カテゴリー:日常一覧
毎週末雨、というのは6月~7月の札幌の新定番なんでしょうか?
なんて思っていたら、今日6月3日(日)は晴れ。
Recently, it will rain at the end of every weekend.
But It’s good weather today.
ちょーっと、ですが事務所のレイアウトを変更。
Anyway, we decorated our office.
交流サロンも少し変更。
Atrium too.
入口、左手の掲示板では、これまでの活動が映像で見られます。
You can see our activities on the information board .
天気のいい日はぜひお越しください。
Please come to Tenjin-yama !!
天神の森の中からこんにちは。
青々と茂る森からは、夏の土の香りがふわりと飛んできます。
Hello , from forest of Tenjin.
Fresh summer scent hangs in the air.
そして入り口には花。
「これ、プレゼント」といって花を渡してくれる粋な常連さん達も天神山にやってきます。
The Flower that neighborhood gave us is in the entrance.
そして、本題!
そろそろ窓ガラス拭いてあげる時期がやってきました、
7月中旬に【窓ガラス拭く会】を開催したいと思っています。
Anyway, Let’s get down to business!
It’s time to wipe all window.
We’ll have the Great wiping windows day.
ボランティアの皆様、ブログを見ている皆様、
スタッフと共に天神山の窓ガラスをピッカピッカにしませんか?
活動後には、簡単なお茶会で世間話でもしましょう。
詳細は近日中に!!
Please let’s wipe with us and take tea time after cleaning.
Details will be forthcoming shortly.
天神山ASで過ごす日々は、出会いこそ多けれど別れもまたラッシュアワー。時には退館した後もやり取りが続く滞在者も。
アーティストは自分が手がけたものは棄てられない性なので、ちょこちょこと制作物や、その材料までもが天神山に置いてゆかれることしばしば。あるアーティストの作ったこんなトレーナーとか、たまに着て遊んでみたり。
Heinzがトークにつかった色見本の瓶。Nadegeがくれた鉢と一緒に窓際に置いてみる。
「色っていうのはひとつに決まったものじゃない。周りの環境に依存していて、常に変化するものだ。」そんな彼のトークを思い出しつつ、薄曇りの午後と晴天の朝を撮り比べた。
窓の奥に映る黒い枝は、Heinzの作品の一部だったもの。今はボランティアの川島さんがトマトの苗を吊っています。天神山的クリエイティブリユースここにあり。
Days in Tenjin make not only a lot of encounters, but also need constantly partings. It’s like a rush hour of parings. There are few passed residents whom we keep in touch after their visit.
As an inherent, artists can’t abandon what they dealt with. They usually leave something like those stuffs even just materials often. To be little crazy I wore an weird sweat made by an artist (Boat).
The bottles that Heinz used to show as color sample in his talk. I put them with a plant from Nadege by the window.
“Color is not fixed existence. For they depend on their environments, they varying constantly.” As I just remembered his talk like this, I compared cloudy afternoon shot and sunny morning one.
There is a black brunch over the window. It was a part of Heinz’s work. By a volunteer Kawashima san it turns into a gardening tool for hanging tomatoes. This is our own creative reuse way.
taiga.
5月末から6月5日まで、美術家若林克友さん(山梨)が滞在していました。HPリンクはこちらです。若林克友スナンタ製作所
今回は6月5日まで開催の大通のさいとうギャラリーでの個展「樹をひらく 若林克友彫刻展」のための来札。以前は札幌市南区石山にギャラリーを構えて活動されていたこともあるそうです。
From end of May to June 5th, an artist Katsutomo Wakabayashi stayed here. His web site is here. 若林克友スナンタ製作所
This time was for the solo exhibition「樹をひらく 若林克友彫刻展」at Saitoh Gallery in Odori until June 5th. Before he had lived at Ishiyama in Sapporo with his personal gallery.
「節です、節。」
若林さんのオフィスでの話はこの言葉から始った。10年以上に渡りオーダーメイドの家具作りをされてきた若林さんの現在の表現様式は、木の節を使った彫刻作品だという。
“Just a joint, it is.”
His talk has begun in the office. While more than ten years he had been making order made wood furnitures, then his present style turns into sculptures which use a joint of wood apparently.
