カテゴリー:創作活動一覧
オーストラリアからやってきたトーマス・チュンさんです。
彼はさっぽろ天神山アートスタジオに滞在しながら作品を制作し、今月23日から12月26日まで
市内ギャラリーsalon cojicaで友人の松浦進さんと展示「Just Walking Alone」を開催しています。
今回、彼が10年に渡って様々な国で経験してきたレジデンスの体験を作品と共に紹介してもらいました。
幼いころからシャイだった彼は自分が変わるきっかけになればと、
アーティスト・イン・レジデンスに行くことを決めました。
行先はスカンジナビア半島のスウェーデン。現地の人たちもシャイとの話しを聞いて、決めたそうです。
星の王子様から影響を受けた彼は、子ども達の目線でみえる世界を通じて大人たちにメッセージを送り続けます。
お菓子やおもちゃ果物など、編んでつくった可愛らしい作品が彼の展示に並びます。
どれも忘れてしまった子ども心を思い出させるようなものばかりです。
(左、通訳の桑原さん、左から2番目がトーマス)
繊細ながらも優しく心温まるような彼の作品は、現在salon cojicaでご覧いただけます。
また、12月2日(土)の18時~20時にはアーティストトークも予定されています。
ぜひ、トーマスに会いに来てください。
アーティスト/Artist
トーマス・チュン / Thomas C. Chung http://www.thomas-c-chung.com
リンク/Link
salon cojica http://www.salon-cojica.com
太湯雅晴さんです。
太湯さんはお馴染み「さっぽろアートステージ2017」にて、作品を展示。
既に展示は終わってしまったのですが、話題性のある作品として一部炎上?したとか。
公共の場で行う表現活動には賛否両論は常ですからね。
SNSといった手段を得て、良くも悪くも相互コミュニケーションが可能なこの時代。
大いに議論し、考え、芸術の秋を楽しんでいただきたいものです。
(このブログ書いている時点では既に、雪も降って冬ですけどね・・・)
毎年、多くの様々なアーティストがアートステージの期間中、
展示やワークショップを行い、さっぽろ天神山アートスタジオにやって来ています。
外からやって来るアーティストにとって、札幌での制作拠点、道内各地へのハブとして
さっぽろ天神山アートスタジオは機能しているんですね。
小林
アーティスト/Artist
太湯雅晴/Masaharu Futoyu http://www.futoyu.com
リンク/Link
さっぽろアートステージ2017/Sapporo Art Stage 2017 http://www.s-artstage.com/2017
こちらは阿部乳坊さんです。台北を拠点として活動しているアーティストです。
今回、2018年の夏に北海道大学で行う授業のための打合せ&リサーチで札幌にやってきました。
たまたま、天神山スタッフの鈴木が同便に乗っていたため現地空港で写真をパチリ。
来年度の授業が今から楽しみですね。
アーティスト/Artist
阿部乳坊/Nyubo Abe http://www.abe-niuu-bou.com
橋野友希さんは山口県からやって来たアーティストです。
彼女はデザイナー学院九州校のまんが科を卒業。現在は主に透明水彩画を描いています。
天神山滞在中は北海道の自然・文化・芸術から感じたインスピレーションを抽象画で表現。
現在、天神山一階展示スペースで滞在成果発表中です。
制作した作品は、来年1月に東京で参加するグループ展にて展示予定。
★ 橋野友希 ~滞在成果発表~ ★
日時/11月17日(金)~11月26日(日)
場所/1階、展示スペース
★★★★★★★★★★★★★★★
アーティスト/Artist
橋野友希/Yuuki Hashino https://yuuki-hashino.tumblr.com
劇団「ニッポンの河川」のみなさんが来館中です。
生活支援型文化施設コンカリーニョで本日17日より公演開始。
(公演情報はこちらで確認!⇒ ニッポンの河川)
そして見て頂きたいのがこちらの写真。
元々芝居、と言うだけあって芝の上=野外で演劇ってのは行われていたんでしょうが、
完全野外でやっているのってあまり聞いたことがありませんでした。
雨の場合には、みんなカッパ被って見るとの事、いいですね「祭」な感じがします。
そして、こちらが札幌公演のリハーサルの様子。
会場のコンカリーニョは屋根あるんですが、野外っぽい広々とした雰囲気が出てますね。
制作の大橋さん曰く、
「役者が照明も音響も兼ねるミニマムでどこでも上演できる形態でおこなうというのが特徴のユニットです。」
とのこと、面白そうですね。JR琴似駅から徒歩3分、走ったら1分。
友だち誘って見に行きましょう!
