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天神山文化祭、報告その3です。
9月23日(土)、24日(日)の2日間で行われた文化祭。
このお祭りを通じてイベントを楽しむだけでなく、
天神山周辺地域の文化や歴史に触れてもらいたいという思いがあります。
そういった考えから、様々な企画が生まれており、
今年4年目となる「まち歩き」も2日間にわたり行われました。
その内のひとつがこちら
道新りんご新聞編集長の伴野卓磨さんによる濃密なまち歩きイベント「ブラリンゴ」。
南平岸駅からアンパン道路を渡り、精進川、天神山へと進む1時間半のまちあるき。
平岸地域の情報発信を行っていることもあり、並外れた知識と情報量がある伴野さん。
参加された皆さんも大満足のようでした。
そして、こちらは地域の長老と歩く「うわさんぽ」、平岸に生まれ育った生の経験を聞きながら歩くこの企画。
地域の町内会長さんだからこそ知りえる裏話にみんな驚いておりました。
そしてこちらが、豊平区地域振興課さん企画の「天神山の魅力を語る会」。
天神山を様々な角度から掘り起し、どんな魅力が隠されているのかを探ります。
たまたま平岸地域に引っ越してきたばかりの家族の方も参加していましたが、満足していた様子です。
そして、地元ミュージシャンによる音楽祭。
こちらは昨年に続き参加の親子セッション、Sweet’n sourのお二方。素敵なジャズが天神山に響き渡ります。
その他、いのちがいっぱい(吉本輝明/Vo&G 島田淳子/Key&Rec)さん。
キーボードの島田さんとアンパン娘が知り合いだったことが発覚しいきなりのコラボ!!
北海学園大学Free Formless Jazz Bandのみなさんや、吟遊詩人の三瓶隆さん。
こうして、地域の方々と共に天神山を盛り上げる会「天神山文化祭」も無事終了。
関わって頂いた団体の皆様、来て頂いた皆様に感謝の2日間となりました。
来年はどんなお祭りになるのでしょうか。
さっぽろ天神山アートスタジオ
小林亮太郎
2017年9月23日、24日
まちづくり会「いきいき南平岸」さんとの共同主催による、第4回天神山文化祭が開催されました。
2014年のさっぽろ天神山アートスタジオ開館から毎年恒例となった文化祭、
オープニングには多くの方々がお集まりくださいました。
この文化祭の魅力は地域の様々な団体・個人の方々が協働してお祭りを生み出していることです。
そのため、オープニングでは各参加団体の方々のご紹介から始まります。
そしてオープニングアクトには天神山に滞在経験のある中村優見さんにご出演いただきました。
忙しい中駆けつけてくれた西田豊平区長から開会の一言を頂きスタートです。
館内ではさっそく、天神山オリエンテーリングの受付が始まっております。
今年度初めて行う試みで、スタジオ内だけでなく緑地内のポイントを巡ります。
様々なコース設定がされており、コースを回ると天神山の歴史や文化、すてきな景色が見える場所など
より深く天神山を知ってもらうことができます。
この他にもたくさんの企画が行われました。
次のブログでご紹介いたします。
天神山に2回目の滞在となるニール・ホールさんです。
彼は眼科専門の外科医として20年以上に渡って開業医として働いていた異色の経歴を持つ詩人です。
今回の札幌滞在期間中には藤女子大学、北星学園大学、北海学園大学、で詩の朗読会を行いました。
彼のテーマは黒人差別。
「差別を受けた」という体験がなければ自分事として感じられることは容易ではありませんが、
彼の詩を通じ、ある種の疑似体験として感覚的に伝わるものがあるのだと思います。
☆藤女子大学での朗読会の様子 ⇒ ニール・ホール朗読会
また今年9月25日には北海学園大学大森一輝教授の訳による、詩集「ただ黒人であることの重み」を出版。
じわりじわりと、彼の詩が日本にも浸透しつつあるようです。
天神山にも1冊贈呈していただいたので、お越しの際にはぜひご覧ください。
ryotaro
アーティスト/Artist
ニール・ホール/Neal Hall http://www.nealhallpoet.com
「郵便でーす」
ん?
