カテゴリー:創作活動一覧
春は近い!と思わせて雪が降り積もる日が続いてます。天神山です。
そんな天神山の昨日10日の出来事です。
何事でしょう。
除雪機で雪を飛ばすペインターのキムさん(Jin/中国)
雪にうつ伏せになって雪をかけられるアイザックさん(Isak/US)
彼らは至って真面目です。アイザックさんの作品撮影のため、キムさんにお手伝いをお願いして除雪機を動かしてもらいました。
除雪機初心者のキムさん硬くなった雪にとても苦戦、アイザックさんは撮影後鼻を真っ赤にさせて戻って来ました。
ふたりとも風邪引かないようにね。
Take a warm!
moe
大きな荷物でやってきた小柄な女性。
羊毛フェルトでクラフト作品を制作している小松平さんの紹介です。
東京在住の小松平さん。
先月まで札幌に住んでいたそうで、
札幌で開催されるクラフトイベントに出展するのだそうです。
今回はその打ち合せと準備のためやってきて、「また来ます!」と笑顔で帰って行きました。
はやい!
とても短期の滞在でした。
次回はゆっくりお越しください^^
小松平さんのblog http://ameblo.jp/kotori-510
moe
リサーチや作品制作で忙しくタイミングが合わなかったソパルさん。
遂に紹介用の写真を撮れました!
先月より滞在しているアーティストです。
カンボジアからやってきました。ソパル・ネさん(Sophal Neak)です。
ソパルさんはS-AIRという札幌でアーティストインレジデンスを行っている団体による招聘で来ました。2月に紹介したチュアンさんと一緒です。
個人と、縁のある物を組み合わせたポートレート作品で、
天神山アートスタジオでは散歩で訪れるお年寄りにインタビューをして昔の話を聞いたり、その人の縁のある場所に足を運ぶなどしていました。
活動の詳しい様子はS-AIRのブログやFacebookでご覧いただけます。
Sophal Neak https://sophalneak.wordpress.com/
そして間もなくソパルさんとチュアンさんの2人の展覧会が始まります!
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S-AIR 2015-FRONTIER-冬期レジデンスプログラム
Tuan Tran and Sophal Neak Exhibition
・会期 2016年3月12日(土)~3月20日(日)
・開館時間 12:00-20:00(火曜休館)
[会場]
北海道教育大学 アーツ&スポーツ文化複合施設 HUG
札幌市中央区北1条東2丁目4番地 札幌軟石蔵
http://www2.hokkyodai.ac.jp/iwa/user/?uid=h_universal_gallery
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moe
3月6日(日)の夜、1月から滞在していたご夫婦ビバリーさん&アンドレアスさんの展示とトークが行われました。
トーク&交流会にはワークショップに参加した人や滞在中のアーティストたち、近所のおじさんなどが集まりました。参加頂いた皆さまありがとうございます!
今日はトーク&交流会の様子を簡単ですがリポートします。
始めに5日、6日の2日間展示を行っていたビバリーさんのトーク。
2月中4回に渡って行ったワークショップで参加者が描いた絵やその時の写真を展示しました。
ワークショップではストーリーテリングという手法を用い、ビバリーさんが言葉と身振り手振りで語る物語で印象に残ったことを絵にするというものでした。
物語は殆どが英語。参加者は英語が分からない人や子供もいましたがそれぞれに聞きとりこんなストーリーかな?という絵を描いて行きました。
トークではそんなワークショップの様子や物語と参加者の関係性などお話していました。
続いてアンドレアスさんのトーク
アンドレアスさんはオーロラを研究する科学者です。
様々な色、形をしたオーロラの写真を見ながらのトークとなりました。
何故オーロラは緑色なのか、いろんな形になるのかなぜ?参加者からも色々な質問がなされました。
オーロラは緑色だけでなく、赤や黄色とあるんだそうですよ。
トーク後も簡単な軽食を食べながら交流を深めて、わいわいとにぎやかな時間となりました。
……そんな一角で、集る4人の女性たちが集ってお話中。
左からインゲさん(Inge/オランダ)、のり子さん(Noriko/札幌在住)、ソパルさん(Sophal/カンボジア)、ニカ(Monika/ドイツ)
4人とも写真を撮っているアーティストたち。のり子さんの作品集を見ながらそれぞれの写真について語りあっていました。
同時期にこうして同じ写真というジャンルのアーティストたちが集まり、話す機会が出来たのはとても良い刺激になったのでは?
