8月から長らく滞在していたライターのTimとJustine、一足先にJustineが出立することになりました。
オーストラリアのものじゃなくて悪いのだけど、これからスコットランドに向かうからこれをと、ショートブレッドをもらいました。
先日は滞在者への記録インタビューの第一号となった彼女、札幌、天神山と彼女が行ったイベントの思い出の数々を2時間半にわたって熱く語ってくれました。小田井ディレクターも、「ひさびさにうるっときた」とのこと。FBへもいろいろと投稿してくれていたJutineだったので、これから寂しくなります。
Tim and Justine have been staying in Tenjin from August. Justine alone leaves here before Tim.
“Though this is not from Australia, this is Scottish. So we are going to Scotland.” We were gave short bread from her. Last week she has became a first model of our archive interview for residents. For 2 and half hours she was enthusiastically talking lots of memory of Sapporo, Tenjinyama and events she went. So she has been doing many posts on FB, we may feel lonesome from now.
taiga.
AllyとYi Ping のグループ鬼混(Guihun)による展示ONIKONNが幕を開け、旅の中で出逢った友人からお花も届きました。「見てこの花、私の好きな色」と設営を終えて疲れ気味だった彼らもこの笑顔でした。
ディスプレイでは二人が旅の中で撮りためたダンスの映像が流れています。
ONIKONN
- 10月1日〜10月14日 10:00~17:00 (11日火曜日休館)
- 場所:さっぽろ天神山アートスタジオ 展示スペース
- 入場無料
- 最終日14日は19:30からクロージングパーティ&アーティストトークを行います。予約不要、参加無料。トークは頑張って日本語でやってみると言っています。ふるってご参加ください。
An Exhibition ONIKONN by 鬼混 Guihun(Ally and Yi Ping)started. A bouquet was sent from friend whom they met during their journey. “Look these flowers. My favorite color!” Though they looked being tired after installing, they smiled to embrace bouquet finally.
Dancing video work which they had been taking through journey displaying at center of exhibition.
ONIKONN
- 10/1~10/14 10:00~17:00 (10/11 Tue close)
- Tenjinyama Art Studio Exhibition space
- Entrance fee: free
- Closing party & Artist Talk. 10/14 19:30~ No reservation. Entrance fee: free. They say that they suppose to talk in Japanese somehow.
taiga.
六花亭のシリーズ「六花ファイル」での展示をしていた原口さん、作品の搬出のため9/28~10/4の間、天神山へ滞在されていました。今回の展示の模様はこちらをご覧ください。「視る私と視られる私」
原口さんのポートフォリオサイトはこちらです。
An artist Hinako Haraguchi stayed here during 9/28~10/4 for uninstalling of the exhibition at Rokkatei.
Her portfolio site is here.
天神山には二度めの滞在となるEDWON。前回もここで会った、スタッフの友人Junが遊びに来てくれました。しかし、いくらなんでもくつろぎ過ぎなのでは?アメリカ式ポーズの一枚。
This is twice time in Tenjin for EDWON. Staff’s friend Jun came here to meet him again. By the way, how do you think this guy’s pose? That’s American way.
taiga
4月に滞在していたゲームクリエイターのEDWONが天神山を再訪しています。
前回滞在時からヴァーチャルリアリティー(VR)のゲームを制作し続けています。本人曰く「これはヴァーチャルペットと遊ぶゲームで、たまごっちのVR版のような感じ」とのこと。
春の天神山ではたくさんのVlog(ビデオブログ)を撮っていましたが、今回はゲーム開発に集中している模様。他滞在者の反応。
A game creator EDWON comes to Tenjin again. He stayed in Tenjin in last April as well.
Since last time he still keeps making progress in his virtual reality (VR) game. He said “In this game you can play with virtual pet. So it’s kind of Tamagocchi of VR”
Last time he used to film many Vlog (Video blog). But this time he looks he is quite into game creation. Reaction of other residents.
taiga.
7年にわたってアイヌの人々を追ってきたフォトグラファーLauraが、進行中のプロジェクト”Ainu Nenoan Ainu”(人間らしい人間)を紹介するイベントを開きました。
前半はアイヌの人々をポートレイトとして納めた作品郡を紹介。次回の展覧会ではプリントアウトしたものと、手製の本を展示することを決めているそうです。アイヌの取材を通じて、文献資料やそのドローイングなど、写真という方法以外にも踏み込んできたことによって自身のテーマがより深まり、それがストーリー、ドローイング、写真などの様々な方法を用いた本を作ることにつながっているようです。本人が「ダミーブック」と呼ぶ試作品も見せてもらえましたが、滞在者Justineの「プロトタイプっていうことよね?」という言葉にも、「まだプロトタイプですらないんです。卵の前の卵」と返していました。
後半は写真シリーズを包含する映像ドキュメンタリーの抜粋を紹介。これはLunch Bee Houseという、3人のクリエイターから構成されるグループのプロジェクトですが、「私たちは”Punk band in film making”って呼んでいるの」とのこと。曰く「私たち3人ともドキュメンタリー映像なんて作ったことないんだけど、もういきなりオンステージしちゃっているから」というのがその由来だそうです。
これまでに北海道の各地で出会った友人たちも駆けつけてくれ、お茶を囲んでのアフタートークも和やかな時間が流れていました。
Laura, who has been focusing on Ainu people for seven years, held an event.