やって来た一つの封筒を見る。
TENJINYAMA STAFF そう書いてある。
裏を見てみる、フランスからの手紙だ。
差出人の名前は・・・BE,, i ,, Na,,
書きなぐったような文字を一つ一つ解読して途中で気付く、
ああ!!
空けてみると写真が数枚入っている。
五月末から六月にかけて滞在していたアーティスト、イザベルとマルクからの手紙だ。
天神山の滞在中に撮った写真をわざわざフランスから送ってくれたのだ。
☆イザベル、マルク⇒ https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-creative/11560/
時折、アーティストからこんな風に連絡が来ると、
過ぎ去っていった時間と記憶が、思ったよりも遠くにあることに気付く。
★ARTIST
イザベル・デヴノン ビジュアルアーティスト
インテリアデザイナー(1976年/パリ)、エスノエステティックドクター(1986年/パリ)、Capc現代美術博物館/arc en reve 建築センター(1999年~2007年/ボルドー)
Isabelle Thevenon Visual Artist
Interior designer, Ensaama Paris 1976. Doctor in Ethno Esthetic, Paris I Panthéon-Sorbonne 1986.Professor commissioned with the Capc Bordeaux, museum of contemporary art and arc en rêve architecture center in Bordeaux 1999/2007
マルク・ベルナル アーティスト/作家
1949年フランス生まれ。中等学校卒業後、アートハイスクールに通う。北アメリカ、ヨーロッパ、アジアを10年に渡り歩き、その中でポップ、ロック、アンダーグラウンドシーンで活躍する多くのアーティストに出会い、影響を受ける。現在、南西フランスに在住。世界各国を旅し、長きに渡りペインティング、執筆活動に専念する。
Marc Beirnaert Painter and Writer
Born in France in 1949. He is Graduate of the ENSAAMA school in 1976, Roubaix France. He currently lives and works in the south of France. He works on a global long term project, introducing his iconic cat Charabia. « Mademoiselle âge d’or » is his last book from 2016. Since 2014, he has been represented by the Gallery Alain tandille, Vertheuil, France.
天神山の常連、ボートこと張小船さんです。(画面左)
彼女は今回、SIAFのディレクター大友良英さんのインタビューを行なったり、
自身のプロジェクトの編集等を行いに天神山にやってきました。
ちなみに札幌に来る前は、
ヨーロッパの各地を回ったり対馬のプロジェクトに参加していたりと大忙しのよう。
彼女が普段アーティストとして、
どんな風に生活をして、どんなものを見ているのか、面白かったので展示してもらいました。
展示は本日9月15日(金)から21日(木)までの予定です。
ぜひお越しください。
アーティスト/Artist
張小船(ボート)/Boat ZHANG Xiaochuan
http://www.boatzhang.com/about.html
大友良英/Yoshihide Otomo
http://www.japanimprov.com/yotomo/yotomoj/
リンク/Link
SIAF(札幌国際芸術祭)/Sapporo International Art Festival
お盆を過ぎ夏の終わりを感じる今日この頃。
天神山アートスタジオの前のひまわりがやっと咲きました。
それとともに、山梨県の山奥から一家がやってきました。
若林克友さんとそのご家族。
小さい頃、天井や壁の模様が何か動物に見えたり人に見えたりしたことがありませんか?懐かしい感覚をそのままに節と付き合い続けている若林さん。
木の”節(ふし)”や石と木を組み合わせた彫刻作品を作っています。
昨年も2度ほど滞在し制作と展覧会を行っていました。
今回は夏休みということで展示とワークショップを行います。
『若林克友彫刻展』
日時:8月17日(木)〜20日(日)10:00〜17:00 ※最終日は16:00まで
『節あそびワークショップ』
樹の幹から枝が伸びるところには必ずその”節(ふし)”があり、樹に年輪があるように生き節と死に節というものがあるそうです。
そんな樹の歴史を、実際に丸太に斧を下ろし節を取り出しながら見ていきます。
そのあと自由に節や木端などの樹の面白いパーツを使って作品をつくります。
日時:8/19(土)、8/20(日) 1日2回 10:30~11:30, 13:30~14:30
対象:小学生以上、親子参加大歓迎! 参加費:無料
定員:各回10名程度
★申し込み★
メール/info@tenjinyamastudio.jp 電話/011-820-2140
氏名、年齢、連絡先をお知らせください。
アーティスト:若林克友
木工家。山梨県在住。
家具、彫刻、建築などカテゴリーを越えたモノ作りを楽しむ。
HP http://www.mebaekousha.com/
天神山の常連アーティスト、ドリアン・カヴェさんです。
彼はご両親がイギリス人とフランス人でフランス国籍、中国在住のライターです。
現在、日本各地の様々なコミュニティを取材して回っています。
This is Drian Cave who has been to Tenjinyama many times before.
