チェコ在住のアメリカ人、ベッカさんです。
日本のアニメ&漫画好きで、ホラー漫画家の伊藤潤二さんのファンとの事。
折角なので、巨匠楳図かずおさんをご紹介しておきました。
こうみると確かに作風は影響受けてそうですね。
コピックを使って、きれいに色を塗っています。
その他、こんなかわいいイラストも描いているようです。
しかも、1枚15分ぐらいで描いてしまうそうです、早いですね。
妹がいるらしくて、よく〇〇を描いてよ、と頼まれているとの事。
日本滞在中には制作活動をしながら、まんだらけに行って見たり充実しているようです。
先日紹介した、アニメーション監督のアクセルもドラゴンボール見てはまったように、
日本人が思っている以上に、アニメや漫画は世界中の人たちに多大な影響を与えているようです。
小林
アーティスト/Artist
ベッカ / Bekah
アクセル・ディゴワ / Axel Digoix https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-daily/16604/
リンク/Link
伊藤潤二 / Junji Ito https://ja.wikipedia.org/wiki/伊藤潤二
楳図かずお / Kazuo Umezu https://ja.wikipedia.org/wiki/楳図かずお
まんだらけ / Mandarake https://mandarake.co.jp/index2.html
道東にある森の奥、闇にまぎれ
ただひたすらじっと待ち構える。
狙いは、Blackison’s Fish Owl
シマフクロウ。
田中博さんは旭川出身の写真家で、主にシマフクロウをテーマに活動を行っています。
カフェ エスキス内でシマフクロウのこと展を開催します。
シマフクロウの聲がきこえる。
カフェ エスキス 4月12日(木)~5月8日(火) 12:00~24:00(日・祝~21:00)
◎水曜日定休日 ※4/24(火)は臨時休業
5/1(火) トークイベント「シマフクロウに学ぶ自然保護」
◎19:30~21:00(開場19:00~) ◎1ドリンク付 1,000円
◎要予約 ※ご予約は店頭またはお電話にて前日まで
こんな感じで書くと非常にシリアスな感じですが、
シマフクロウについて何でも気軽に話してくれる田中さん。
シマフクロウの名の由来はかつて北海道が蝦夷島(えぞがしま)と呼ばれていた時に、
シマにいるフクロウということでシマフクロウと名付けられたとのこと。
写真をお願いしたら、ノリノリでボースをとってくれました。
額に入っているのはシマフクロウの羽なんですが、触らせてもらうと驚きです。
触れているのに感触が全然ないぐらいに、柔らかく軽い羽なんですね。
夜ひとりで真っ暗な森の中キャンプをする過酷なシマフクロウの撮影についてや、
現在、北海道に約160羽しかいないシマフクロウの生態についてなど、とても貴重な話をしてくれます。
田中さんのサイトにもシマフクロウのすてきな写真が載っていますので是非チェック。
田中博HP ⇒ http://tanaka.photo/index.html
本日4月12日から5月8日まで基本的に展示会場のカフェ エスキスにいるので、
ぜひ時間を見つけて田中さんに話しかけてみてください。
あっという間に1~2時間過ぎてしまいますよ!
アーティスト/Artist
田中博 / Hiroshi Tanaka http://tanaka.photo/index.html
リンク/Link
カフェ エスキス/Cafe Esquisse http://cafe-esquisse.net
東京よりやって来たのは横谷奈歩さんです。
芸術と考古学の分野にまたがり活動を行なうアーティストです。
彼女は民俗学的な事柄、ルーツに興味があり
今回の滞在期間中には市内~道内各地の博物館などに足を運び、リサーチ活動を行います。
(写真は北海道開拓の村)
こちらは白老のポロトコタンを訪れた際の様子。(水鳥の舞)
屋根に上っている男たちが行なうのは、餅まきとのこと。
横谷さんのブログにも日々の活動が書いてあるので、ぜひご覧ください。
横谷奈歩HP 「食べ物が降ってくるよ、ハルナンナ」
今回のリサーチ&制作の内容は6月に東京都美術館で発表する企画展の出品作となるようです。
どんな作品になるのか楽しみですね!
そして、しっかりと北海道の食のリサーチもしているようです。
食文化に触れるということも、大事なことですね。
小林
アーティスト/Artist
横谷奈歩 / Naho Yokoya nahoyokoya.com
リンク/Link
北海道開拓の村/Historical Village of Hokkaido http://www.kaitaku.or.jp
しらおいポロトコタン/Ainu Museum http://www.ainu-museum.or.jp
フランスのパリからやって来た、アクセル・ディゴワさんです。
日本語を少し話し、ドラゴンボールが好きなアニメーション作家さんです。
今回、日本滞在中に次回の作品の為のリサーチ等を行なう予定です。
そんな、アクセルに「ちょっと作品見せてよ」と聞いてみたところ、快諾。
彼がマリのミュージシャンとコラボして作ったMVを紹介してくれました。
動画はこちら↓
こちらのタイトルとなっている「TINARIWEN」はマリ共和国で話されているタマシェク語で
「砂漠」という意味との事。
そして、4月15日(日) 10:30~12:30に行われる、「アート&ブレックファストデー」内で
活動紹介をしてもらう予定なので彼の作品を堪能していただけること間違いなし。
また、滞在期間中には日本語の勉強をしたいということなので、
見かけたらぜひゆっくり目の日本語で話しかけてください。
卓球好きなので遊んでいたら声かけてくるかもしれませんよ!
