カテゴリー:イベント一覧
札幌は強風+雪。気温が0℃前後ということで、水分を多く含んだ雪が降り、日々除雪を強いられている人々にとっては非常にもどかしい本日だって、さっぽろ天神山アートスタジオは元気にオープンしております。こんにちは!
突然ですが、滞在アーティストインフォメーションです。
現在滞在している、瞬プロジェクトの橋本玲奈さん、ダンサーの町田妙子さん、渡辺はるかさんが参加しているダンス公演をご紹介!
A dance by Carmen Werner 「Tell me」 with Provisional Danza and Shun project
私達の空間から離れていく全てのもの、留まる全てのもの、全てが感情と考察の一因となる。
あるものが動きから遠ざかっている時、その長い静止により、全ての様相に対比してそこにサスペンスの時が流れる。虚無をじっと見つめ、何も起こらない、何もない外観に漠然とした不安を覚える。それは皮肉にも私達が実際に物事が起こっている内側を見ようとしないから。
■振付・演出・出演:Carmen Werner(カルメン・ヴェルネル)
■出演:Alejandro Morata(アレハンドロ・モラタ)、平原慎太郎、東海林靖志、町田妙子、渡辺はるか
明日と明後日の2日間。会場は地下鉄東西線「琴似駅」直結のターミナルプラザことにパトス。日本国内では札幌のみ上演という、ヒジョーにキチョーな公演です!
公演について詳しくは⇒http://conte-sapporo.com/tellme/
先ほどスタジオを出発する前にバシャっと一枚。左から渡辺さん、町田さん、札幌でご活躍中のダンサー東海林さん、そして橋本さんです。東海林さんも「Tell me」ご出演です!
ダンサーは立っているだけで画になりますねえ。素敵。
今日は夜までこんな天気のようなので、どうか皆様ご無事で!!
新年明けまして、滞在者の個展のお知らせです。
ロザンナ・カテラルさんの個展が大通西5丁目にあるCAI02というギャラリーで行われます。
今日も準備に追われるロザンナです。
明日はギャラリーで展示の準備をするそうですよ。
Rosanna Catterall個展
– Rhapsody on a theme of Baseball in C Major 狂詩曲 ハ長調 野球 –
会 期 2015年1月6日(火)〜17日(土)
休館日 日曜祝日
時 間 13:00〜23:00
会 場 CAI02 札幌市中央区大通西5 昭和ビルB2
[アクセス]
昨年の11月末に天神山アートスタジオで成果発表したロザンナの作品をもう一度見られます!
(その時の様子はコチラのブログをどうぞ→■11/23 ■11/26 ■11/30)
是非ご覧くださいませ!
これから滞在する職人さんたちの展覧会のお知らせです!
日本各地の伝統工芸を引き継いできた方々(7名)が滞在します。
展覧会期間中アートスタジオにきたら会えるかも?!
≪歳時に贈る工芸展~伝統工芸職人と道内作家による師弟展~≫
季節がめぐるその時々に、迎える様々な祝いのとき。
想いを込めたその一日は特別なハレの日となり物語が生まれる。
親方から弟子へと引き継がれた「創造のカタチ」
手仕事の作り手たちによる、二十一の物語をご覧ください。
会期:2014年12月9日(火)~12月14日(日)
10:00~19:00(最終日16:00閉場)
会場:大丸藤井セントラル・7Fスカイホール
札幌市中央区南1条西3丁目(011-231-1131)
入場無料
「どうも、天神山アートスタジオ滞在アーティストのロザンナです♡
今日から30日までの4日間、
天神山アートスタジオでで作品を展示しています。
野球がテーマの映像作品で音楽もあります。
これ、なんだと思います?
今日は天気がいいので、ぜひ遊びに来て下さいね!
みなさんのお越しをお待ちしております。」
と、
展示初日でファンから花をプレゼントされているロザンナを見たら
心の声が聞こえてきました。たぶん。
ぜひ見に来て下さい。ロザンナ本人も会期中にいると思います。
あと、彼女の現在の興味は「カーリング」だそうです。
近々、日本代表女子チーム(?)にインタビューに行くそうです。
年末か、新年にはみんなでカーリング体験しに行きたいですね。
30日はクロージングパーティーも予定されてるとの事。
ぜひ、遊びに来て下さいね。
さっぽろ天神山アートスタジオ 小林
今日は現在スタジオに滞在の人形遣いモカさんのワークショップでした。
「フィギュア・アート・シアター」って何なのか、モカさんと参加していただいたみなさんでお話しながら、やんわりと考えていきます。
ワークショップでは子どものころ、やりたかったこと、怒られたことなどそれぞれの思い出について話していきます
「それぞれの中にあるものを表現していくうえで、自分の中に何があるのか思い出す作業は大切」なのだそうです。
過去にモカさんが演じてきた人形たちも登場してくれました。
写真では伝わらないですが、モカさんが操ると生きているように人形が動き出し、歓声が上がりました。
この手作りの人形たちもよく見ると私たちが普段よく目にするもので作られています。
モカさんは人形や素材で遊びながら、表現したい動きや物を見つけていくそうです。
そんなモカさんも出演する講演が12月に行われるそうです。是非!