ソパルさん、インゲさんはは近々札幌市内で展覧会を予定しています。
そのご案内はまた今度。
moe
こんにちは。
急に暖かくなりましたね。雪も溶け始めその分夜の冷え込みで凍った道がとても恐ろしいです。
ブラックアイスバーンは本当に危険です…早速出勤中に横断歩道で尻餅をつき、腰が痛いです。
3月3日は桃の節句でした!
アートスタジオでも昨年近所の方から頂いた立派な雛壇を出しました。
ギリギリの2日に飾りました。ふー。
飾り付けの準備をしていたら、滞在中のキムさん(Jin/中国)、チュアンさん(Tuan/ベトナム)、ボート(Boat/中国)の3人が手伝ってくれました。
特にボートさんは人形の飾り付けに夢中のよう…。
飾り付けの説明書と去年の写真を見せつつ、お任せしていると。
「見て見て」と笑顔でボートさん。
すると…
刀を持ったお雛様に、頭にお花と手には扇をもちしなる御内裏様…あれ?
ジェンダーを反映したとても現代的なひな飾りになりました。
この後雛あられを食べながらささやかに節句の祝いをしました。
moe
こんにちは。今日も滞在アーティスト紹介です。
日々色んなアーティストがやって来ては活動しています。今日はペインターと劇団のご紹介です。
イギリス出身、神奈川県在住のティム・ソーントンさん(Tim Thornton)です。
大学の教師でもありアーティストでもあるティムさんは、今回冬の北海道の風景と文化、アートに触れ、その中で得たもの、印象を絵にしていくということで滞在していました。
滞在スタジオの中にお邪魔して見せてもらいました。絵は墨汁を使って描いていました。
墨は濃い色、薄い色を表現でき奥行きがでるのでとても好きな素材なのだそうです。
続いて、公開稽古中の劇団さんです。
京都の劇団「笑いの内閣」さんです。総勢15人での滞在。
第一陣、第二陣と続々とやってくる役者さんたち。
雪を見てテンションが上がったのか、とってもにぎやか。天神山には荷物運搬用の大型ソリ(5歳児が6人くらいのれそうなサイズ)がありそれを見つけたのか、「でかっ!滑りたい!」なんて声も響いてきました。
そして3月4、5、6日と中島公園側のシアターZOOで公演です。
『朝まで生ゴヅラ2020』
http://warainonaikaku.sitemix.jp
moe
3月に入ったというのに、雪深さの増した天神山です。こんにちは。
そんな雪深い山に短期間ですが、滞在してそして帰っていたお二人をご紹介します。
どちらもこれから札幌で展示や作品制作をするための下見とリサーチに来ました。
大荒れの天気のなか「またなー!」と元気な笑顔で帰っていったこちらの男性。
長野県在住の写真家の山内悠(Yu YAMAUCHI)さんです。
今年の夏、モエレ沼公園のガラスのピラミッドで写真の展覧会を予定しており、今回はその下見とリサーチで札幌にやってきました。
山内さんは何でも富士山に600日間籠って撮影、山奥に籠って撮影、モンゴルの遊牧民の生活を…と自然と旅が大好きなのだそうです。そして、そんな大自然や旅の中で「生きること」や「目に見えないけれどあるもの」を撮っているとか。
富士山の山小屋で定点で撮り続けたという写真には、確かに目では見れない龍や光、色がありました。しばらくの間これが地球上で、はたまた富士山から撮った東京都の上空だということを忘れてしまうほど美しい写真。写真は山内さんのHPでも見れます。
今年夏、モエレ沼公園での展覧会には2015年の11月に滞在していた山伏の坂本大三郎さんも参加しています。今からとても楽しみです。
山内悠さんHP http://www.yuyamauchi.com/
2人目は、書家&MOJIデザイナーの本田蒼風(Soufu HONDA)さん。
お子さんと一緒にいらっしゃいました。旭川出身の本田さんはアートや教育に関心があり、現在東京の練馬区に「MOJIKARA研究所」という子供たちと文字について学び、触れ、書く新しいスタイルの書道教室(といっていいのかしら)をつくりそこを拠点に活動をしています。
今回は新しい書のパフォーマンスを思いついたけど、それを実際に出来る場所探してるの!ということで展示&パフォーマンスする場所をリサーチにやってきました。
書のパフォーマンスといえば、観客は書いている姿を後ろや横から見るというものが多いですよね。
それでは伝わらないものを伝えたい!ということで新しい書の見せ方を模索しているようです。
パフォーマンスの場所に天神山も含まれているとか。
お目当ての場所は見つかったのでしょうか?
