カテゴリー:創作活動一覧
大阪から野原万里絵さんがやってきました。
野原さんなので、野原を越えて、大自然を背景に写真を撮影。
こちらは彼女の作品、炭を使った作品は手が真っ黒になるようです。
子ども達と共にワークショップなども行っているとの事。
そんな彼女は現在、札幌市内のギャラリー500m美術館「絵画の現在」内で、展示を行っております。
アーティスト/Artist
野原 万里絵 / Marie Nohara http://marienohara.info
リンク / Link
500メートル美術館 / Sapporo Odori 500-m Underground Walkway Gallery http://500m.jp
市民交流事業/大倉山小学校に行ってみた!(ショーン一家編) Community project / Go to Okurayama Elementary School with Sean family
「おはよー」と午前9時30分、天神山のロビーで待っていたのはショーン一家。
絵を描いているのがお兄さんのジョナと妹のアストリッド、
奥で寝てたのがショーン、笑っているのが奥さんのクレア。
民交流事業/大倉山小学校に行ってみた!シリーズ第二弾ということで、その様子をご報告致します。
日常の小学校に入る機会というのは中々ないので、遊びに行くアーティストにとっては中々興味深く、
評判のいいこの企画。今回も小学校の中をあちらこちら見学してきました。
辿り着いたのは体育館。子ども達が体力づくりの一環で、輪投げあそびをしていました。
カラー軍手を丸めたものを点数の着いたフラフープに向かって投げるこの遊び、
夢中になって子ども達が投げていました。
少し立ち止まると、子ども達がどんどん話しかけてきます。
というのも、大倉山小学校は1年生から英語教育を取り入れており、
年間を通して外国人のゲストがたくさんやって来るという、そんな特色を持った小学校なのです。
慣れてますね。
こちらは、家庭科の授業。子ども達はリュックサックを作っていました。
ショーンや、クレアが話しかけても物おじせずに何やらコミュニケーションをとっていました。
こういった生の経験が外国語の運用には非常に重要なんですよね。
スキージャンプのコースを背景に「はい、チーズ!」、
学校としてもできるだけ自然な状態で海外のアーティストと交流を生み出したいと、
コラボレーションを受け入れてくれたのが写真右の島田校長先生です。
簡単に小学校なんて入れないので、非常にありがたいことです。
こんな感じで、天神山 ⇔ 大倉山小学校の流れを定期的に生み出せれば最高ですね。
以上、市民交流事業/大倉山小学校に行ってみた!(ショーン一家)でした
・・・・が!
今回はそれでは終わりませんよ!!
ここ、分かりますかね?
札幌の秘境、昭和の宝箱、こと(?) レトロスペース・坂会館にもお邪魔してきました。
たまたま、小学校から近い事もあってお邪魔したのですが、
たまたま館長の坂一敬さんにお会いして、色々話しているうちに仲良くなってしまいました。
ここでも、パシャリと記念撮影。
坂館長には色々と説明をして頂いた他、秘密の2階も見せていただいたりと、主に大人が大興奮。
そして、その後ビスケットを購入し、今度は子どもが大興奮。
このちょっと前まで車で寝てましたからね。
ショーン曰く「ここに比べたら、まんだらけも真っ青だな!」なんて、よく知ってますな。
こんな感じで、貴重な体験をさせていただきました。
坂館長には「ぜひ、色々な方を連れてきてください」と暖かいお言葉もいただきました。
確かに、色々なものが見れてその上、ビスケットのお土産も買えるですからいいですよね。
天神山に訪れるアーティストをもりもり連れて来たいと思いました。
小林
アーティスト/Artist
ショーン・コーデイロ & クレア・ヒーリー/ Sean Cordeiro&Claire Healy http://www.claireandsean.com
リンク/Link
大倉山小学校 / Okurayama Elementary School http://www.okurayama-e.sapporo-c.ed.jp
レトロスペース・坂会館 / Retro Space Saka Hall https://www.facebook.com/rsp.saka/
まんだらけ / Mandarake https://mandarake.co.jp/index2.html
〇〇小学校に行ってみた
さっぽろ天神山アートスタジオが実施している市民交流事業の一環で、アートスタジオに滞在するアーティストが市内小学校に見学に伺います。基本的に中休みor昼休みの時間帯にゆるやかに子ども達との交流を行います。アーティストによっては、授業の中での交流も可能です。せひお気軽にご相談ください。
☆お問い合わせ☆ 市民交流事業担当/小林亮太郎 mail info@tenjinyamastudio.jp
〇〇へ行ってみた!シリーズ2018
小学校へ行ってみた!
大倉山小学校(アクセル編) https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-daily/17242/
澄川小学校(スタッフ小林編) https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-daily/18294/
高校へ行ってみた!
