カテゴリー:日常一覧
さっぽろ天神山アートスタジオには毎日のようにアーティストがやってきます。
日本全国、世界各国から、本当にたくさんやって来るのです。
そして、滞在が長いアーティストとは家族との別れのように涙ありのさよならになったり、
「また来るよ!」なんて言って、しばらく手を振り続ける様なこともしばしば。
基本的には、スタジオは原状復帰をしてもらうことが条件なのですが、
こんな仕掛けをしてくれるアーティストもいます。
ありがとう、と、お土産を部屋に残して帰ってゆく人。
なんか、すっごい気を使って色々とお土産を置いてくれる人。
手紙やハガキは事務所入り口の鏡部分に張り出しているので、ぜひご覧ください。
昨日の朝、紅葉と朝日がとても綺麗だったので思わず写真を撮っていたのですが、明けての今朝は積雪10cm. 秋が終わりました。
Yeseterday morning I was impressed in beautiful autumn colors and took pictures. But then today here is 10cm snow covered. Autumn is gone.
taiga
A writer Tim Sinclair who was staying during two months left a letter like this. So poetic! I can’t turn it into Japanese.
“From a place that is high the first chapters pull slowly quiet down soft breathing empty. The flow a story floating breath a design full of dreams.”
He had published the book named “Re-reading dictionary”.
Through writing 2000 words every day as work quota, finally he made it done the second part of a trilogy that he has been trying while stay in Tenjin. Great!!
2ヶ月滞在していたTim Sinclair氏が残していってくれた手紙、詩的すぎて翻訳できませんが、なんとなく雰囲気を楽しんでください。彼は「辞書再読」という本も出版していました。
毎日2000語のノルマを続けたTim、とうとう3部作の第2部を天神滞在中に書き上げました。素晴らしい!!
taiga.
秋ですね。
というか、先日は雪も降ったし、そろそろ冬ですかね。
現在、天神山は冬に向け、絶賛紅葉中です。
とにかくキレイなんで、遊びに来て下さい。
そしてこちら。
夏前に植えた、ビーツがグングンと成長。
こんなに立派に育ちましたよ!
サラダにするか、スープにするか、色々迷いどころです。
White, green, orange, red, black… Beautiful first snow at Tenjin.
白、緑、橙、赤、黒、美し天神の初雪。
白、緑、橙、赤、黒、天神初雪好看吗。
taiga.
滞在アーティストとスタッフの交流会が、先週まで滞在していたアーティストTimの提案から始まることになりました。
第一回となる今回は、Boatに悠哉さん、壇原さん、そして到着したばかりのDide、Tobias、Paul、立山さんも参加してくれました。
壇原さんとDide、Paulはライター。そして提案してくれたTimもライターということで、今、天神山はライター月間となっています。
せっかくだから晩ご飯を囲もうかということで、本日のメニューは椎茸とシーチキンの和風パスタとピリ辛三平汁。椎茸は「ミュンヘン大橋のたもと産」を使った超ローカルレシピ。
それぞれの自己紹介の他、自然発生的に立山さんの活動紹介があったり、TobiasがBoatの過去作品を手に取って質問をしていたりと、なかなかに実りある会でした。
おもちゃのプロダクトを45年に渡って続けてこられた立山さんの作品紹介。
A presentation by a resident Tateyama san who has been making toy products for 45 years.
A weekly meeting just started from today. It was proposed by an artist Tim who was staying until last week.
Boat, Yuya san, Danbara san, Dide, Tobias, Paul and Tateyama san joined this first time meeting. So Danbara san and Dide and Paul are writer and Tim was also writer, this month is like a writer month of Tenjin.
I cooked one dish as usual. Today’s menu was “Pasta a la Japonese” with shiitake mushroom and tuna. So shiitake mushrooms were from foot of Munich Bridge(the bridge close to here), it became a super local recipe.
After introducing for each other, Tateyama san introduced his past and current works with idea sketches and Tobias was asking Boat’s previous work in Tenjin. This meeting had good contents.
taiga.
