カテゴリー:日常一覧
おかげ様でさっぽろ天神山アートスタジオも今年で開館から5年目を迎えます。
じわりじわりと、スタジオの情報が世界各国へ届いているようで、
現在も様々な国からアーティスト達がやってきます。
こちらの二人は、デンマークからやって来たピーターさん(左)とヴィーベカさん。
ピーターさんは音楽家で、札幌滞在中にも制作活動を行っていました。
天神山での滞在は一週間程度でしたが、滞在中に経験したことを音楽制作につなげてゆくとの事。
札幌や北海道の自然や風景から受け取った感覚が、音楽に変換されてゆくなんて面白いですよね。
そんな彼の過去の作品をご紹介。
こちら、上記の画像をクリックすると、アンビエントな感じの音楽が聞けますので要チェック!
一曲目のEphraimは個人的にハマりますね。
小林
アーティスト/Artist
ピーター・ドブロニ / Peter Dobronyi https://peterdobronyi.bandcamp.com/
アルカス佐世保(演劇/長崎) http://www.arkas.or.jp
Paavilainen Maija(美術/フィンランド)
Rebekah Coyan(美術/チェコ)
KONG,Yuk Yee(美術/香港) https://fatinakong.com/
NG,Yin Lam(美術/香港) https://www.ngyinlam.com/
CHIU,Yin Man(美術/香港)
CHRISTIAN HUSSEL(文芸/ドイツ) http://www.literaturport.de/Christian.Hussel/
長坂有希(美術/大阪) http://www.akinagasaka.net/
Yan Lei(美術/中国) https://www.tangcontemporary.com/yan-lei
岡田明彦(工芸/京都) http://rousome.com/
Dobronyi, Peter(音楽/デンマーク) https://peterdobronyi.bandcamp.com/
蓮見孝(デザイン/茨城)
さんぴん(演劇/東京) https://sanpin.theblog.me/
黒田大祐(美術/広島) https://sites.google.com/view/daisuke-kuroda/home
Mio Im(美術/韓国) cargocollective.com/MioIm
二上 貴夫(文芸/神奈川) http://www.geocities.jp/f_kifuu/profile.html
高田K子(美術/帯広) https://twitter.com/TAKADAKEIKOnews
Carmeli Roi&Krasny Tom(美術・工芸/イスラエル)
http://roicarmeli.art/ http://gsamfa.com/year/2017/tom-krasny/
Helen Grove-White(美術/イギリス) http://www.helengrovewhite.co.uk/
今年で第5回目を迎える天神山文化祭2018のご紹介です。
2014年の天神山アートスタジオ開館年から、地元まちづくり会「いきいき南平岸」さんと
毎年続きてきたこの「天神山文化祭」も今年でなんと5回目。
まちづくり会代表の末廣さんの元気なあいさつと共にお祭りが始まりました。
これまで3日間、2日間と数日間連続で行ってきましたが、今年は9月22日(土)の1日間。
日数は少なくなりましたが、その分内容を濃くしやって来た皆さんが満足できるような内容にしました。
ワークショップは様々、こちらは折り紙コーナー。
日本折り紙協会の葛西明子さんによる折り紙ワークショップは老若男女に大人気!
そして、こちらは文化祭の常連さんである佐仲泰輔さんによるキャンドルワークショップ。
毎年、色々な工夫をしてくる佐仲さんですが、今年はなんとお寿司屋さん!!
こまかーな部品を組み合わせてゆくと、なんとキャンドルのお寿司セットに!!すごいですね。
こちらはアクセサリーワークショップ。
講師の安達ひで子さんはまちづくり会の応援メンバーとしても活躍しながら、
南平岸商店街振興組合の一員としても活動を行っています。
そういう経緯もあり、安達さんのワークショップスペースのお隣には
南平岸商店街振興組合の紹介コーナーを設置。
豊平区のキャラクターグッズや、コミュニティスペース「ComiCa」情報が並びます。
こちらは「MY 花器作り」コーナー。
こちらも毎年恒例のこどもいけ花教室展示、はなの會のみなさんによるワークショップです。
はやり美しい花があると、会場の雰囲気も自然と暖かくなりますね。
花といえば、こちら大人気の地元特産品コーナー。
美しいバラと地元の美女たちお客様を迎えます。
そして、すぐに目につく展示スペースでみんなを待っているのは、滞在アーティストのショーン&クレア。
彼らはThe Pizza Effect と題した凧作りのワークショップを行います。
来館者の願いを凧の帆の部分に貼付け、巨大な凧を制作。
この日のために毎晩遅くまで準備をしていました。どんな形になるのか楽しみですね!!