山の手高校(山田百次編) https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-daily/18070/
昨日まで滞在していた仙台のシェイクスピアカンパニーの下館和巳さんそして役者の皆さんです。
7月14日(土)に札幌中心にある「かでるホール」で公演された「アイヌ オセロ」のため、仙台より海を渡ってやってきました。
主宰・演出の下館和巳さんが天神山アートスタジオに初めてやってきたのは2016年の夏。
それから2年間、幾度も北海道に足を運び、今の時代にあった「アイヌ オセロ」を公演するため北海道大学や阿寒などを訪れ、秋辺デポさんに出会い共同演出の「アイヌ オセロ」が出来上がったのだそうです。
そして「アイヌ オセロ」下館さんに招待していただき舞台を観に行ってきました。
オセロの原作は黒人軍人のオセロが白人女性の妻デズデモーナの悲劇を描いているイェイクスピア四大悲劇の一つです。
「アイヌ オセロ」は舞台を江戸末期の道東。仙台藩士の東北弁とアイヌ語と歌と踊りで進みます。
アイヌのオセロと倭人のデズマ。そして2人の中を引き裂く大悪党はアイヌと倭人のハーフのイイヤゴ。イイヤゴは仙台藩エトロフ脇陣屋の頭を任されるオセロに嫉妬し、デマスが浮気をしていると吹き込みます。
「悪い倭人と良いアイヌがいれば、良い日本人もいれば悪いアイヌもいたはず。白が善、黒が悪という見方は変化してきていると感じる」と下館さんがいっていました。
学校で習う歴史と、その時代の一人一人の記憶にある歴史(?)は異なり簡単に善悪を決められないものだと思うのです。
今の時代にある移民問題や差別とも交差するこの舞台に最後泣かされてしまい、そして舞台挨拶で下館さんが登壇したときさらに涙が増し「下館さんおめでとう!」と心の中で叫んでしまったのでした。
この2年間札幌に、天神山アートスタジオに通い作り上げた作品は私にとっても生まれたて赤子のような存在になっていったのだと思います。
北海道開拓150周年のこの年に「アイヌ オセロ」が海を渡ってきたのも、きっと偶然ではないのでしょうね。
下館さん、そして役者のみなさんお疲れ様でした!
Moe
アーティスト/Artist
シェイクスピアカンパニー / shakespeare company https://www.shakespeare-company.net/
下館 和己 / Shimodate,Kazumi https://beigejackal76.sakura.ne.jp/?s=%E4%B8%8B%E9%A4%A8
犾守 勇/ Izumori, Osamu
石田 愛 / Ishida, Ai
香田 志麻/ Kouda,
加藤 捺紀/ Kato, natsuki
中野 莉嘉/ Nakano, Rika
ササキ けんじ/ Sasaki, Kenji
水戸 貴文/ Mito, Takafumi
及川 寛江/ Oikawa, Hiroe
藤井 優/ Fujii yutaka
増田 寛子/ Masuda, Hiroko
千葉 絵里奈/ Chiba, Erina
リンク/Link
北海道新聞7/12記事 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/208057
室蘭生まれ、札幌育ち、メキシコ在住のはぎのみほさんです。
はぎのさんはさっぽろ天神山アートスタジオと同じ豊平区にある北海学園大学の法学部を卒業後、
メキシコ国立自治大学へ渡り、そこから永らくメキシコを拠点に活動を行ってきたアーティストです。
今回、日系メキシコ人の建築家、ドキュメントビデオ作家であるタロウ・ソリジャさんとの
コラボレーション作品「きおくのなかのくに」の展示を行います。
また、フォトブック出版記念としてメキシコにおける日系移民を形作る思想と題した、
アーティストトークも行いますので、ぜひお越しください。
詳細はこちらから→ 「きおくのなかのくに」
アーティスト/Artist
はぎのみほ/Miho Hagino
Twitter https://twitter.com/haginomiho
Wiki https://ja.wikipedia.org/wiki/はぎのみほ
タロウ・ソリジャ/Taro Zorrilla https://tarozorrilla.wordpress.com
アーティスト/Artist
土井麻利江/Marie Doi http://www.mariedoi.sakura.ne.jp/index.html
リンク / Link
かぜのび/Kazenobi http://www.takenobuigarashi.jp/kazenobi/
新十津川町/Shintotsukawa Town http://www.town.shintotsukawa.lg.jp/photonews/detail/271.html
金滴酒造/Kinteki Shuzou http://www.kinteki.co.jp
アーティスト・イン・レジデンス/Artist In Residence https://ja.wikipedia.org/wiki/アーティスト・イン・レジデンス
Ying Hsien, Chen(音楽/台湾) https://kennethcth.tumblr.com
蓮見孝(デザイン/札幌)
山田百次(演劇/神奈川) https://whey-theater.tumblr.com
下館和己(演劇/仙台) https://www.shakespeare-company.net
シドマリークラーク(美術/兵庫) https://www.siddart.com
Sedacca Miriam(ダンス/イギリス) http://www.miriamsedacca.com/
Ibarretxe Maria(ダンス/スペイン) cargocollective.com/srapolaroiska
アルカス佐世保(演劇/長崎) http://www.arkas.or.jp
多田輝夫(数学/神奈川)
久保隆徳(演劇/富良野) https://www.furano-obunit.com
水津聡(演劇/富良野) https://www.furano-obunit.com
