カテゴリー:創作活動一覧
みんなが持っているこれ、何かご存知でしょうか?
タンバリンに似た楽器のような道具、これは「タンブレリ」というスコットランド発祥のスポーツ用品なのです。
持ってきたのは、写真左端に立つ日本タム協会理事長の原田大輔さん。
今回、こちらのタンブレリを普及するため天神山に・・・・
来たのではなく、普段はキュレーション、AIRコーディネーションを手がけ、
滞在中には天神山アートスタジオや、NPO S-AIR、なえぼのアートスタジオの視察を行なったり、
展覧会の企画のためのリサーチ活動を行っていました。
しかしながら、タンブレリへの情熱がすさまじく事務所で紹介してくれました。☆タンブレリとは☆
ちなみにこちらはアーティストの藤浩志さんのデザインとのこと。
折角なので、やってみることに。 感触としては羽子板のような感じだそうです。
しかもタンブレリセットを寄贈?してくれたので、いつでも天神山で遊べますよ。
世の中にはい色々なスポーツがあるんですね。
小林
アーティスト/Artist
原田大輔 / Daisuke Harada
藤浩志 / Hiroshi Fuji https://www.fujistudio.co/
リンク/Link
日本タム協会 / Tamburello Japan http://www.tamjapan.org
チェコ在住のアメリカ人、ベッカさんです。
日本のアニメ&漫画好きで、ホラー漫画家の伊藤潤二さんのファンとの事。
折角なので、巨匠楳図かずおさんをご紹介しておきました。
こうみると確かに作風は影響受けてそうですね。
コピックを使って、きれいに色を塗っています。
その他、こんなかわいいイラストも描いているようです。
しかも、1枚15分ぐらいで描いてしまうそうです、早いですね。
妹がいるらしくて、よく「〇〇を描いてよ」と、頼まれているとの事。
日本滞在中には制作活動をしながら、まんだらけに行って見たりと充実しているようです。
先日紹介した、アニメーション監督のアクセルもドラゴンボール見てはまったように、
日本人が思っている以上に、アニメや漫画は世界中の人たちに多大な影響を与えているようです。
小林
アーティスト/Artist
ベッカ / Bekah
アクセル・ディゴワ / Axel Digoix https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-daily/16604/
リンク/Link
伊藤潤二 / Junji Ito https://ja.wikipedia.org/wiki/伊藤潤二
楳図かずお / Kazuo Umezu https://ja.wikipedia.org/wiki/楳図かずお
まんだらけ / Mandarake https://mandarake.co.jp/index2.html
道東にある森の奥、闇にまぎれ
ただひたすらじっと待ち構える。
狙いは、Blakiston’s Fish Owl
シマフクロウ。
田中博さんは旭川出身の写真家で、主にシマフクロウをテーマに活動を行っています。
カフェ エスキス内でシマフクロウのこと展を開催します。
シマフクロウの聲がきこえる。
カフェ エスキス 4月12日(木)~5月8日(火) 12:00~24:00(日・祝~21:00)
◎水曜日定休日 ※4/24(火)は臨時休業
5/1(火) トークイベント「シマフクロウに学ぶ自然保護」
◎19:30~21:00(開場19:00~) ◎1ドリンク付 1,000円
◎要予約 ※ご予約は店頭またはお電話にて前日まで
こんな感じで書くと非常にシリアスな感じですが、
シマフクロウについて何でも気軽に話してくれる田中さん。
シマフクロウの名の由来はかつて北海道が蝦夷島(えぞがしま)と呼ばれていた時に、
シマにいるフクロウということでシマフクロウと名付けられたとのこと。
写真をお願いしたら、ノリノリでボースをとってくれました。
額に入っているのはシマフクロウの羽なんですが、触らせてもらうと驚きです。
触れているのに感触が全然ないぐらいに、柔らかく軽い羽なんですね。
夜ひとりで真っ暗な森の中キャンプをする過酷なシマフクロウの撮影についてや、
現在、北海道に約160羽しかいないシマフクロウの生態についてなど、とても貴重な話をしてくれます。
田中さんのサイトにもシマフクロウのすてきな写真が載っていますので是非チェック。
田中博HP ⇒ http://tanaka.photo/index.html
本日4月12日から5月8日まで基本的に展示会場のカフェ エスキスにいるので、
ぜひ時間を見つけて田中さんに話しかけてみてください。
あっという間に1~2時間過ぎてしまいますよ!