文化祭の紹介は後半へ続きます!
小林
アーティスト/Artist
ショーン・コーデイロ & クレア・ヒーリー/ Sean Cordeiro&Claire Healy
ワークショップ情報 https://beigejackal76.sakura.ne.jp/event-item/2018/09/19146/
リンク / Link
天神山文化祭 / Tenjinyama Festival
第2回2015年 その1
長崎県から札幌へ、アルカス演劇さーくるのみなさんがやってきました。
札幌との演劇人(吟ムツの会)とタッグを組み、女優六人が「マグノリアの花たち」を演じました。
しかしながら、彼女たちが天神山に滞在してすぐのことあの北海道胆振東部地震に遭ってしまいます。
(写真は9月6日当日の様子、時計が停電した3時20分頃で止まったままに)
毎日、夜遅くまで稽古をしていた彼女たちなので、中々他の滞在者と会う機会がなかったのですが、
この時は滞在アーティスト全員が身を寄せ合い電気の復旧を待つことに。
その時のことが、観劇の際にもらう演出ノートに書いてありました。
台風、地震、それから断水と停電、様々なハプニングを乗り越え、札幌での発表を無事終えたようです。
そして、今度は10月19日、20日と場所を佐世保に移して上演を行うようです。
強くて、美しい女性たちの熱い演技を是非見てもらいたいですね!
小林
アーティスト/Artist
アルカス演劇さーくる / ARKAS Theater Circle
リンク/Link
アルカスSASEBO / ARKAS SASEBO http://www.arkas.or.jp/
北海道胆振東部地震 / Hokkaido Eastern Iburi earthquake
こちらの作品、京都ロウケツ染めでお馴染みの岡田明彦さんのもの。
昨年も岡田さんは天神山に滞在して、札幌市内・道内各地を巡ってワークショップを行ってきました。
2017年度ワークショップのようす⇒ https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-event/13776/
今年も一ヶ月に渡って前同各地でのワークショップを行っておりました。
こちらは黒松内の道の駅での展示。きれいですね。
また天神山でも様々なワークショップを行い、多くの参加者が訪れていました。
ぜひ、また機会があればみなさん参加してみてくださいね。
小林
アーティスト/Artist
岡田明彦 / Akihiko Okada http://rousome.com/
横浜からやって来たのは松崎さんです。
松崎さんは天神山に滞在中、市内周辺の公園や緑地を訪れ
草花のスケッチやドローイングを行ない植物をモチーフにした作品を制作をしていました。
もともとは抽象画を描いていたようなのですが、その過程でいつの間にか植物を描くようになったとか。
滞在期間中に台風があったり地震があったりと色々大変だったようですが、
思ったより天神山緑地内に様々な植物があったので作品制作も進んでいたようです。
完成した作品、ぜひ見せてもらいたいですね。
小林
アーティスト/Artist
松崎 好訓 / Yoshinori Matsuzaki
リンク/Link
天神山緑地 / Tenjinyama Park
ようこそSapporo / Welcome to Sapporo
http://www.sapporo.travel/find/nature-and-parks/tenjinyama-park/
公園検索システム
https://www2.wagamachi-guide.com/sapporo_koen/apps/list.asp?mode=2&ID=450004
名古屋からやって来たのは「映像によるまちづくり」のメンバーです。
名古屋市立大学大学院芸術工学研究科のみなさんが中心となり活動を行っております。
車一台でフェリーを使って移動し、今回は道内の大学生たちと共同で撮影を行なったようです。
大雨が降ったりと大変だったようですが、無事撮影終了とのこと。
どんな作品が出来上がるのか楽しみですね。
アーティスト/Artist
