カテゴリー:日常一覧
先日、天神山アートスタジオに訪れたNadine(ナディーヌ)さんから頼みごとをされました。
1930年代に日本語で書かれた手紙を訳してもらいたい、とのこと。
彼女は日本語ペラペラなのですが、
さすがに30年代に筆記体で書かれた日本語は読めません。
それを、現代の日本語に直してもらいたいということです。
しかしながら、さすがに日本人でも昭和後期に生まれた僕には難しい・・・
ということで、お願いしたのが天神山ボランティアの川島さん。
今年77歳を迎える、彼ならば読めるのでは!?
という期待と共に、お願いしてみたところ・・・
「んー、できるかどうかわからんけど、やってみるかい?」
と、快諾してくれました。
年の功とはさすが、順調に読み解いてゆきます。
分からないところも時々出てきますが、80%~90%読み解けました、素晴らしい!
こんな感じで、滞在アーティストのお願いをきっかけに、
ボランティアの協力を得たり、時に思いもしないような力を引き出したり、
しているんですね。
本日はいい天気。
散歩に来られた方が、たくさんスタジオを訪れてくれました。
Today is good weather and many people visited Tenjinyama.
中でも、「すいませ~ん、卓球できますか?」
と、問い合わせがいくつもありました。
Some of them asked ” Can I play Ping-Pong”.
And They played with fun.
こちらは、地域の方から寄付していただいた台で、
新品ではありませんが楽しむには問題なし!
天神山に来た際には、ぜひ卓球もお楽しみください。
Table of Ping-Pong was given by neighborhood.
It’s not new, but no problem to play.
Welcome to Tenjinyama, and play Ping-Pong too.
一方、交流サロン内では、
And in the salon,
ゲームクリエイター&プロオタクのエドワンが、
ヴァーチャルリアリティーのゲームを公開制作中。
Edwon(game programmer and Pro OTAKU) is showing his works of virtual reality.
どんなものかと、スタッフも試してみたところ・・・
We tried to play it ,then ,,
これ、伝わりませんが、確実に驚きます。
技術の進歩に驚きを隠せない瞬間です。
It was super impression, you can feel progress of civilization.
遊びに来た子ども達も体験。
Kids also experienced it.
最初はおっかなびっくりでしたが、
試してみたらみんな一瞬でハマっていました。
They really enjoyed it.
こんな一日でした。
That’s today.
ごく短い滞在でしたが、舞踏家の石井則仁さんが天神山アートスタジオを訪れていました。
石井さん、漂う空気感から「舞踏(BUTOH)」が染み出していました。ヨーロッパを中心に活動する舞踏団「山海塾」でも活躍されているとのこと。今回は初の札幌だそうです。
ご自身のWEBサイトはこちらです。http://norihitoishii.com/index.html
滞在していたアーティストから「どうして舞踏を志したのか」と聞かれ「異質さ」とひと言。
そしてご自身の公演映像DVDを寄贈してくださいました。
taiga.
BUTOH dancer Norihito Ishii has visited Tenjinyama Art Studio, and stayed while few days.
The BUTOH atmosphere really came out from himself. He also acting in the renowned dance company “Sankaijyuku” which acting mainly in Europe. This was his first time in Sapporo apparently.
His web site is here. http://norihitoishii.com/index.html
At the moment he has been asked from another resident “Why did you want to be a BUTOH dancer?”, his word was just a “Difference.”. So cool.
And we were gifted a DVD of his work. Thank you !
taiga.
4月に入り、日に日に新しいアーティストが入館してきています。
こちらはオーストラリアからのNADEGE(ナタージュ)。
作品サイトはこちら。https://nadegei.wordpress.com/works/
札幌に来てからのフォトブログも更新中です。https://sapporostudio.wordpress.com/
ナタージュは天神山の国際ネットワーキング事業により、オーストラリアとアジアの交流を結ぶASIALINK(アジアリンク)http://asialink.unimelb.edu.au/ から派遣されたアーティストです。アジアリンクがオーストラリア国内で広くアーティストを募集、厳しく選考し、さらに天神ASとのマッチングを考慮した派遣となっています。
また、Shoogaというエレクトリックバンドのメンバーでもあるという彼女。その動画はこちら。
https://vimeo.com/29923000
5月末までの長めの滞在ですが、到着早々に買ったばかりのパソコンのトラブルに見舞われています。来月にはレジデンス内での展示も予定。詳細は後ほど本ブログにて告知いたしますので、ご期待ください。
taiga.
From April more new residents coming to Tenjinyama AS day by day.
This is NADEGE from Australia.
Here is her works. https://nadegei.wordpress.com/works/
And she is updating this Photo blog since she got Sapporo. https://sapporostudio.wordpress.com/
She is sent as a representative from an organization ASIALINK http://asialink.unimelb.edu.au/ that makes relationships between Asia and Australia, one of our international networking partners. After strict widely selection in Australia and judging for matching, ASIALINK sent her to Tenjinyama AS.
Check it out this vimeo, so she is also a member of electrical band SHOOGA.
Until end of May she is going to stay here, and planning an exhibition in our residence in next month. But she got a mechanic trouble of PC as soon she came to here.
We will post informations of Nadege’s event on this Blog. Coming soon.
taiga.