小林
アーティスト/Artist
田中博 / Hiroshi Tanaka http://tanaka.photo/index.html
リンク/Link
カフェ エスキス/Cafe Esquisse http://cafe-esquisse.net
東京よりやって来たのは横谷奈歩さんです。
芸術や考古学といった分野にまたがり活動を行なうアーティストです。
彼女は民俗学的な事柄、ルーツに興味があり滞在期間中に市内~道内各地の博物館に
足を運び、リサーチ活動を行う予定です。(写真は北海道開拓の村)
こちらは白老のポロトコタンを訪れた際の様子。(水鳥の舞)
屋根に上っている男たちが行なうのは、餅まきとのこと。
横谷さんのブログにも日々の活動が書いてあるので、ぜひご覧ください。
横谷奈歩HP 「食べ物が降ってくるよ、ハルナンナ」
今回のリサーチ&制作の内容は6月に東京都美術館で発表する企画展の出品作となるようです。
どんな作品になるのか楽しみですね!
そして、しっかりと北海道の食のリサーチもしているようです。
食文化に触れるということも、大事なことですね。
小林
アーティスト/Artist
横谷奈歩 / Naho Yokoya nahoyokoya.com
リンク/Link
北海道開拓の村/Historical Village of Hokkaido http://www.kaitaku.or.jp
しらおいポロトコタン/Ainu Museum http://www.ainu-museum.or.jp
フランスのパリからやって来た、アクセル・ディゴワさんです。
日本語を少し話し、ドラゴンボールが好きなアニメーション作家さんです。
今回、日本滞在中に次回の作品の為のリサーチ等を行なう予定です。
そんな、アクセルに「ちょっと作品見せてよ」と聞いてみたところ、快諾。
彼がマリのミュージシャンとコラボして作ったMVを紹介してくれました。
動画はこちら↓
こちらのタイトルとなっている「TINARIWEN」はマリ共和国で話されているタマシェク語で
「砂漠」という意味との事。
そして、4月15日(日) 10:30~12:30に行われる、「アート&ブレックファストデー」内で
活動紹介をしてもらう予定なので彼の作品を堪能していただけること間違いなし。
また、滞在期間中には日本語の勉強をしたいということなので、
見かけたらぜひゆっくり目の日本語で話しかけてください。
卓球好きなので遊んでいたら声かけてくるかもしれませんよ!
小林
アーティスト/Artist
アクセル・ディコワ / Axel Digoix https://vimeo.com/user2101465
リンク/Link
アート&ブレックファストデー / Art &Breakfast Day
https://beigejackal76.sakura.ne.jp/event-item/2018/04/16622/
日本全国を見れば既に桜が咲き乱れているのに、天神山には未だ雪が残っています。
だいぶ暖かくなってきましたが、まだ寒い。
でも、そんな中滞在者の間中ムーチョさんがパフォーマンスを行いました。
ムーチョさんは昔、あの有名なシルバニアファミリーのデザイナーとして働いていたという経歴を持つ方で、
ネズミの家族の誕生日は彼女の家族の誕生日だとか。
今回、野外で行ったパフォーマンスのタイトルは「つち」。
雪の上に撒いているのは肥料で、よく見ると目の部分が「つち」という文字で書いてあります。
彼女は茨城に住んでいた2011年、3.11の東日本大震災に被災。
庭に植えていた植物が異常成長した事を目の当たりにし、関西に避難を決めました。
このパフォーマンスは擬人化された土が言葉を語ることでストーリーが進んでゆきます。
間中さん曰く「土への感謝と弔いの気持ちをこめて、本物の土と一緒にパフォーマンスをします。
もしよろしかったら一緒に土と遊びましょう。」とのこと。
見た目はとてもかわいいのですが、そこに込められた思いは深刻なものです。
放射能で汚染された土が黒い袋に包まれ、行く先もなく彷徨っている姿は、
ある日を境にその場所を離れなければならなくなった人たちを思い出させます。
大切な何かや誰かと共存していくために、私たちが日々大事にしなければならないこと。
それは足元にある、大事なことなんでしょうね。
小林
アーティスト/Artist
間中ムーチョ / Manaka Mucho ⇒ 絵本「ぬかどこさま」がこちらでご覧いただけます。
イギリスからやって来た、ジェレミー・ハッチソンさんです。
彼はNPO S-AIR(Sapporo Artist In Residence)に招聘され、約一か月間札幌に滞在します。
「仕事文化」について調査を行い、3月中旬には作品発表を行う予定です。
(写真はなえぼのアートスタジオでトークを行ったもの。3/2西松秀祐撮影)
現在は、イギリスでは実際にテロ事件といった危険な犯罪が発生していることもあってか、
安全な街・札幌の警察に興味を持ち、実際に交番に行ってコミュニケーションをとってみたとのこと。
アートの世界とは別の世界の人とプロジェクトを行いながら、そこで起こる化学反応を作品化するようです。
小林
アーティスト/Artist
ジェレミー・ハッチソン / Jeremy Hutchison http://www.jeremyhutchison.com/
リンク/Link
なえぼのアートスタジオ / naebono art studio http://www.naebono.com
NPO S-AIR https://sairblog.wordpress.com