7月から滞在しているSol & Sarah。カナダはトロントからのアーティストです。
Solは映画製作、Sarahは美術で、天神山のスタジオでもかなり忙しく仕事をしている様子です。Solはこれまでの札幌の短編映画祭にも出品していると聞いていたのですが、今、改めてSolのWebサイトを見ていて発見しました。2012年の短編映画祭で見たこの作品、Solが監督していたものだったとは。http://www.artbeast.ca/love-songs.html
実はユネスコの創造都市にメディアアーツ部門で加盟している札幌。こうした映像作家が札幌で活動をしていること、もっと知ってもらいたいものです。
Sol & Sarah, artists from Toronto, Canada. Sol is a filmmaker and Sarah is in the art field. They look quite busy in studio in Tenjin. I’ve heard that his film was screening in past Sapporo short film festival, then I just find this out in his WEB site. I watched this film already in that festival of 2012. http://www.artbeast.ca/love-songs.html
In fact, Sapporo is one of the alliance city of Unesco’s Creative City Network. I would like to let people know more that those film creator do work in Sapporo.
taiga.
オランダから来ていたJanとHannie。Hannieは美術、演劇、映像、ソーシャルデザイン、コミュニティーアートと、幅広い活動をしているアーティスト。Janはパフォーマーでした。短い滞在でしたが、今回のリサーチテーマは16世紀に北海道にオランダ人が来ていた史実とのことで、北大図書館の資料等を探していたようです。ポートフォリオサイトはこちらです。http://www.studio-hb.nl
Jan & Hannie from Holland. Hannie is a multidisciplinary artist. Her fields are art, theatre, video, social design, community art. Jan is a performer. This time was quite short visit. She did research about historical fact of that Duch had been coming to Hokkaido in 16th century. She was seeking the documents in the library of Hokkaido University.Her portfolio site is here http://www.studio-hb.nl
taiga.
天神山よりお知らせです。
来る、9月23日(金)~9月28日(水)、
さっぽろ天神山アートスタジオ滞在中の山田百次さん、伊東潤さん、福士恵二さんが出演する、
「肝っ玉おっ母とその子どもたち」の公演が始まります。
公演を前に、演劇ファン・天神山ファンのみなさまを対象に、稽古場見学!を行います。
日程は、2016年9月16日(金)15:30~17:00、
参加希望の方は、9月14日(水)までにご連絡ください。
数に限りがありますので、先着順とさせていただきます。
※稽古場見学は、シアターZOOで行います。
☆申込方法☆
・来館時、事務所での受付
・電話: 011-820-2140
・メール: ryotaro@ais-p.jp
札幌座HP ⇒ http://www.sapporoza.com/
サンピアザ劇場 ⇒ http://www.arc-city.com/sunpi-theater/
「もう、バッテリー切れよ」。スタジオに着くなりそう言っているのは中国上海からのアーティスト、ボートこと张 小船。今回は先月末までの対馬アートファンタジアでの制作を経ての来札で、少々お疲れの模様。昨年度は天神山の国際公募企画「冬のバカンス」でも招聘アーティストとして活躍していました。昨年度の模様
“My buttery is about empty” She got Tenjin just now and yet she was like this. Boat Xiaochuan ZHANG from Shanghai. So in last month she was at Tsushima Art Fantasia as a participant, seems pretty tired. Also last winter she has been at here as selected artist of the open call project, and did work actively. About last time.
taiga.
大阪のアーティスト、阿児 つばささんが9月4日まで滞在中です。さまざまなメディアを使いつつ、今はドキュメントの一手段として映像を用い「色々なものを使って言葉遊びをやっている感じ」ということでした。円山までアイスクリームを食べに走ったそうです。清々しい一枚。
An artist Tsubasa Ako from Osaka stays here until 4th of September. By various medias, she uses video as an way of document now. “I feel just like word playing with various tools.” she said. She rode to Maruyama to have just an ice cream. A sporty shot.
taiga.