オフィス横に生い茂ったバジル。天神山の夏を彩ってくれましたが、秋分も過ぎたこの頃、さすがに元気が無くなってきました。そこで先日のArt & Breakfast Day in 天神ではバジルをボールいっぱいに摘んでジェノベーゼ(バジルソース)のパスタを天神山からの一品としてお出ししました。本場イタリアのアーティストLauraの参加に気がつかず、うっかりスパゲテッティなどこしらえたのは不覚でしたが、おかげで「ジェノベーゼはね、ちょっと秘密の技があって、麺と一緒にジャガイモを茹でて混ぜると良いのよ。それからちょっと緑豆を入れても美味しいわ」と、秘伝のレシピを教えてもらいました。言われるままにやってはみましたが、果たしてこれでいいのかどうか。
味はさておき、豆知識からアカデミックなものまで、今日も天神山には世界中の情報が集まってきています、というお話でした。
A lot of basil in the tiny farm of Tenjin. They were really growing up. But Summer is gone, then it looks not fine recently. Therefore I have picked them up as much as full of bowl, and made Pasta Genovese (Basil source) for previous Art & Breakfast day in Tenjin. I could’ve made pasta, for I didn’t notice that a REAL Italian artist Laura was in the event. I realised that I must’ve blundered. But Laura jus told me secret recipe “There are some tricks to make Genovese in Italy. Put cut Potatoes into the boiling water with pasta. And with little green beens is pretty good also.” I just did it as she said. But still I don’t know if it really succeed.
Let me aside how the taste was. I just was going to tell you that so many informations from over the world, from beans to academic, come together in Tenjin.
taiga.
「妹の畑で採れたもので…」と、利用者の方からゴーヤの差し入れをいただきました。天ぷらか、チャンプルーか。ありがとうございました。
“These are from farm of my sister”, a visitor gave us bitter melons. For tempura or chanpuruu or something. Muchas gracias.
taiga
朝、事務所にやってくると張り紙が。 (なんか、凄い手の込みよう)
「そうだ、今日ベッキー退館日なんだ」
7月31日からやってきた、ベッキー。
台風の中を抜けて、次はパラダイスエアーに行くとの事。
色々な思い出と共に、お土産も残してくれました。
彼女はDJ。
レコードも天神山にプレゼントしてくれました。
聞きたい人は事務所までぜひ。(レコード引っ張り出してくる必要があるけれど・・・)
さっぽろ天神山アートスタジオには、日本全国、世界各国から年間約200人ぐらいの
アーティストがやってきます。(2016年度はもっと多い!)
美術、音楽、写真、演劇、文芸と様々なジャンルに渡る人々が、
天神山に集い、時を共に過ごし、南平岸、澄川、札幌、北海道、日本を体感してゆきます。
人生にとって、一時の休憩になったり、活力をもたらす刺激になったり、
彼らが動いたときに、新たな出会いや発見が生まれたり。
そんな彼らの足跡やその軌跡が、アートスタジオを通じこの地に残ってゆきます。
文化芸術の役割とは、
そんな「ひとりひとりの人生」を少しずつ共有するための入り口なのかもしれない、
やってくるアーティストの「こんにちは」と「さよなら」を通じて、
そんな風に思いました。
さっぽろ天神山アートスタジオ 滞在アーティストと市民の交流企画
『能楽を見に行く』
先日、滞在アーティストと共に近隣小学校に「能楽」を見に行ってきました。
参加アーティストは4名。
ダネ/カンボジア、マリーナ/台湾、ティム&ジャスティン/オーストラリアです。
演目はふたつ。
狂言の「柿山伏」と能の「羽衣」
演目中の写真撮影は禁止との事で、その様子は写真に撮りませんでしたが、
人生で初めての能を楽しんでいたようです。
そして、能の見学だけでなく、小学校の中も探索。
理科室、音楽室、図工室、コンピューター室など、
彼らは日本の小学校に入るのは初めてで、興味津々の様子。
そして、飛び入りでお邪魔した小学校のクラス訪問
お邪魔したのは1年生のクラス。
各アーティストには各々の言語で自己紹介をしてもらいました。
初めて聞く、台湾語、カンボジア語に子ども達も興味津々。
また、生の英語にも子ども達は釘づけでした。
こういった日常風景を見られる機会はあまりないため、
参加したアーティストも満足してくれたみたいです。
こんな感じで、天神山のアーティストと市民の交流をどんどん生み出してゆきますよ!
「私も参加したい!」「ぜひ、来てほしい!」という方は
遠慮せずに、下記の連絡先までお願いいたします。
さっぽろ天神山アートスタジオ 滞在アーティストと市民の交流企画
『能楽を見に行く』
8月23日(火) 10:30~12:30 平岸高台小学校(豊平区)
◆滞在アーティストと市民の交流企画とは◆
さっぽろ天神山アートスタジオに滞在するアーティストと市民の交流を促進するため
アーティストが天神山を飛び出し地域や人に会いに行ったり、
市民がアーティストやアーティストの活動場所に積極的に出向いてゆく企画です。
担当: 小林亮太郎 連絡先: ryotaro@ais-p.jp 070-5288-5367