仔熊夜会
人形遣いモカさんの「フィギュア・アート・シアターって、なあに?」
滞在スタジオを利用しているモカさんが展示スペースをつかってOpen my workspace and workshop for making Figure Art Theater.(見学会&ワークショップ)をやります!
日時:2014年11月23日(月/祝)14:00~16:00 (13:30受付開始) ※16:00以降は個別相談可。
当日、お散歩で天神緑地にこられたら気楽にお立ち寄り下さいね。詳細は上記リンクの問合せ先まで!
この見学会とワークショップに合わせて時々公開稽古をやっておられます。
踊ったり、歌ったりときどき聞こえてきます。でもちょっと寒そうですね。
現在滞在中のトゥー・キム・ヴーさんとリンジー・ジェームス・リーさんの、
展覧会のお知らせです。
10月から滞在している彼らが制作した作品の成果発表、
是非見に行ってみてください!
S-AIR 2014 -FRONTIER- 秋期レジデンスプログラム 滞在制作成果発表
Thu Kim Vu & Lindsey James Lee 展覧会開催のお知らせ
<会期>
2014年11月26日(水)~11月30日(日)
11:00~18:30
[S-AIR招聘作家2名&小川希氏によるトークイベント]
「AIRがみちびくところ」
2014年11月29日(土)14:00~
入場料 500円
<会場>
品品法邑(しなじなほうむら)
札幌市東区本町1条2丁目1-10
TEL 011-785-3607(茶廊法邑)
※展覧会やトークについてのお問い合わせは下記S-AIRまでご連絡ください。
■ベトナム→札幌→とかち
[招聘アーティスト(ベトナム)]
トゥー・キム・ヴー
Thu Kim Vu
ベトナム・ハノイ市生まれ。ハノイ美術大学卒業の後、シカゴ美術館付属大学院で修士課程修了。
トゥー・キム・ヴーは、紙でつくった小さな立体物に黒いインクでドローイングするというシンプルな手法で作品を制作する。旅をする時に記憶や観察によって頭の中に形成されるその都市のランドスケープを、その立体物で表現する。書道や水墨画等で使われる伝統的な素材を用いながら、立体のかたちや軽さだけではない、多様な空間に適応できる柔軟さを活かした作品を制作する。十勝滞在中の2週間で、ワークショップやオープンスタジオを開催、札幌での展覧会は最終成果発表となる。
※10/27~2週間とかちに滞在(滞在先は、とかるね)
[連携団体]
とかちアーティスト・イン・レジデンス (T-AIR)
十勝にある豊かな地域資源をさらに磨き上げ、地域振興に資する地域資本に昇華させる活動が創発されることを目指して、アーティストと地域人材の育成を目的に、平成25年に始動したレジデンスプログラム。
■フィリピン→札幌→東京
[招聘アーティスト(フィリピン)]
リンジー・ジェームス・リー
Lindsey James Lee
1979年フィリピン西ネグロス州生まれ、マニラを拠点とする現代アーティスト。大学でファイン・アートを専攻し主に抽象画を描いていたが、アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークで短期コースを受講した頃から多様なメディアで表現するようになった。台風で作品が浸水被害にあったことが転機となり、アート作品の価値とは何なのかを探ることをテーマに制作を始める。2013年には、独学で取得した剥製技術で制作した鳥の剥製と絵画作品を合わせ、アーティスト、鑑賞者、批評家に見立てたインスタレーション作品を発表した。札幌での展覧会の後、東京での滞在制作・成果発表も行う。
※10/30~12/4札幌に滞在の後、12/4~12/29東京に滞在
[連携団体]
Art Center Ongoing
2008年のオープン以来、東京において最も活気ある、主に20代から30代の現在進行形で活躍する多くのアーティストが集うアートスポット。2013年より始動したアーティスト・イン・レジデンスのプログラムでは、国内外を問わず、アーティストやキュレーター等を広く募集し、2ヶ月間の滞在および発表の機会を提供している。
主催:特定非営利活動法人S-AIR
助成:文化庁「平成26年度文化芸術の海外発信拠点形成事業」
国際交流基金アジアセンター
協力:法邑芸術文化振興会 Art Center Ongoing
とかちアーティスト・イン・レジデンス とかるね
★さらに詳しい詳細や、彼らの札幌滞在中の活動に興味のある方は
S-AIRブログにて紹介しています。是非見てみてくださいな!
