カテゴリー:創作活動一覧
今年の五月にやって来たチャパさんこと宮川未都子さんが来館しました。
五月の滞在の様子はこちら ⇒ ブログ
Mitsuko Miyakawa(Chapa) came to tenjinyama.
She stayed here in may. ⇒ WebLOG
She speaks English well and communicate friendly with other artists.
英語も上手で滞在する海外アーティストとも積極的に交流をしてくれるチャパさんですが、
今回の滞在中はアイヌ関係のリサーチのために白老に行ったり、
ギャラリーになりそうな市内の物件を探したりと忙しそうです。
She went to Shiraoi for research of the Ainu culture yesterday.
She is going to find some property for art gallery during her stay in Tenjinyama.
ryotaro
アーティスト/Artist
宮川未都子/Mitsuko Miyakawa http://www.mmchapa.com
ポーランドの映画監督でポリナ・ピサレクさんです。撮影時にはこのようなセットで行うとの事。
彼女は第12回札幌国際短編映画祭に作品を出展し、天神山にやってきました。
サン=デジールの夏 ⇒ http://aurorafilms.fr/saint-desir.html
一転、こちらは海。手前にあるボトルには海水が入っています。
たまたま知り合いのフランスのアーティストから「日本海の水がほしい」という連絡があり、
無茶なお願いだなぁ、と思っていたところポリナさんがフランス在住というのが発覚。
海に行くついでに、海水も詰めて持って行ってもらったのです。
人と人がつながりますね。
追記
届けてくれたようです。左がポリナ、右がニコラ。いい笑顔です。
アーティスト/Artist
ポリナ・ピサレク / Paulina Pisarek https://vimeo.com/user2907982
「海水が欲しい」といったアーティスト↓
ニコラ・ブラー/Nicolas Boulard http://www.nicolasboulard.com
リンク/Link
第12回札幌国際短編映画祭/Sapporo Short Fest 2017
http://sapporoshortfest.jp/17/
海水を使った作品の個展
http://galerieevameyer.com/expositions/presentationfutures/265/the-quiet-man
10月31日、世の中はハロウィーン一色ですね。
ですので、それを見越して天神山でも交流事業が実施されました。
10月28日(土) 13時~17時、
庭プロジェクトでお馴染みの札幌天神山遊学会のみなさんが中心となって活動が行われました。
参加は無料、短い時間の中で色々な活動が盛り込まれております。
こちらは会員の1人、千歳マンボウの森代表、佐々木眞壽美さん。
「南瓜とは、自然とは、なにか?」というテーマで基調講演を行いました。
佐々木さんが無農薬で育てているカボチャを提供してくれたので、
それを使ってたくさんのカボチャ団子を制作。
固いカボチャを切って、というより割って、茹でて、皮むいて、粉まぶせて団子の出来上がり。
それを食べながら、基調講演に耳を傾けます。
ちなみにカボチャを処理した際に出てきた種は捨てずに乾かして、来年の庭プロジェクトで使用予定です。
そのカボチャ団子をお菓子に、お茶会をやって見たり、音楽祭を開き、
滞在アーティストの参加もありましたが、一般の方々の参加もありました。
(札幌天神山遊学会代表/梅津有宏さん)
そして、こちらがメインと言っても過言ではない、ハロウィーンカボチャの制作。
このカボチャは食べても水っぽくておいしくないとの事ですが、加工にはもってこい。
小学生や中学生がそれぞれ一つずつ制作。結構上手に作っていました。
そして、完成!