いよいよ最終日となった大勝さんの公開制作展「現実と妄想」。昨日からエントランス横の黒板に壁画を制作をされていました。生命進化の過程を思わせるような一枚。作者Junichiさん本人も「ちょっと普段出てこないものも出て来た感じがする」と漏らしていました。
Finally Junichi Daikatsu’s exhibition “Reality and Phantasm” is final day. From yesterday, he was drawing a mural on the blackboard wall of the entrance. A piece feels just like process of evolution. “Something little unusual came out.” The creator himself said so.
taiga.
大勝 純一
北海道札幌市生まれ 名古屋在住
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業(大橋賞受賞)
東京藝術大学大学院美術研究科修了(ホテル日航大阪買い上げ賞受賞)
《個展》
2016年
Reminiscence key ギャラリー(東京・京橋)
Reminiscence kapsel(名古屋・中区)
「翼ある人」 kapsel(名古屋・中区)
「現実と妄想」 天神山アートスタジオ(札幌・豊平区)
2015年
- オワリノ ハジマリ - key ギャラリー(東京・京橋)
2014年
-fruit of the lotus-(ロータスの果実) key ギャラリー(東京・京橋)
2013年
-い・き・る・る- key ギャラリー(東京・京橋)
2012年
-ikiru- key ギャラリー(東京・京橋)
2011年
写真と写真の上にドローイング OYOYOまち×アートセンターさっぽろ(札幌・中央区)
2010年
夜光蟲-yakouchu- key ギャラリー(東京・京橋)
2009年
-portrait- key ギャラリー(東京・京橋)
2008年
写真にドローイング2008-現れしものたち key ギャラリー(東京・京橋)
2007年
recollection exhibit Live & Moris(東京・銀座)
recollection GALLERY MOCA(名古屋・中区)
2006年
結界-view 2006 key ギャラリー(東京・銀座)
2004年
静寂の中に key ギャラリー(東京・銀座)
2002年
eternal method key ギャラリー(東京・京橋)
2000年
ドローイング2000-現れしものたち 札幌アーティスト・イン・レジデンス(札幌・中央区)
1999年
囁かれた夢の話 key ギャラリー(東京・銀座)
1998年
見えない存在を求めて key ギャラリー(東京・銀座)
1996年
YO-MI(黄泉)かねこ・あ-とギャラリー(東京・京橋)
1992年
動きはじめた記憶 青山日本画廊 (東京・渋谷区)
1991年
幻青 gensei-生命 かねこ・あ-とG1(東京・京橋)
《グループ展》
2016年
都市の木質化プロジェクト@長者町会場
都市木ギャラリー 龍屋第2期
愛知県産材で作られた木製ギャラリー(名古屋・中区)
bigwin produce Parasite Paradise
STORE ROOM vol.1
大勝純一+イム・ヨナス
STORE ROOM vol.2
大勝純一+三枝由季+前川宗睦
STORE ROOM (名古屋・中区)
Advance +10人の写真表現によるそれぞれのストーリー
key ギャラリー & 青樺画廊(東京・京橋)
2015年 colors2015 keyギャラリー (東京・京橋)
2014年
wonderfulmoment
再会展
key ギャラリー & 青樺画廊(東京・京橋)
絵画のルール 描く為に生まれてきた
project exhibition/6 artist
エビス・アート ラボ(名古屋・中区)
BEAMS vol.6映し出すもの、写し見えるもの
2013年
Transformation-静かなる刻
(大勝純一photo&painting + 今枝大輔video
exhibition フルーヴカフェ (名古屋・中区)
wonderfulmoment
key ギャラリー & 青樺画廊(東京・京橋)
BEAMS vol.5映し出すもの、写し見えるもの
青と蒼
エビス・アートラボ(名古屋・中区)
2012年
BEAMS vol.4 映し出すもの、写し見えるもの
2011年
AURA エビス・アート ラボ (名古屋・中区)
BEAMS vol.3 映し出すもの、写し見えるもの
colors vol.4
keyギャラリー(東京・京橋)
2010年
BEAMS vol.2 映し出すもの、写し見えるもの
colors vol.3
keyギャラリー(東京・京橋)
2009年
colors vol.2
keyギャラリー(東京・京橋)
D-set ♯ エビス・アート ラボ (名古屋・中区)