本田さんHP http://www.honda-soufu.com/
moe
2月の中旬頃にスタジオに滞在していたベッティーナさん、ダニエルさん、トマツさんより札幌での活動写真が送られてきましたので紹介します!
写真左よりトマツさん、ダニエルさん、ベッティーナさんです。
ダニエルさんはピアニスト、ベッティーナさんはフルート奏者。
そしてトマツさんは、独自に”肉態表現”と称した活動をしていて、パフォーマンスや身体表現を行っています。
今回は3人による共演とのことで、耳だけではなく視覚的にも楽しめる音楽と身体の融合で、現代音楽ともまた違った珍しい取り組みだったのではないかと思います。
アートスタジオの1階に、地域の方から寄贈いただいたピアノがあるのですが、
ダニエルさんが練習をしていたので、彼らの滞在中にはたびたびスタジオの中で
ピアノの音が響き渡っていました。
また札幌に来たいと言っていましたので、彼らの練習する音楽がまたスタジオに響き渡るかもしれませんね。
そんな彼らが札幌で出演したイベントはこちら!
「日×欧 身体と音の訪問者 THE VISITOR OF BODY SOUND」
「NEXT ERA NORTH」
札幌を後にして茨城県つくば市にあるtsukuba art centerで出演したイベントはこちら!
「Tsukuba Art Center 2016’冬パフォーマンス日欧フェス」
Bettina Berger
www.ensembleinterface.com/en/berger/
Daniel Lorenzo
www.daniel-lorenzo.com
Tomatsu Takahiro
www.tomatsutaka.wix.com
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アメリカより新たな滞在者がスタジオに滞在中です。
マルチメディア・アーティスト、ダンサー、振付師のアイザックさんです。
アイザックさんからはポートレートを提供していただきました。
彼は2013年に山口県にある秋吉台国際芸術村で滞在制作を行っていたのですが、そのときに発表したプロジェクト「Landscape Carrier」の活動の延長としてさっぽろ天神山アートスタジオに滞在します。
アートスタジオには、アーティストなどが滞在できる滞在スタジオの他、市民のサークル活動などに利用できる交流スタジオがあるのですが、彼はそのスタジオも使用して活動をしています。
周りの人やもの、環境からのインスピレーションを取り入れつつになるので、札幌での滞在を通して何が生まれるか楽しみですね。
Isak Imannuel
www.tableaustations.org
s
冬のレジデンスプログラムが終了しましたが、滞在者は続々と来ています。
ドイツ、ベルリンから来たニカさんです。
彼女はフォトグラファーですが、映像でも作品を発表しています。
“白”をテーマに作品を制作いているとのこと。札幌はちょうど雪シーズン!被写体には最適ですね!
実は過去にいくつかの国で働いていたことがあるらしく、日本でも5年くらい働いていて日本語も少し話せます。そのほかにも中国、フランス、イギリスなどでも働いていたとのこと!
今回の滞在では、オーストラリアで発表する作品の制作活動を行う予定です。日本のほかにはフィンランドにも行くようです。
彼女の作品越しの札幌はどのように見えるのでしょうか。ぜひ日本でも発表してほしいですね。笑
Nica Junker
www.nicajunker.de