カテゴリー:イベント一覧
短い滞在でしたが、岡和田直人さんが3月20日の午後に公開制作を行いました。一見事件性すら感じてしまうこのポスターに、普段は展示に興味を示さない子供も立ち止まっていました。
本人曰く8年のブランクを経ての活動再開。「感が鈍っているなぁ…」とつぶやいていましたが、これからの岡和田さんにご注目ください。
Naoto Okawada held a work in progress event on 3/20. This poster little bit seems like a real snow avalanche accident. Even the kids in Tenjin who are usually not interested in any art events stopped in front of this poster. Apparently for him this is an art work for the first time in 8 years. He sighed “I loose feelings…”. But check his activities out from now!
taiga
さっぽろ天神山アートスタジオ 国際公募AIRプログラム2017
s(k)now 成果展示展覧会
2/22(水)~2/26(日)9:00-21:00
「冬、雪、北方圏」のキーワードのもと北海道、札幌を舞台にリサーチ、制作を行った3人のアーティストの成果展示が開催中です。視点も素材も三者三様じつに多彩。交流スペースでは彼らにインタビューしたビデオを流していますので、ぜひそちらもご覧ください。
最終日の日曜日は、夕方5時からアーティストによるギャラリートークがあります。そのあとはクロージングパーティ。予約不要、参加無料です。お気軽にお越しください!
アーティスト
Jeff Downer/フォトグラファー、インスタレーション(カナダ)
札幌市内にとどまらず、小樽、室蘭、函館など道内の都市を歩き、また歩きフィルム
による撮影を行ってきました。
滞在中に撮影された写真のプリントを展示します。22日から毎日大型プリンターで作
品の出力を行い最終日26日までのワークインプログレス形式の発表となります。
25-26日週末には数多くの写真作品をご覧いただけます。
福永敦/サウンド•インスタレーション、コラージュ(ドイツ、日本)
http://www.atsushifukunaga.com/
交流スタジオA/Cの2箇所を使い、今回の札幌での活動を含む、福永が取り組むオノマ
トペ・音のプロジェクトを発表します。交流スタジオAでは、ドイツで製作された音の
作品の体験、交流スタジオCでは、札幌でのリサーチに基づいて協力者とともに製作し
た新作をご覧いただけます。オープンスタジオ形式で福永本人は期間中も交流スタジ
オCで製作を行います。
26日(最終日)18:00からの交流会後半で館内でパフォーマンスを実施します。
William Andres Narvaez Cedeño/ファインアート(コロンビア)
http://williamnarvaezc.wixsite.com/william-narvaez/instalacion
展示スペース内に、札幌の雪の風景、埋蔵文化財の有り様にインスパイアされた繊細
な手作業により制作された作品群を展示します。また、アートスタジオの敷地内周辺
で、屋外作品も制作と設置しています。日々変わっていく雪の風景とともにぜひご覧
ください。
12月5日、札幌のアメリカ領事館にてNeal Hallによる朗読イベントが開催されます。
参加は無料ですが、予約必須です。
参加希望の方は、以下のメールアドレスに件名”Neal Hall”とし、1,お名前、2,所属、3,緊急連絡先を記入して、12/2 17:00までに送信をお願いします。USAsapporo@gmail.com
Poetry Reading event by Neal Hall on December 5th.
Free of charge. Registration required.
To resister: Please send your name, the organization, and the emergency contact number to USAsapporo@gmail.com by e-mail with the title “Neal Hall” by 17:00 Friday, December 2.
Neal Hallによる詩の朗読会が北海学園大学で開催されます!