小林
アーティスト/Artist
アクセル・ディコワ / Axel Digoix https://vimeo.com/user2101465
リンク/Link
アート&ブレックファストデー / Art &Breakfast Day
天神山アートスタジオでは、新聞やイベントの記録冊子のほか、滞在したアーティストからの寄贈本なども手にとってお読みいただけます。
本日より、田中博さんから寄贈していただいた写真集『シマフクロウの聲がきこえる。』がご覧いただけます。
田中さんは、シマフクロウを撮影している写真家で、今回は市内のギャラリーで4月12日から開催する写真展のために滞在します。
ほかのアーティストのみなさんから寄贈していただいた本も読むことができますので、ぜひお気軽にお越しください。
山田
さっぽろ天神山アートスタジオ
〒062-0932 札幌市豊平区平岸2条17丁目1番80号(天神山緑地内)
TEL 011-820-2140 FAX 011-820-2142 e-mail info@tenjinyamastudio.jp
開館時間午前8時45分〜午後9時00分
休館日毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合はその翌平日)
および年末年始(12月29日〜1月3日)
日本全国を見れば既に桜が咲き乱れているのに、天神山には未だ雪が残っています。
だいぶ暖かくなってきましたが、まだ寒い。
でも、そんな中滞在者の間中ムーチョさんがパフォーマンスを行いました。
ムーチョさんは昔、あの有名なシルバニアファミリーのデザイナーとして働いていたという経歴を持つ方で、
ネズミの家族の誕生日は彼女の家族の誕生日だとか。
今回、野外で行ったパフォーマンスのタイトルは「つち」。
雪の上に撒いているのは肥料で、よく見ると目の部分が「つち」という文字で書いてあります。
彼女は茨城に住んでいた2011年、3.11の東日本大震災に被災。
庭に植えていた植物が異常成長した事を目の当たりにし、関西に避難を決めました。
このパフォーマンスは擬人化された土が言葉を語ることでストーリーが進んでゆきます。
間中さん曰く「土への感謝と弔いの気持ちをこめて、本物の土と一緒にパフォーマンスをします。
もしよろしかったら一緒に土と遊びましょう。」とのこと。
見た目はとてもかわいいのですが、そこに込められた思いは深刻なものです。
放射能で汚染された土が黒い袋に包まれ、行く先もなく彷徨っている姿は、
ある日を境にその場所を離れなければならなくなった人たちを思い出させます。
何かを、そして誰かを非難するということではなく、
まずは大切な何かや誰かと共存していくために私たちが日々大事にしなければならないもの。
それは足元にある、大事なものなんでしょうね。
小林
アーティスト/Artist
間中ムーチョ / Manaka Mucho ⇒ 絵本「ぬかどこさま」がこちらでご覧いただけます。
Michelle Angelica Cabildo “MICA” (美術/フィリピン) http://www.mica-cabildo.com
阿児つばさ(美術/神戸) http://akotsubasa.xyz
横谷奈歩(美術/東京) http://www.nahoyokoya.com/index.html
近藤和見(演劇/京都) lowotarvoga.net
中島秀之(大学教育/茨城)
Rebekah Coyan(美術/チェコ)
Axel Digoix(アニメーション/フランス) http://axeldigoix.tumblr.com
田中博(写真/旭川) http://tanaka.photo/index.html
岡田明彦(工芸/京都) http://rousome.com
Ousmane Ag Mossa(音楽/マリ) https://sahara-eliki.org/2018/03/24/ousmane-ag-mossa/
こんにちは。桜の咲きほこる、さっぽろ天神山ハートスタジオからお送りします。
すっかり春の陽気ですね。スタッフのメガネも思わずハートになってしまうほどです。
申し遅れました。
本日より、さっぽろ天神山アートスタジオの新スタッフとして働いている山田です。
初めまして。よろしくお願いします。
普段は、北海道教育大学の大学院で、美術を勉強しています。
緊張の面持ち。それもそのはず…
なんと、今の時期、滞在アーティストには世界的にも著名な方々が名を連ねています…!!
まさかの事態に、天神山ハートスタジオでは、部屋を増築して対応しています。
素敵な部屋ですね。スタッフのメガネも思わずハートになってしまうほどです。
今年度もどうぞアートスタジオをよろしくお願いいたします。
山田