平塚直隆(演劇/愛知) http://www.geocities.jp/theatrical_unit_oysters/
はぎのみほ(メキシコ/美術) http://haginomiho.org
野原万里絵(美術/大阪) http://marienohara.info
中田有美(美術/奈良) http://www.nakatayumi.tumblr.com
Cean Cordeiro(美術/オーストラリア) http://www.claireandsean.com
Chan Man Chun(美術/中国) https://www.achunchan.com
植野智子(美術/埼玉)
Beak Eunha(美術/韓国) http://fullbut.com/wp/animation01/
Boris Labbe(映像/フランス) http://www.borislabbe.com
Parnell Heather(美術/イギリス) https://heatherparnell.wordpress.com
リンク / Link
いあく / iaku http://www.iaku.jp
北海道演劇財団 / Hokkaido Performing Arts Foundation http://www.h-paf.ne.jp/program/「粛々と運針」札幌公演/
俳優の山田百次さんは札幌座台55回公演となる
「フレップの花、咲く頃に」に出演するため、天神山アートスタジオにやってきました。
青森出身の山田さんは、地元で演劇を学び30歳の時に上京。
現在は平田オリザが主催する劇団青年団の演出部に所属。
青森をルーツとする山田さんは津軽弁での作品も演じており、
今年の初めにも斜里地方での北方警備にあたる津軽藩について作品化した「珈琲法要」で来札。
そんな山田さんに天神山アートスタジオの実施しているアーティストと市民の交流事業
「〇〇に行ってみた!」への参加を打診してみたところ快諾!
早速、つてのある札幌山の手高等学校さんに連絡を取り、この様な活動が実現しました。
(写真は2016年の稽古場を見に行ったシリーズより)
ということで、山校こと札幌山の手高校さんにお邪魔してきたので、その様子をご紹介します。
教壇に立つ山田さんと、その話に聞き入る山の手高校演劇部のみなさん。
演劇部の皆さんは、数日前までさっぽろ高校生合同公演とめちゃめちゃ忙しいスケジュール
だったのですが、担当の先生含め今回の交流企画に快く協力してくれました。
山田さんが話しているのは、自己紹介を含めたこれまでの作品について。
こちらは、山田さんが2015年に早稲田大学の授業で行なった一人芝居。
この作品では目の不自由な方の役を行うため、左目だけをずらし演技をしていたとの事。
目も筋肉で動くので、トレーニングで自由に動かせる、ってマジすかいきなりすごいこと聞きました。
こちらは今回上演する「フレップの花、咲く頃に」がサハリンを舞台としているため、
実際にリサーチに行って、見てきたことについて写真を交えて紹介してくれました。
また、演劇部の生徒たちとは、作品の話だけではなく、
学生時代は空手をやりながら「演劇やりてぇな~」と思っていたことや、
脚本制作時には個人的な経験が役に立つということ、
すぐに書きはじめたほうがいいぞ!などなど色々な話をしてくれました。
なかでも、作品や演出家によって役者に求められることや評価が変わることもあるけれど、
いつどんな時であっても、自分ができる限りのパフォーマンスを示し続けることで、
必ず誰かの目に止まり、次につながるということを話してくれました。
これは、演劇に限らず人生訓として響くメッセージでしたね。
こんな感じで、あっという間に過ぎ去った1時間半。
みんなを盛り上げまとめている部長や優しく生徒たちを見守っている先生、
キラキラと光る未来を感じさせてくれた演劇部のみんな、
そして「ここでいいのかな?」と不安なおじさん2人を出迎えてくれた副部長ありがとう!
素晴らしい交流の機会になりました。
また、今回初めての高校出張ということ&大雑把な打合せのみということで、
どうなるか分からなかったのですが、快く協力していただいた山田さんにも感謝です。
また、高校へ行くシリーズを続けてゆきたいですね。
小林
〇〇に行ってみた!
さっぽろ天神山アートスタジオが実施している市民交流事業の一環で、
アートスタジオに滞在するアーティストが市内教育機関にお邪魔します。
基本的に中休みor昼休み、放課後といった自由時間の中で交流を行います。
アーティストによっては、授業の中での交流も可能です。せひお気軽にご相談ください。
☆お問い合わせ☆
市民交流事業担当/小林亮太郎
メールアドレス info@tenjinyamastudio.jp
小林
アーティスト/Artist
山田百次 / Momoji Yamada
公式ツイッター https://twitter.com/nono_ue_momo
ホエイ / Whey https://whey-theater.tumblr.com
リンク/Link
札幌山の手高等学校 / Sapporo Yamanote High School http://www.yamanote.ed.jp
札幌山の手高等学校演劇部 http://yesmeeting.wixsite.com/yes-meeting
フレップの花、咲く頃に http://www.h-paf.ne.jp/program/フレップの花、咲く頃に/
〇〇へ行ってみた!シリーズ
小学校へ行ってみた!
大倉山小学校 https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-daily/17242/
稽古場に行ってみた!
『肝っ玉おっ母とその子どもたち』 https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-event/8529/
『そしてだれもいなくなった』 https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-creative/7727/