Neal Hall 朗読イベント @北海学園大学
国際的評価を持つアメリカ人詩人で受賞作家、Neal Hallが詩の朗読と交流会を行います。
Neal Hallは詩とその朗読を通じて人権問題に関する活動を世界各地で行ってきました。今回、アメリカ史を専門とする北海学園大学の大森教授の協力で大学でのイベントが実現しました。
時間:11月29日 9:00~10:30
場所:北海学園大学#34教室
イベントに関する詳細、ご質問、ご連絡はこちらまで。
人文学部教授 大森一輝 omori@hgu.jp Neal Hall, M.D. info@nealhallpoet.com; nealhallpoet.com
イベント詳細はこちらから。https://beigejackal76.sakura.ne.jp/event-item/2016/11/9539/
※トークイベントの時間に変更があります。
台湾から来ているアーティスト林 思駿 / Lin Szu Chun による作品展示です。
大学では建築を専攻していた彼は、一ヶ月の滞在期間で札幌を「彷徨い」ながらスケッチを重ねています。
“Lifescape”と呼ぶ彼の街への眼差しをお楽しみください。
トークイベント:11月29日(火曜日)19:30よりオープニングアーティストトーク&フェアウェルパーティを行います。どうぞご参加ください。参加無料、予約不要です。
11月13日に行われた鍋を囲むイベント“a-NABE-lization”。日本全国のアーティスト•イン•レジデンスを紹介するMove Arts Japanの招聘アーティストThuy-Tien Nguyen(ベトナム)による企画でした。
TienのFB投稿より抜粋です
「鍋」という言葉は「鍋に入ったもの」を表す「鍋もの」が短くなったものです。それが多くのアジア食文化の共通言語を表していること、地域性を具体化していること、素材において、調理法や作法が常に私たちが住んでいる場所特有のものであること。そうしたことからこの料理が私を魅了しています。
当日は約20名の参加者があり、Tienが用意したキムチスープとベジタリアンスープ2種類の鍋と、それぞれが持ち寄った具材を共に味わいました
This hot-pot (“Nabe” in Japanese) event “a-NABE-lization” was held by Tien at 11/13. She was invited by Move Arts Japan which is introducing Artist in residences in all Japan.
In FB post she speaks “Nabe is short for Nabemono, (“things-in-a-pot dish). This dish fascinates me, since it speaks the common language of the majority of Asian food cultures and embodies locality, in the way its ingredients, cooking recipe and eating habits are always specific to where we are.
Move Arts Japan でのTienの紹介です。Introduction of Tien by Move Arts Japan.
taiga.
11/26まで豊平区のGallery犬養にてTobiasが作品を展示しています。
現在天神山で展示中の作品のように、普段は鋼とその溶接を用いて制作を行っている彼ですが、Gallery犬養では焼成した粘土(焼き物の手法)による像を展示しています。
Until 11/27 12:00, at Gallery Inukai, Tobias exhibits his works.
As you can see in his current exhibition in Tenjin Tobias usually works in welded steel. But these works in Inukai were made by clay and firing.
窯も粘土も持っていない彼が、どのようにこの展示へ行き着いたのか。発端は10/31に芸術の森に行き、陶工房を見学した時の事です。工房職員で作家の谷口さんが「これも何かの縁だから、今何か作っていきなよ」と声をかけてくれ、粘土を分けてくれました。仕事の速いTobias、その場で6体の像を作り、谷口さんの焼成に場所をお借りする事になりました。
後日、焼き上がった作品を持って来てくれた谷口さん。その場で「とても良い仕上がりだから、月末の僕の展示に一緒に出さないか」と誘ってくれたのでした。
Tobias didn’t intend to work in ceramic since he didn’t own a kiln or have any clay but on entering the clay workshop in Sapporro Art Park he met with Dai Taniguchi who kindly suggested he make some work in collaboration with him. Dai then gave tobias a bag of clay and said why don’t you work now? Tobias quickly made 6 figures that Dai made room for in his outdoor woodfire kiln
Later, when Dai brought the fired clay works he said “Firing was well done. These appear really great. Why don’t you exhibit in my upcoming exhibition?”
谷口さんの作品。その焼成技術を見たトバイアスは「素地そのものや、窯の中で生まれる色彩を楽しむような作品を」と意識して造形していたようです。
Dai’s works. Since looking his firing technique, Tobias wrote “I decided to create some work that plays on the textures and colours created in the kiln” in description.