mild mind-2009
愛知芸術文化センター アートスペースX(名古屋・東区)
2008年
colors vol.1
keyギャラリー(東京・京橋)
mild mind-2008
愛知芸術文化センター アートスペースX(名古屋・東区)
2007年
再会展 keyギャラリー(東京・京橋)
mild mind-2007
愛知芸術文化センター アートスペースX(名古屋・東区)
2006年
mild mind-2006
愛知芸術文化センター アートスペースX(名古屋・東区)
2004年
mild mind-2004
愛知芸術文化センター アートスペースX(名古屋・東区)
2003年 mild mind-2003
愛知芸術文化センター アートスペースX(名古屋・東区)
2002年
mild mind-2002
愛知芸術文化センター アートスペースX(名古屋・東区)
2001年
未完の騎士 keyギャラリー(東京・銀座)
mild mind-2001
愛知芸術文化センター アートスペースX(名古屋・東区)
三浦美術館大賞展 審査員特別賞 (愛媛・松山)
2000年
mild mind-2000
愛知芸術文化センター アートスペースG(名古屋・東区)
1997年
flat flat flat モリスギャラリー(東京・銀座)
第2回アート公募展 (東京・新木場)
1996年
第1回アート公募展 (東京・銀座)
セレクション part2
かねこ・あーとギャラリー(東京・京橋)
1995年 セレクション part1
かねこ・あーとギャラリー(東京・京橋)
1993年
北のインテリア展 サッポロファクトリー(札幌・中央区)
リーセントギャラリー主催
1990年
第3回アクリラート展 目黒区美術館(東京・目黒区)
ホルベイン工業株式会社主催
芸術の巣箱展 青山日本画廊 (東京・渋谷区)
横浜90 神奈川県民ホール(横浜・中区)
アートフェスティバルMITO・10月展
水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城・水戸)
1989年
Ergot 1 東京藝術大学 大学会館(東京・台東区)
Ergot 2 神奈川県立県民ホールギャラリー(横浜・中区)
RENEWAL-1990への前哨展 北海道立近代美術館(札幌・中央区)
1988年
1/5展 代々木アートギャラリー(東京・渋谷区)
RENEWAL EXHIBIT-0ゼロ スペース・プラハ(札幌・中央区)
TWO FACE 東京藝術大学 大学会館 (東京・台東区)
平行絵画展 HANZAVIERTEL (旧・西ドイツ ハンブルグ)
1987年
EXHIBITION
東京藝術大学 大学会館 (東京・台東区)
8/28-9/1 三浦 一馬(聞き取り調査/東京)
8/28-9/6 Hannie van den Bergh(美術、演劇、文学、映像、パフォーマンス、ソーシャルデザイン、コミュニティーアート/オランダ)http://www.studio-hb.nl
8/12-9/8 Sonia Fernandez Pan(美術/スペイン)http://esnorquel.es
8/10-9/21 伊藤 潤(演劇/東京)
8/10-9/21 福士 恵二(演劇/東京)
8/14-9/21 山田 百次(演劇/東京)
8/28-10/15 Chou Ally / Wu Yi Ping : Gui Hun(写真、映像、メディアアーツ、イラストレーション/台湾)https://www.facebook.com/onikonn/?fref=nf
8/2-10/19 Tim & Justine Shin Pearson (文学/オーストラリア) https://timsinclair.org
9/1-9/4 阿児 つばさ(映像/大阪)
9/1-9/6 曽我 英子 (現代アート/東京)
9/1-/6 小船 張 Boat (美術、写真/上海)
9/6-9/11 栗原 康行 ~映像によるまちづくり(映像/愛知)
9/6-9/11 天野 愛子 ~映像によるまちづくり(映像/愛知)
https://www.facebook.com/nagoya.movie.students/
9/11-9/18 梅田 哲也 (美術/大阪)http://www.siranami.com/
9/13-9/15 長谷川 仁 http://hasejin.com/
-9/14 Sarah Clifford-Rashotte (美術/カナダ)
-9/14 Sol Friedman (映画制作/カナダ)
-9/14 Eng RithchanDaneth (美術/カンボジア)
9/13-9/15 長谷川 仁 (美術/日本)hasejin.com
9/11-9/18 雨森 信 (美術/大阪)http://breakproject.net/
9/14-10/4 佐々木 光弘 (演劇/東京)http://www.soratobunekodamashii.com/
9/14-9/21 堀尾 寛太 (美術/東京)http://kanta.but.jp/