アーティスト/Artist
ニッポンの河川/Nippon no Kasen http://jriver.exblog.jp
リンク/Link
生活支援型文化施設コンカリーニョ/Concarino http://www.concarino.or.jp
日本画作家の磯部光太郎さんです。
写真は札幌駅前通地下広場「チ・カ・ホ」で行われているキッズアートフェスでの様子です。
「箔貼り体験をしてみよう!」という日本画の箔(四角くうすい金属)を使ったワークショップで、
あまり馴染みのない日本画の技法に触れる貴重な機会となっていたようです。
磯部さんのワークショップは既に終了してしまいましたが、キッズアートフェスは11月26日まで行っています。
参加無料ですので、お気軽にご参加ください。
小林
アーティスト/Artist
磯部光太郎/Kotaro Isobe http://art-yokohama.co.jp/isobekoutarou
リンク/Link
札幌駅前通り地下広場 チ・カ・ホ http://www.sapporo-chikamichi.jp
キッズアートフェス/Kids Art Festival http://www.s-artstage.com/2017/artstreet/kids
フランス在住のミュージシャン、ヴァンサン・ロブッフさんとポール・ラマージュさんが来館しました。
彼らは主に電子音響学の分野で活躍しており、今回は日本ツアーで札幌にやってきました。
上の写真はライブのリハーサルの様子。
確かに二人ともパソコンで演奏してますね。(右・ポール、左・ヴァンサン)
面白いのが、ライブ会場がConte Sapporo Dance Center。ダンスセンターです。
そこで行われているのが、電子音楽&トランペット&ダンス(コンタクト・インプロビゼーション)のコラボ。
共通項は、即興性とのこと。
互いにアドリブで反応しあいながら踊りと音楽が混ざり合う感じでしょうかね。
※コンタクト・インプロヴィゼーションとは⇒ 説明
知らない世界が世の中にはたくさんあって、そんな世界の住人たちが日々天神山にやって来ています。
小林
アーティスト/Artist
ヴァンサン・ロブッフ/Laubeuf Vincent http://vincent-laubeuf.com/
ポール・ラマージュ/Paul Ramage
リンク/Link
Conte Sapporo Dance Center http://conte-sapporo.com
韓国からやってきた、ジョンクワン・ペさんです。
彼はMOVE ARTS JAPANのレジデンスプログラムで選ばれた映像作家で、
日本滞在期間中は札幌、金沢、福岡を移動し各拠点で滞在を行います。
(MOVE ARTS JAPAN-アーティストが「移動する、旅する」ことを応援するポータルサイト)
プロフィール:
M.F.A. in Film, experience inilm. Collects images and sounds in daily life and M.F.A. のフィルムコースでは、光州ビエンナーレ、ソウル・ビエンナーレの建築/都市主義、映画祭で賞を受賞しました。私の作品は実験的なフィルムとして知られています。 日々の生活の中でイメージとサウンドを収集し、映画における物質性との関係を探っています。グーロ・デジタル・バレー(旧工場地区)にて2時間のパフォーマンスを指揮しました。現在この地区はIT企業で構成されています。
滞在中の計画:
アーティストとカメラマンの映画。 アーティストは、手紙として拾った紙へ実際にあったことを書き記し、カメラマンは日々のの写真を記録する。
彼らはお互いを知りませんが、彼らの経験は時に交差します。
結果:SF映画とロードムービーを組み合わせたもの。 異なる場所を通る同じ移動の過程についての二重視点となる。
そして、もう1人。ドイツ出身のアナヒタ・ラズミさん。彼女は札幌の後は、秋田、金沢、山梨と移動を行います。
彼女は札幌の別の施設に滞在中なのですが、今回アーティストトークを行うためやって来てくれました。
プロフィール:
中東(イラン)の社会情勢とメディアの認識に焦点を当てる。
政治情勢、視覚的記憶、イメージ認識、ステレオタイプ、オリエントの間で変動する一般的なメディア、遺物について再考するためのミクスト・メディアによる実験的ビデオ、インスタレーション。
滞在中の計画:
今日の日本に存在する日イラン文化について学ぶ。 日本とイラン(シルクロード時の日本とペルシャ)間の貿易と交流の例の使用。
滞在中のアーティストだけでなく、一般の方もトークに参加、話に花が咲いていました。
小林
アーティスト/Artist
ジョンクワン・ペ/Jongkwan Paik http://jongkwanpaik.com/about
アナヒタ・ラズミ/Anahita Razmi www.anahitarazmi.de
リンク/Link
MOVE ARTS JAPAN https://movearts.jp
Kapo(Kanazawa Art Port) http://kapolog.com
紺屋2023/Konya2023 http://konya2023.travelers-project.info
桑原真理子さん、オランダのアムステルダム在住のアーティストです。
日本とオランダの両親を持ち、日本語・オランダ語を話し英語も堪能です。
アイヌ文化に興味を持っており、文化センター訪問やアイヌの方へのインタビューを予定。
また夕張市を訪れたところ、まちの状況に衝撃を受けたようで、
夕張にある清水沢コミュニティゲートに滞在しながらリサーチをするとの事。
フットワークが軽くていいですね。
で、「紹介のブログを書くので写真撮らせてください」と言ったところ、
おもむろに鍵をヌンチャク的に振り回し(桑原さんが右手に持っているのが鍵)
「ブルース・リーの調査に来たってブログに書いてください」と言われたので書いてみました。
そんな愉快な仲間達が集まる天神山。
アーティスト/Artist
桑原真理子/Mariko Kuwahara http://marikokuwahara.com
リンク/Link
清水沢コミュニティゲート/Shimizusawa Community Gate http://www.shimizusawa.com