展示でのキャプション。 The caption in exhibition.
造形作家として、人の体を通して現れる意志に関心があります。普遍的に人体が持つ、たぐいまれな能力。直観的なコミュニケーションを可能にすること、言語表現の障害から自由であること、そして、例えば身振りのみから得られる感覚的な理解といったもの。こうした言語によらないコミュニケーションを私はこの粘土像に対して用いています。
大さんと出会って粘土造形の可能性や、すばらしい焼成技術を見せてもらい、私は素地そのものや窯の中で生まれる色彩を楽しむような作品を作りたいと考えました。鉄を主として制作する彫刻家としては、粘土での制作は新鮮なものでしたが、私の直観的で直截的な造形気質とよく合いました。肉体のビジョンをつくるために粘土を押し、ひねり、そして引っ張りながらも、筋肉や皮膚はそれら自身が炎の求めに応じるように、そして裂け目と穴は化学反応がよく起こるように作りました。粘土に導かれて、ねじれたり曲がったりしている半身像を素早く作りながら、エキサイティングな焼成の妙が映えるよう力を注ぎました。
大さんがこの躍動するような色彩を結んだ焼成技術を教えてくれたこと、私のために窯に場所を作ってくれたこと、そして素材と時間をくださったことに大きな感謝を言いたいと思います。谷口大さんは心から人を励まし、粘土に対して情熱を注ぐ芸術家です。それは熟練の知識と技術を分かち合ってくれる方から頂いた喜ばしい学びの時間でした。
Pushing the figure
As a figurative artist I am interested in the expression of meaning through the body. The body’s rare ability to be understood universally enables for instinctive communication, free from the problems of verbal interaction, and thus a comprehension of feeling through gesture alone can be achieved. These nonverbal communications are what I drew on for my inspiration for these clay figurines. After meeting Dai and being introduced to the prospect of working in clay and utilising a fantastic firing technique, I decided to create some work that plays on the textures and colours created in the kiln.
Being a sculptor that works predominantly in steel, working in clay was a new feeling but merged well with my intuitive and immediate sculpting nature. Pushing, twisting and pulling the clay to create a vision of flesh, muscles and skin also leant itself to the needs of the fire, creating crevices and pits for the chemicals to react in. Being led by the clay I quickly created torsos twisting and turning, filled with energy to mirror the exciting nature of the firing.
I’d like to say a very big thank you to Dai for introducing me to his firing technique, which resulted in such vibrant colours, for making space for me in his kiln and for being so giving with his materials and time. Dai Tanaguchi is a truly inspiring artist who is passionate about clay. It is a joy learning from a man who is generously sharing his skill and knowledge of a subject he knows so well.
taiga.
a-NABE-lization なべリゼーション
ベトナムのアーティストTienによる、鍋を囲むディナーイベントです!