旧札幌天神山国際ハウスだった本施設が新しいアート空間「さっぽろ天神山アートスタジオ」として生まれ変わり、早1週間が経ちました。
本施設は、アーティストたちが滞在しながら活動を行う「アーティスト・イン・レジデンス」を中心に、創造と日常が交差する場所を目指しています。
そのオープンに合わせて、5組のアーティストが滞在し、この空間の可能性を広げる多彩な表現を展開しています。展示、パフォーマンス、ワークショップ、イベントなど、様々な出来事が日々進行中の天神山ASへ、ぜひお越しください。
◀参加作家▶
(1)植村絵美 & マイケル・エディEmi Uemura & Michael Eddy (長期滞在)
日常生活と関連づけることのできる社会「問題」にフィクションの手法を用いて介入し、人々を巻き込み、さらなる混乱を招きながら活動中。今回は天神山ASの環境整備として、「TPPミュージアム」を開設し、庭づくりや託児スペースなどを手がけながら、市民と一緒に暮らしの未来を面白くまじめに考える。滞在期間中、天神山を舞台としてワークショップやドッグショーなど様々な活動を繰り広げていく。www.tppmuseum.com
滞在期間中にTPPミュージアムのイベントを開催されます、詳細はこちら(←クリック)!
(2)深澤孝史 Takafumi Fukasawa(長期滞在)
写真提供:山口情報芸術センター [YCAM]
1984年山梨県生まれ。2011年よりお金のかわりに自身のとくいなことを運用する《とくいの銀行》を開始。同行頭取。2013年のななつぼし商店街支店に続き、《とくいの銀行》札幌支店since1869、札幌市開開拓資料館を、札幌芸術祭の期間中に札幌市資料館にオープンさせる。そのプレオープンとして、天神山ASに《とくいの銀行》ATMを開設。現代の「とくい」と開拓期の歴史が交差するイベントを企画、実施、資料展示していく。 http://fukasawatakafumi.net
滞在期間中にとくいの銀行のイベントが開催されます、詳細はこちら(←クリック)!
(3)藤木正則 Masanori Fujiki
《岡山ウォーク》2009
1952年北海道旭川市生まれ。旭川市在住。自身の行為を軸に、現代社会を取り巻くさまざまな事象や関係性に潜む問題をユーモラスかつ批評的に浮かびあがらせる。天神山ASでは、昨年訪れた台湾での旅とリサーチを元にした新作ビデオインスタレーション《やっぱり 台湾の犬は 自由だ》を展示。札幌国際芸術祭でも500m美術館「時の座標軸」に参加する。 http://city.hokkai.or.jp/~fujiki/
※展示期間:5/31(土)〜6月22日(日)11:00-17:00(月休)
(4)編み師 203gow(niimarusangow)
「へんなあみもの」という風変わりな作品を編み続けている。展覧会、ショーウィンドウ、ファッション誌の背景、ワークショップ、街中を編み物で埋め尽くすゲリラ編み集団「編み奇襲団」を立上げるなど、固定のジャンルによらない自由な活動が特徴。天神山ASでは、シャンデリアのある吹き抜けロビーをでっかい編み蛸と編みクラゲで埋め尽くし中。 http://203gow.ldblog.jp/
※展示期間:5/31(土)〜6月29日(日)開館中いつでもご覧になれます。
(5)トムスマ・オルタナティブ Tomsuma Alternative
1974年北海道札幌市生まれ。“トムスマ(地球)”はアイヌ語で本来「輝く石」の意。愛とユーモアを素材に、『ラブ&ラフ』のある世界を目指し、地球各地を周遊しながらおもてなし型のパフォーマンスなど、アートとデザインを領域横断して活動中。今回は、天神山AS施設のサイン計画を手がけつつ、時々地球着を纏って、独自の茶道《てのり湯。》初代家元のお点前を披露。http://www.tomsuma.com/