She introduced her current progressing project “Ainu Nenoan Ainu”. The first half of her presentation was about portrait photography of the Ainu people. She will have a print exhibition of her work, and later she will work on a hand-made photobook. Her research on Ainu explored various documents, including Meiji period photography from Hokkaido public archives, ethnographic books including maps and drawings. and private family photo album. Her photobook will include her original photography, text sourced from interviews, and archive materials.
At the presentation we saw a little book which she called “Dummy book”. Fellow resident Justine asked “This is a sort of prototype, right?”. But she replied “Even not a prototype. Still egg of egg”.
The second half of her presentation featured excerpts from a collaborative documentary film by collective “Lunch Bee House” formed by three co-creators (Laura Liverani, Neo Sora, Valy Thorsteindottir). The content of the film tells the stories of some the same people in the portrait series, specifically in Nibutani. She informed that they call themselves “Punk band in film making”. “Because we’ve never done film making before, but we’re on stage to play.” she said.
Her friends came from everywhere in Hokkaido. Then they had relaxed afternoon tea as a small after party.
taiga.
オフィス横に生い茂ったバジル。天神山の夏を彩ってくれましたが、秋分も過ぎたこの頃、さすがに元気が無くなってきました。そこで先日のArt & Breakfast Day in 天神ではバジルをボールいっぱいに摘んでジェノベーゼ(バジルソース)のパスタを天神山からの一品としてお出ししました。本場イタリアのアーティストLauraの参加に気がつかず、うっかりスパゲテッティなどこしらえたのは不覚でしたが、おかげで「ジェノベーゼはね、ちょっと秘密の技があって、麺と一緒にジャガイモを茹でて混ぜると良いのよ。それからちょっと緑豆を入れても美味しいわ」と、秘伝のレシピを教えてもらいました。言われるままにやってはみましたが、果たしてこれでいいのかどうか。
味はさておき、豆知識からアカデミックなものまで、今日も天神山には世界中の情報が集まってきています、というお話でした。
A lot of basil in the tiny farm of Tenjin. They were really growing up. But Summer is gone, then it looks not fine recently. Therefore I have picked them up as much as full of bowl, and made Pasta Genovese (Basil source) for previous Art & Breakfast day in Tenjin. I could’ve made pasta, for I didn’t notice that a REAL Italian artist Laura was in the event. I realised that I must’ve blundered. But Laura jus told me secret recipe “There are some tricks to make Genovese in Italy. Put cut Potatoes into the boiling water with pasta. And with little green beens is pretty good also.” I just did it as she said. But still I don’t know if it really succeed.
Let me aside how the taste was. I just was going to tell you that so many informations from over the world, from beans to academic, come together in Tenjin.
taiga.
「鹿児島県の北海道から来ました!やっぱり本場はちがいますね!」と元気にやってきました。ダンサーの勝部ちこさん(帽子)と鹿島聖子さん(黄色)です。右後ろは今回二人と舞台に立つ札幌在住の舞踏家の桜井ヒロさんです。
鹿児島県の北海道って一体何!?と聞いたところ、「鹿児島県の最北にある村で鹿児島県の中では一番寒い場所」で鹿児島県民はそう呼ぶのだそうです。
それはさておき、すでに2か月前から滞在しているティムとジャスティンと早速仲良くなりました。
二人のダンスはコンタクトインプロビゼーション・グループ C.I.co.というグループで全国的に活動をしています。
今回の滞在では「コンタクトインプロビゼーション」と取り入れたダンスの公演とワークショップを行います。
Q、ところで「コンタクトインプロビゼーション」ってなんですか?
A、二人以上の複数人で、体を触れ合わせて相手の重さや動きを感じ取りながら、即興で踊っていくダンスです。
・・・うーん、言葉だけではよくわかりませんでした。
ということで気になる方はワークショップに参加してみてください!
ワークショップは「9月24日、25日」に天神山アートスタジオ1Fの交流スタジオで行われます。
詳しくはこちらhttp://micelle.jimdo.com/workshop/
moe
先日の一コマ、
天神山に滞在中の詩人の三角みづ紀さん(右)と、
天神山周辺住民で詩を書いている都築さん(左)
が詩について話し合っていました。
プロの詩人として活躍している三角さんに、
詩を書く上で色々と聞いて見たかったことを尋ねる都築さん。
自身の経験を踏まえ、親切に答えてくれる三角さん。
詩とはなんなのか?
詩を書くことで変わってゆく自分、そんな自分によって詩の形も変化してゆきます。
どんな風に、詩に向き合えばいいのか?
という問いは、
どう「自分」に向き合うのか?
という問いのようでもあります。
短い時間でしたが、濃密な時間となったようです。
こんな風に、普段は会えない人ともふとしたきっかけで出会うことができる(かもしれない)、
それが天神山アートスタジオの魅力ですね。
そして、、
三角さんの8月に出たばかりの第七詩集「よいひかり」寄贈していただきました。
天神山にお越しの際には、ぜひご覧ください。