まだまだ肌寒い今日この頃ですが、常夏のカリフォルニアからエドワンがやってきました。約2週間、4月15日までの滞在です。実はスタッフtaigaの友人でもある彼は、この2年の間に度々札幌を訪れていました。
シアトル出身の彼は現在、ロスアンジェルスでゲーム開発の仕事をしつつ、フリーで映像もいろいろと作っています。昔から日本大好きな彼の中学時代のあだ名はなんと”ニンテンドー”。夢が叶って(?)2年前には京都の某ゲーム会社で働いていたことも。
「友達は俺の事”ガジェットフリーク”って言うけどね」というエドワン。そこから生まれた作品群はこちら。
中にはあの超大企業のCMも? Check it out.
It`s remaining little snow and still cold today. Edwon came from L.A. where is in such Tropical California. He is going to stay here about 10 days until 4/15. So he is a friend of a staff (me, taiga) actually, he has been coming to Sapporo few times while last two years.
He is originally from Seattle. Now he is making games as a freelance developer and also various videos in free. From his childhood he was much into (almost crazy) Japan, so he had been got a nick name “NINTENDO” in his Jr. high. Two years ago his dream came true, and he could’ve worked at a game company in Kyoto.
“One my friend says me “You’ve got Gadget Freak” he saying. These are works from such gadgets.
You may see a work that was for a super capital company. Check it out.
今回、今日ここに着くまでに、パスポートの期限切れてた事件や飛行機乗り遅れて音信不通事件(in上海)など、幾多の苦難を超えて来た彼。駅の改札にて再会のワンショット。
In this trip, he carried through a lot of suffering that expired pass port accident, to be late airplane accident and no contact in China accident. Finally he could get here. A shot of meeting again at station.
taiga.
2016年度が明け、冬季間に滞在していたアーティストたちも次々と天神山を旅立っていきました。そして本日4月5日より新たに3名のアーティストを迎えます。
まず1人目は、韓国出身のチョン•ヨンドゥ(Jung Young doo)さん。現在は立教大学で講師を勤めています。専門はダンス。日韓ダンスプロジェクトでの滞在です。
今回は4月10日までの滞在ですが、5月に札幌を再訪、5/13~5/15の3日間の公演を扇谷記念スタジオ•シアターZOOにて開催予定です。
公演詳細はシアターZOOのWEBページを参照ください。
http://www.h-paf.ne.jp/zoo/program-index/?program_id=570
Our residents (also friends) who were staying in winter have gone week after week. But from today new three artists coming to Tenjinyama.
Jung Yong doo is a teacher of Rikkyo University, originally from Korea. His special is dance. His staying in Tenjinyama is for a dance project between Japan and Korea.
This time, he is planning to stay here until 4/10, but he will come here again in May for his recitals at theatre ZOO during three days.
Please check here. More details of his recital.
http://www.h-paf.ne.jp/zoo/program-index/?program_id=570
taiga.
ようやく暖かくなってきたかと思ったのも束の間、今日の天神山の風は冷たいです。
そんな中も春支度を着々と、新スタッフ福原が看板を描いてくれました。さすがペインターの仕上がり。
年度末の多忙のなか、図らずもカオティックな様相を呈していた事務所内も、大々的な大掃除&配置換えでスッキリしつつあります。エントロピーの減少です。
新台入替のMacBookが左下できらり。
冬場に活躍したスコップくんやママさんダンプさんも今日をもって倉庫行き。さらばまた会う日まで。
明日4月3日からはアメリカはLAから、映像、メディアクリエイターのエドワンが滞在します。(~4月15日まで)マイクロソフトやディズニーとも仕事をするエドワン、天神山をどんな風に遊んでくれるのでしょうか。楽しみです。
それでは良い週末を!
taiga
【展覧会のお知らせ】
Melanie Windl Exhibition Sapporo Tenjinyama Art Studio
「A Study on Yohaku-no-bi, audiovisual Installation for a teahouse」
明日3月25日(日)よりドイツのアーティスト、メラニー・ヴィンドルによる展覧会を開催します。アートスタジオの和室を使い、音と映像によるインスタレーションを展開します。
会期:2016年3月25日(金)〜3月27日(日)
時間:9:00〜21:00
会場:さっぽろ天神山アートスタジオ 和室
(札幌市豊平区平岸2条17丁目1番80号 天神山緑地内)
観覧料:無料
アクセス:施設の駐車場はありません。公共交通機関か近隣の
有料駐車場をお使いください。
《展示アーティスト》
Melanie Windl
www.atelier-windl.com
3月15日に、アートとリサーチワークショップが始まりました。
3月16日は、支笏湖とキウス遺跡、江別市内を調査しました。
晴天!!
お昼はジンギスカン。夜は海鮮丼?!
夜はプレゼン大会が行われ、参加者が島袋さんに様々な意見をいただきました。
3日目の17日は、中村絵美さん(羅臼観光協会、アーティスト)が来てくれて、晩御飯を食べながらリサーチについてや、北海道の自然についてのお話しをしてくれました。
中村さん、本当にありがとうございました。北海道は広いですね…。
次回は夕張と静内フィールドワークのレポートをお送りします!
アートとリサーチスタッフてらおか
雪の中大きなリュックを背負ってドイツから新たな滞在者がやってきました。
メラニー・ヴィンドル(Melanie Windl )さんです。
主に、音を使った作品を制作するアーティスト。
(上記の写真は、凍った湖に穴を空けて、そこで割れる氷の音を録音しているところ。)
明るい性格の人で、どんどん地域の人たちとも交流したいとの事なので、
ぜひぜひ、天神山で彼女を見かけた際にはお声掛けください。
天神山滞在中に作品も制作する予定なので、楽しみです。
HP http://www.atelier-windl.com/