9/15-9/21 三角 みづ紀(文芸/埼玉)http://misumimizuki.com/
9/16-9/17 ジェシー•リー•パーカー (ヨガ/鎌倉)
9/17-9/19 創作ユニット ガーリードルチェ (旭川/デザイン)http://girlydolce.wix.com/girlydolce
9/18-9/21 Liverani Laura (イタリア/写真)http://www.lauraliverani.com/
9/21-9/27 勝部ちこ (鹿児島/ダンス)http://www.geocities.jp/sholoverfg/index.html
9/23-9/25 富田俊明(釧路/美術)http://toshiakitomita.info/
9/28-10/1 原口 比奈子 (埼玉/美術)http://hinakoharaguchi.com/
大勝さんの展示写真レポート②です。
以前の記事でも取り上げたフゴッペ遺跡の洞窟壁画と大勝さんの作品「翼のある人」の関係ですが、なんと、天神山アートスタジオの2階の壁に壁画のレプリカが飾ってありました。国際ゲストハウス時代からのものだと思いますが、あまりにもさりげないその存在感。もし大勝さんが発見しなかったら、おそらく誰もあれがフゴッペ遺跡のレプリカだとは気がつかなかったでしょう。私もただの陶板だと思っていました。本人も少々の驚きと共に「何かの縁を感じますね」とのことでした。やはり故郷での展示ということは何かあるものなのでしょうか。
Photo report of the exhibition of Junichi Daikatsu vol.2
In a previous article, we have mentioned about relation between a mural of Fugoppe cave in Hokkaido and his series “A portrait with wing”. In fact, a replica of that mural has been on the wall in the second floor of Tenjin. Probably it was from when here was a guest house and was at obscure space. If Daikatsu san didn’t find it out, nobody might think it is a replica of the Fugoppe mural, I guess. So I was thinking it was just only a pottery board. Daikatsu san was also surprised a little and said he felt something to be here now. An amazing coincidence in hometown, it was.
taiga.
公開制作と展示を行っている大勝さん。今日は札幌での古いご友人、S-AIRの柴田さんが遊びに来てくれました。作品を背景に再会のツーショット。
会場で制作、解説中の大勝さんを写真でレポートします。
Daikatsu san holds the exhibition and is in the processing of work. Today his old friend Shibata san who manages S-AIR (another residency in Sapporo) came to Tenjin. A shot with works on back wall. Exhibition report for processing work by photos.
taiga.
朝、事務所にやってくると張り紙が。 (なんか、凄い手の込みよう)
「そうだ、今日ベッキー退館日なんだ」
7月31日からやってきた、ベッキー。
台風の中を抜けて、次はパラダイスエアーに行くとの事。
色々な思い出と共に、お土産も残してくれました。
彼女はDJ。
レコードも天神山にプレゼントしてくれました。
聞きたい人は事務所までぜひ。(レコード引っ張り出してくる必要があるけれど・・・)
さっぽろ天神山アートスタジオには、日本全国、世界各国から年間約200人ぐらいの
アーティストがやってきます。(2016年度はもっと多い!)
美術、音楽、写真、演劇、文芸と様々なジャンルに渡る人々が、
天神山に集い、時を共に過ごし、南平岸、澄川、札幌、北海道、日本を体感してゆきます。
人生にとって、一時の休憩になったり、活力をもたらす刺激になったり、
彼らが動いたときに、新たな出会いや発見が生まれたり。
そんな彼らの足跡やその軌跡が、アートスタジオを通じこの地に残ってゆきます。
文化芸術の役割とは、
そんな「ひとりひとりの人生」を少しずつ共有するための入り口なのかもしれない、
やってくるアーティストの「こんにちは」と「さよなら」を通じて、
そんな風に思いました。