「生と死の死の方をテーマに僕はずっとやってきたんですが、福島から山梨に引っ越しをして、今は生の方に移って行っているんです。節って、本当は生き節と死に節の二種類があって、普段木材の中に目にしているのは生き節の方です。木の成長の途中までは全て生き節なんですが、木がある時から葉をつけなくなると栄養が必要なくなって、そこから死に節にかわるんです。死に節になった節は幹との隙間から水が滲みるようになって、そこから腐っていってしまったり、木にとってはこれは病気とか怪我みたいなものですね。木は生き物としてとても純粋ですから、木は生きようとして、そこに水を弾く油、つまり樹液を溜める。そうして節の内側がこう黒くなるんです。この黒は痛みや苦しみのなかで生きようとして出てくる黒なんです。人間の心が傷、痛みや苦しみを超える為に何かが鍛えられて強くなるように。」
“In my creation, as a theme I have been taking death from sides life and death. But after moving out from Fukushima to Yamanashi I am turning into life side. There are two kinds of joints in fact. Life joint and death joint. Which we see usually in wood are life joints. Until the middle point of growth term of tree all of joints are life joints, but these are changing to death joints from when tree stop its blooming. Because of the tree doesn’t need nutrition any more. Death joint is incline to be rotten because it can be absorbed wanter in slit to bole easily. To trees, it’s kind of decease or injury. Since trees are very pure as life, to protect against from water they secrete sap as oil to there. Then inside of joints getting black. This black is outcome of their pain and suffering in which they want to live more. It’s alike we human get something inwardly stronger when we wanted to carry injury, pain or suffering through.”
taiga.
外してみました。by Heinz アイデア。
We were no way something. By Heinz idea.
taiga.
約2週間の滞在を終え、明日札幌を後にするHeinz。今日は手料理を振る舞ってくれるとのことで、ささやかにポトラック(持ち寄り)パーティを開きました。
Heinz about finish his visit while two weeks and leave Sapporo tomorrow. Today he cooks for us. We had a small potluck party.
Heinz、トマトとツナのパスタを調理中。He cooking Tomato and Tuna’s pasta.
一昨日から滞在中の鈴木悠哉さんも参加。彼はHeinzと同じくベルリン在住だったことがあり、共通の友人が何人もいたようです。天神山がリトルベルリンになった一夜。Heinz、最終日に特別サービスのドナルドダックの鳴きまねを見せてくれ、ばかうけ。
Another artist Yuya Suzuki who came here just day before yesterday join us also. He also lived in Berlin. They have some mutual friends in there apparently. Heinz led us see mimic of Donald Duck’s voice. Probably special service for last day. Laugh out loud.
先週はNadegeのオープニングパーティ、次の日曜には天神山ASの誕生日会。賑やかな日々が続いています。
We had a opening party of Nadege and will have Birthday party of Tenjinyama AS in next Sunday. Party, then party, finally party.
ちなみに先週はふきを煮てみました。ばあちゃんスタイル。
I cooked butterbur last week. Grandma style.
taiga.
控えめな佇まい。しかし天神山ASのライブラリーには、一般の書店や図書館では手にすることが出来ないアートの専門書、少部数発行の展覧会ドキュメントなどが高濃度で所蔵されている。また、これまでに天神山ASに関わったアーティストの作品や、2014年札幌国際芸術祭での参加型企画「サッポロエホンカイギ」に使われた絵本などもここに収められている。
It doesn’t much great. But there are many specialized books of the arts, rare exhibition documents and the like in the library of Tenjinyama AS. We can’t see it in normal libraries or bookstores. Also, there are works of artists who acted at
here and picture books which were used in the project “Sapporo picture book association” of last Sapporo International Art Festival.
光と色を専門とする、滞在中のアーティストHeinzに、ちょうど良い機会と思い、ライブラリーで気になっていた本「色彩の本質」について聞いてみた。著者のシュタイナー(1861~1925)はHeinzと同じオーストリア出身の神秘思想家、宗教家で、日本ではシュタイナー教育として知られている。
Taiga「シュタイナーは、元はゲーテの研究者だったんでしょう?ゲーテはファウストとか小説で知られているけど、彼の最も影響力のある著作は『色彩論』だと聞いたことがあったよ。彼の科学観は現代よりずっと先へ進んでいると言う人もいたりするけど、ヨーロッパのアーティストたちにはどういう風に影響を与えているの?」
Heinz「そう、ゲーテの科学観はニュートンと折り合いがつかなかった。だから流行らなかった。ニュートンは、まぁ『間違ってはいなかった』んだからね。でも音楽だって、流行ってるポップスよりジャズとか、もっと売れないミュージシャンの中に天才が居たりするものだろう?」
T「うん。最近読んでいる、ヨゼフ•ボイスとミヒャエル•エンデの70年代の対談があるんだけど、1970年代ですら二人ともシュタイナーに強く影響を受けていて驚くよ。でもあまりにもドイツドイツし過ぎだろうって感じがする。」
H「まぁ、ドイツ文学の歴史はリッチだからね。ゲーテ、シラー、ニーチェ、シュタイナー…。問題もあるけどシュタイナーは20世紀で最も偉大な神秘家のひとりだろう。」
ヨゼフ•ボイスがシュタイナーから影響を受けて生み出した「社会彫刻」という概念。それが前回の札幌国際芸術祭でキーワードのひとつにもなっていたことを思うと、こういった知られざる神秘主義の伝統も意外と身近に転がっているものかもしれない。
I asked to a recent resident Heinz about the book of Rudolf Steiner “Essence of colors”. I have checked that it was in the library. The author was from Austria as same as Heinz and was a mystic, religionist. He is known for his method “Steiner education” in Japan.