He is french writer and his mother is English and he lives in China.
Currently he is researching various communities around Japan.
英語・フランス語・中国語と少しの日本語を操るドリアン。
「これ、お土産です」といって、名古屋の八丁味噌まんじゅうと、この写真の木のプレートをくれました。
彼が重い荷物を担いで、日本国内を回っている最中
たまたまヒッチハイクで乗せてくれた方が、せっかくだからとこれをプレゼントしてくれたそうです。
He speaks English, French, Chinese and Japanese.
He brought us some souvenirs which are Manju and the plate of wood.
When he was traveling around Japan with heavy baggage,
One guy picked up him and gave heavy plate for souvenirs.
受け取って見ると、結構重いんです。
彼はその後も、この重いプレゼントをカバンに入れて移動をしていたとの事。
厚意が時に人を苦しめてしまう素敵な例ですね。
ともかく、元気にやって来たドリアン。
これから、稚内や知床へ自転車で行ってみたいとの事。
無事、行けるといいんですが。
This plate is so heavy.
Dorian got this souvenir with pleasure and put it in his bag.
Kindness can sometimes end up hurting a person.
Anyway, Dorian plans to go to Wakkanai and Shiretoko by bicycle.
Good luck, Dorian.
Ryotaro
左のキムさんは韓国出身、右のグレゴリーさんはドイツ出身のアーティストです。
「GregoryMaass&Nayoungim」というデュオで活躍しており、
哲学、精神分析、経済、音楽、漫画、サブカルチャーなどなど
多様な情報源をもとに活動を行っています。
Kim Nayoung is from South Korea and Maass Gregory is from Germany.
They work together as a collaborative duo called Gregory Maass & Nayoungim.
Their work is inspired by quite diverse sources such as philosophy, psychoanalysis,
economy, music, comics, sub-culture, ect.
今日は雨でしたが、外に出かける際に
「本屋ってどこ? しりあがり寿の漫画買いたいんだよね。」ですって。
そして去り際に、「漫画太郎もいいよね。」ですって。なんか嬉しくなりますね。
そして、先ほど帰ってきて
「ブックオフ寄ってきたよ、20%引きだったよ。吉田戦車買ってきた」ですって。
なんか急に親近感を感じてしまいました。
They come to office and ask
“Where is Bookshop? I want to buy comics Shiriagari Kotobuki.”
“Mangataro is also cool.”
Then they came back here and said
“We went to BookOff and I bought Yoshida Sensha’s comics because it was 20% off.”
I felt something congenial in him.
Ryotaro
アーティスト/Artist
HP
GregoryMaass&Nayoungim
http://www.nayoungim-maass.com/
wiki
京都出身のニシジマ アツシさんが天神山に滞在しています。
彼は天神山のイベント『夏休みオープンワークショップ』のアーテイストとして
7月26日~8月2日まで一階展示スペースでワークショップを行っています。
Atsushi Nishijima came from Kyoto for summer event Open Workshop.
He will stay from the 26th July to the 2nd of Aug.
こちらは風鈴づくりワークショップの様子。
ルーターという機械で食器に穴をあけ、風鈴にします。
毎日、子ども達がニシジマさんのもとへやってきます。
This is workshop to make wind-bell by the tableware.
Children come to meet Nijijima-san, every day.
やはり、出来上がるとみんな嬉しいようでニシジマさんと記念撮影。
活動はこれ以外にも地上絵ワークショップや夏のアート相談室を実施中。
日々の活動はブログや壁新聞で紹介してゆきます。
After all, everyone seems to be happy and took photo with Nishijima-san.
He also plans other workshops.
We will introduce our daily activities in blog and wall newspapers.
rytaro