- 日時:11月13日18:00~
- 参加費:無料。お好きな鍋の素材をお持ちください。
- 予約:11月12日18:00までに、下記URLのページの「Going」をクリックするか、メールにてご連絡をお願いします。
https://www.facebook.com/events/816980688445253/?notif_t=plan_user_invited¬if_id=1478835240522448
以下、Tienからのメッセージです。
札幌のみなさん、そして友人たちへ
私はこの10日間のうちにすっかり札幌生活に馴染みました。私たちが一緒に食べたご飯は、ランチもディナーもお菓子も、私にとってはユニークな出会いと経験になりました。そして願わくばあなたにとっても。たった14日間の滞在でしたし、地域の全員に会えるというわけではなかったのは残念ですが、みなさんの好意と優しさにとても感謝しているので、札幌を発つ前に小さな集まりを企画しています。
11月13日(日曜日)のディナーパーティにみなさんをご招待します。場所は天神山緑地にある天神山アートスタジオです。札幌での私たちの様々な縁を祝って「鍋」をしますので、そこでみなさんにお会い出来たらと思っています。「鍋」という言葉は「鍋に入ったもの」を表す「鍋もの」が短くなったものです。それが多くのアジア食文化の共通言語を表していること、地域性を具体化していること、素材において、調理法や作法が常に私たちが住んでいる場所特有のものであること。そうしたことからこの料理が私を魅了しています。
私は基本的な素材(キノコ、牛肉、豚肉)に加え、牛肉キムチと、ベジタリアンのためのキノコ、2種類のダシを用意しようと思っています。残りはみなさんにお任せします。肉(豚、牛)野菜(キャベツ、人参、キノコ)、ハーブ、根菜など -ディナーパーティの鍋を盛り上げるためなら、どのような物を持ってこられても歓迎です。また、暖かい飲み物も用意したいと思っていますが、その他に飲み物やデザートを持って来られるのも大歓迎です。
下ごしらえがあるので、もしディナーパーティに来られる場合、12日土曜日の18:00までにお知らせください。(上記のメールアドレスか、上記FaceBookイベントページの「Going」をクリックしてください。)
ご質問がある方は、お気軽にご連絡ください。
よろしくお願いします。
Tien
a-NABE-lization
- 11/13 18:00~
- Joying fee:Free Bring ingredients of hot-pot.
- Reservasion:Until 11/12 18:00. Clich “Going” button of this page. Or mail to here t.tieen.n@gmail.com
https://www.facebook.com/events/816980688445253/?notif_t=plan_user_invited¬if_id=1478835240522448
Dear friends and strangers in Sapporo,
In the last 10 days I have become a part of the daily life in local Sapporo. The meals we shared, whether lunch, snack, or dinner have created unique encounters and experiences for me, and hopefully for you, too. There were only 14 days of my stay, and I regret not being able to meet everybody in the area. But as I am very grateful for your acceptance and kindness, I am planning a small gathering before I leave.
I would like to invite you to a dinner party this Sunday, November 13th. The gathering will be held at Tenjinyama Art Studio (inside Tenjinyama Park). I hope to see many of you there where we will make “nabe” – hot-pot – in celebration of our diverse and unified community in Sapporo. Nabe is short for Nabemono, (“things-in-a-pot dish). This dish fascinates me, since it speaks the common language of the majority of Asian food cultures and embodies locality, in the way its ingredients, cooking recipe and eating habits are always specific to where we are.
I will prepare 2 nabe broth – kimchi beef and mushroom for vegetarian, with some basic elements (mushroom, some beef, and pork). The rest is in your hands. Meat (pork, beef), vegetable (cabbage, carrot, mushroom), herbs, roots – I will rely on whatever you decide to bring to the dinner party to cook up the nabe for us all to enjoy. There will also be hot homemade mulled wine, but if you would like to bring more drink and dessert, they would be warmly welcomed.
Please let me know if you can make it to the dinner party by 6:00pm Saturday November 12th (but replying to this email, OR
click “going” on the event! )so I can finalize arrangements.
If you have any question, please feel free to contact me.
Kind regards,
Tien
AIRキャンプ2016冬 アジアフォーラム&交流会
ー黄金町エリアマネジメントセンターの“アジア的” アート活動ー
アートプロジェクトとアーティストのサバイバルについて
■日時:2016年12月17日(土)18:30-20:30/交流会 21:00-
■定員:50名(事前予約/先着順)
■参加費:フォーラムのみ=500円
*フォーラム+交流会=1,500円
■シンポジウム会場:
札幌市澄川地区会館 ホール
<AIRキャンプ2016冬>
~地域とのつきあいかた合宿ワークショップ~
アーティストがいることから始まるプロジェクト
■日程:2016年12月16日(金)―18日(日)
■対象:
AIR事業運営をされている方
AIR事業開始を検討しているアーティスト含む個人・団体
地方自治体、まちづくりに携わる方
コミュニティとアート、東南アジアのアートに関心のある方
■合宿会場:さっぽろ天神山アートスタジオ&札幌市内各所
■定員:20名(先着順)