カボチャ作りは初めてでしたが、雰囲気があっていいもんですね。
ryotaro
テレビに映っている左側が梶高慎輔さん、右のマイクを持っている方が梶高果代さんです。
二人合わせて「まるみデパート」という名のユニットです。夫婦です。
この写真(上、下)ですが、札幌市立拓北小学校のテレビ放送に出演中の写真です。
現在、お二人は札幌市「子どもの文化芸術体験事業」である「おとどけアート」という活動に参加中。
毎日、拓北小学校に通い制作活動を行っております。
小学校のホームページでも活動を紹介してくれています。⇒ http://www.takuhoku-e.sapporo-c.ed.jp
2人が学校や地域から見つけた「ひと、もの、こと」を集め、
それを『最高の食卓』として並べ、みんなで味わってみる(楽しんでみる)という活動です。
何が起きるのか、楽しみですね。
★おとどけアートとは★
アーティストが小学校に転校生として訪れ、数週間空き教室をアトリエに創作活動を行う活動。
小学校の中にアーティストが滞在することで、文化交流の場を生み出し、
児童だけでなく、教職員や保護者、地域住民の集いの場となることを目指しています。
ブログはこちら ⇒ http://inschool.exblog.jp/i75/
アーティスト/Artist
梶高慎輔&梶高果代 / Shinsuke Kajitaka&Kayo Kajitaka
●まるみデパート
尾道市御調町にある大正時代の旧医院を再生し、カフェ、ショップなどの複合施設を経営
marumidept.jp
●みつぎグリーンランド
尾道市のアウトドア施設の管理・運営業務を行う。宿泊施設・キャンプ場・公園の管理
www.mitsugi-greenland.com
●みつぎ空き家バンク
尾道市の空き家対策事業の委託管理を行う。空き家調査、紹介、WEB サイト制作管理など
mitsugiakiya.jp
リンク/Link
おとどけアート/Artist in School http://inschool.exblog.jp/3144918/
こちらのすてきな野菜。
なんと、この野菜は全て天神山の庭で作られた物なんです。
春先から始まった市民交流事業「庭プロジェクト」。
菜園を通じて地域の方々と交流の機会を設け、そして出来上がった作物は
市民交流のイベントである「アート&ブレックファストデー」に使用したり、
滞在アーティストが食べたりと、そんな風に活用してきました。
天神山を彩っていたヒマワリも、お役御免。鍬を使って庭の清掃を行いました。
ラベンダーもしっかり根付いたようです。
こうして実際に庭をいじっていると、植物を通じて自然に対しての意識を持つようになります。
太陽の光や雨水で植物は育つ。
当たり前の事ですが、身を持って実感することの大切さを知りました。
秋です。
ryotaro
夏に天神山に滞在していた、石川雷太さん、羅入さんからメールが届きました。
こちらは京都市美術館別館。すごい建物ですね。
9月19日~24日まで開かれたLINK展にお二人が参加し、作品を展示したのですが、
その作品のひとつが、天神山アートスタジオ滞在中に近隣小学校で制作したものなんです。
石川雷太さんと羅入さん。一緒に小学校に通ったのがずっと昔のように思えます。
(通ったのは今年の7月頃です。)
この真ん中の円が、子ども達の手形によって作った作品です。力強いですね。
天神山から京都へ、アーティストが動くことで作品もまた移動します。
ryotaro
アーティスト/Artist
羅入/laju http://kondon.org/laju/
石川雷太/Raita Ishikawa http://erehwon.jpn.org/raita_ishikawa/
ウィーーーーーン!
という音が事務所から響き渡ります。
常連アーティストのドリアン・カヴェさんです。
彼がなにをしているかというと、この貝殻にルーターという機械を使って穴を空けているのです。
しばらくすると、この通り。
彼は前回8月頃に天神山を訪れ、それから1ヶ月かけて道内を自転車で移動していました。
前回の様子⇒ こちらをクリック
道内にある様々な農業共同体のリサーチを行っていたとの事。
(↓の写真にあるオレンジの印がドリアンの移動で、札幌から羅臼⇒稚内⇒札幌を移動しております。)
で、その際に海岸で見つけたきれいな貝殻を大事に持ってきて、
「これでイヤリングを作りたいんだよ」なんて、ロマンティックなことを言うんです。
誰にプレゼントするの?ってきいても、「ヒミツです!(日本語)」って教えてくれません。
まあ、彼女にプレゼントするんでしょうが。
そして、この穴を空けた貝殻をスタッフの知り合いのアクセサリー作家さんにお願いしたところ・・・
こんな素敵なイヤリングが完成。完全に商品のクオリティじゃあないですか。
こんな、一コマでした。 ryotaro
アーティスト/Artist
ドリアン・カヴェ/Dorian Cave https://cn.linkedin.com/in/dorian-cavé-4550b214
こちらはイタリア、フィレンツェ出身の映画監督ダリオ・インブローニョさんです。
彼は第12回札幌国際短編映画祭に参加、オーッサという作品を出展。
こちらが映画のトレイラー。きれいな作品ですね。
そして、早速ですが道新の電子版に載っていましたね。
時差のせいか、なかなか寝付けないようでしたが、時間があるときには小樽に行ったり、
藻岩山に登って見たりと、かなりアクティブに動いていました。
またお土産に日本酒が欲しいとの事で、香りの良い日本酒一本、辛口の酒を一本をお勧めしました。
そんなダリオさんですがなんと「最優秀ノンダイアログ賞」を受賞。
こちらも嬉しいニュースでした。 ryotaro
アーティスト/Artist
ダリオ・インブローニョ/Dario Imbrogno http://nomint.com/dario-imbrogno/
リンク/Link
札幌国際短編映画祭/Sapporo International Short Film Festival and Market
http://sapporoshortfest.jp/17/