾寛太さんのワークショップとパフォーマンスがあります。
DARK ELECTRONICS WORKSHOP
19:00~19:30のパフォーマンスはSIAFのパスポートがあれば誰でも参加できるそうですよ!
アーティスト/Artist
ジョン・リチャーズ/John Richards
http://siaf.jp/artists/john-richards
http://www.dirtyelectronics.org/
堀尾寛太/Kanta Horio
「郵便でーす」
ん?
やって来た一つの封筒を見る。
TENJINYAMA STAFF そう書いてある。
裏を見てみる、フランスからの手紙だ。
差出人の名前は・・・BE,, i ,, Na,,
書きなぐったような文字を一つ一つ解読して途中で気付く、
ああ!!
空けてみると写真が数枚入っている。
五月末から六月にかけて滞在していたアーティスト、イザベルとマルクからの手紙だ。
天神山の滞在中に撮った写真をわざわざフランスから送ってくれたのだ。
☆イザベル、マルク⇒ https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-creative/11560/
時折、アーティストからこんな風に連絡が来ると、
過ぎ去っていった時間と記憶が、思ったよりも遠くにあることに気付く。
★ARTIST
イザベル・デヴノン ビジュアルアーティスト
インテリアデザイナー(1976年/パリ)、エスノエステティックドクター(1986年/パリ)、Capc現代美術博物館/arc en reve 建築センター(1999年~2007年/ボルドー)
Isabelle Thevenon Visual Artist
Interior designer, Ensaama Paris 1976. Doctor in Ethno Esthetic, Paris I Panthéon-Sorbonne 1986.Professor commissioned with the Capc Bordeaux, museum of contemporary art and arc en rêve architecture center in Bordeaux 1999/2007
マルク・ベルナル アーティスト/作家
1949年フランス生まれ。中等学校卒業後、アートハイスクールに通う。北アメリカ、ヨーロッパ、アジアを10年に渡り歩き、その中でポップ、ロック、アンダーグラウンドシーンで活躍する多くのアーティストに出会い、影響を受ける。現在、南西フランスに在住。世界各国を旅し、長きに渡りペインティング、執筆活動に専念する。
Marc Beirnaert Painter and Writer
Born in France in 1949. He is Graduate of the ENSAAMA school in 1976, Roubaix France. He currently lives and works in the south of France. He works on a global long term project, introducing his iconic cat Charabia. « Mademoiselle âge d’or » is his last book from 2016. Since 2014, he has been represented by the Gallery Alain tandille, Vertheuil, France.