映像によるまちづくり / eizouniyorumachizukuri
http://www.sda.nagoya-cu.ac.jp/ykurihar/
ツイッター https://twitter.com/machituku
Facebook https://www.facebook.com/nagoya.movie.students/
レポートが遅くなりましたが、9月半ばにあった出来事をご紹介します。
こちらムーミンの国、フィンランドから来ているマイヤ・パービライネンさん。
マイヤさんはアフォリズム(金言)と絵による作品をつくっています。和訳された本もあり、今回の札幌滞在では、書道を習いマイヤさん自身ひらがなや漢字を使い作品を作るということです。
毎日犬のお散歩で天神山を登っている近所の中村さんにお願いをして書道を教えてもらいました。(左)
中村さんは退職後に書道を始められたそうで、この日も作品を見せていただきました。大作揃いです。
通訳は、これまたご近所の桂さん。
海外留学や国際交流に積極的な桂さんは、地震直後から不安な海外の滞在者たちの話相手や、生活水の確保やスーパーの状況などを教えに足繁く通ってくれました。(右)
さて、マイヤさんの書道教室。
中村さんからのアドバイスは一つ。
「書き順と筆の持ち方、文字の基本の形(正方形か長方形か)だけ。型にこだわらず書けば、味のある文字になる。」
流れるような筆使いを真剣に見つめ、実際に練習をしました。
最後に集合写真をパシャり。左端は旦那さんのカリさん。書道教室の間、その様子を撮影していました。
いつもお散歩の休憩で挨拶やお喋りをする中村さんから書道を教えてもらう日が来て、そしてご近所のみなさんのサポートで助けられている天神山アートスタジオです。
そんな緩やかな関係に生まれる雰囲気ってとても温かいものだなぁと本当に感謝ばかり。中村さん、桂さんありがとうございました。
さて、日付は変わって、9月24日。マイヤ夫婦の滞在も残りわずかになったところで、今回の滞在についてインタビューを行いました。
滞在中に台風と地震を体験しながらも、作品制作と日々の生活(、ガーデニングも)。
とても貴重な体験となったようです。
スタジオの中には練習した文字が壁にかかっていました。
マイヤさんの本は天神山アートスタジオで読むことができますよ。
アーティスト/Artist
マイヤ・パービライネン / Maija Paavilainen
滞在者紹介/Resident = レイム・シャルロッテ・シブラフ&キルスティーン・エルムホイ・ハンセン / Reim Charlotte Schibler&Kirstine Elmhøj Hansen
こちらの二人はデンマークからやって来た、キーサ(左)とシャルロッテ(右)です。
2人が手にしているポスターはこちら。
既に終わってしまったイベントなのですが、
丁寧に説明すると、
「異生物間交流開発局であるメンバーの二人が人間と他の動植物との繋がりをつくる会」です。
怖いですね、カルトな感じがしますね!
でも、非常に簡単に説明をすると、「笛で鳥と交流する」会です。
☆イベントページに詳細が載っておりますので是非☆ ⇒ イベントページ
いわゆる、鳥笛を竹で制作。これをもってして、天神山に来る鳥と交流するのです。
イベント当日。和室を会場に活動が始まります。
ワイワイ、ガヤガヤ、当日ぶらりと遊びに来た人も参加しながら賑やかに活動が進んでゆきます。
そんな感じで、笛が完成。外に出ますよ!
みなさん、ご覧ください。こちらが、
異生物間交流開発局 (Bureau of interspecies communication works) の活動です。
何ともほのぼのしてていいですね。
こんな時に限って、全然鳥がいないという。
動画はこちら↓
そんな2人でございました。
ホント、いろんな人が来て面白い毎日ですね。
小林
アーティスト/Artist
レイム・シャルロッテ・シブラフ / Reim Charlotte Schibler
キルスティーン・エルムホイ・ハンセン / Kirstine Elmhøj Hansen
リンク/Link
異生物間交流開発局 / Bureau of interspecies communication works