Taiga “Did Steiner do study of Goethe before, didn’t he? I’ve heard that Goethe is renowned by his novel Faust and the like, but his master piece was “Color theory” in fact. Some writers say that the science aspect of Goethe was progressive even more than modern. How European artists are influenced from his ideas?
Heinz “So Goethe’s idea didn’t much fit to Newton, it couldn’t become popular. As you can see, Newton was just not wrong. But I think in also music, there are geniuses outside of popular music, like in Jazz or among more poor musicians?”
T “That’s true. Recently I’m reading the dialogue by Joseph Beuys and Michael Ende, and surprised that they both were influenced from Steiner strongly even in 1970’s. But it feels like little bit too much Germanistic.”
H”Ahh, that’s the Germany rich literature history. Goethe, Schiller, Nietzsche, Steiner… He had also some problems but at least Steiner might be one of the greatest mystic of 20th century. “
The idea “Social sculpture” by Joseph Beuys which was influenced from Steiner. For it was one of keyword in last Sapporo International Art Festival, such a tradition of unpopular mysticism still being around us than I expect, I guess.
taiga.
5月13日(金)の夜、アートスタジオスタッフと通訳ボランティアによる第一回滞在アーティスト勉強会が開催されました。
もともと、スタッフ間で「もっと事前に滞在アーティストの事を知っていれば深くコミュニケーションをとれるのではないか、専門用語の英語も覚えられるのではないか。」という意識があったことから、通訳ボランティアの方も含めて始めることになったこの勉強会。
今回は15日にアーティストトーク、15、17日に作品展示を行うオーストリア出身のアーティストHeinz Kasperについての勉強会でした。彼のWEBサイトで作品を見ながら、彼からもらったCV(略歴)を訳して行きました。
一つの英単語でも、複数の日本語の意味を持つものや元々の文が抽象的で訳すのが難しいところが多数あり、意外と苦戦...
結局最後は、日本語ですら言葉から得るイメージは個々人で誤差があるのだから、外国語でも同じ、翻訳を統一することは難しいね!という結論に至りました。
言葉って奥が深い...
「月がきれいですね。」並みの実力とセンスが欲しいと思ったスタッフでした...
Akiko
本日は良く晴れた日曜、毎年天神山で活動をしている大風呂敷工場さんのお花見が開かれていました。
天神の緑の芝に映える風呂敷、恒例になりつつあります。
Today is Sunday and was sunny. The group “Ohburoshiki factory” which making this like huge seat every year held a Hanami party. Ohburoshiki looks on the grass bright. This event becoming custom. in Tenjin.
taiga.
交流サロンに出てみると、誰かが踊っています。
5月17日まで滞在しているチョン・ヨンドゥ(Jung Yong Doo)さん。
「コンテンポラリーダンス」というジャンルで活躍されているのですが、
普段、ダンスすら見ることがない僕からすると、動きが面白いですね。
ヨンドゥさんは、5月13日~15日の間、シアターZOOで公演の予定。
館内で少し体を動かした後、外へ出ます。
サクラを見つめ、何かを考えているのか、感じているのか、
その時に受け取ったものを体で表現しています。
コンテンポラリーダンス、なんてカタカナが続くと、よくわからないものとして
敬遠しがち(少なくとも僕はそうでした)ですが、
ヨンドゥさんの踊り見てみると、「スッ」、っと入るというか、
とても素直な感じ。
踊りの後に、話を聞いてみると、
「動き」のひとつひとつについて、意図や意味について何かを探ろうとするのもいいけれど、
景色を見ている時のように、ぼんやりただ眺めるというのもいいんじゃないかな?
自然を見ていると、「ああ、明日もがんばろぅ!」ってそんな風に思えるような。
とのこと。
嬉しい時にスキップしたり、体が反応するようなそんな感じで、
これは見るものではなくて、自分たちにもできることなんだと思いました。
そんな感じで色々と話をしていると、ピアノの音がポロンポロン
天神山に遊びに来ていた子供が弾いていたようです。
聞き入る、ヨンドゥさん。
すると自然に体が動き・・・
いつの間にか踊りとピアノのコラボレーションに。
まさに、こういうことなんでしょうね。
ことばを使わない表現や会話というのは。