2019年始まりました。今年もどうぞみなさんよろしくお願いいたします。
こちら、2018年度国際公募プログラムで選ばれた四名。
左から、マドゥ(インド)、コンスタンス(オーストリア)、エリス(ベルギー)、フランソワ(カナダ)です。
彼らはこれから約2ヶ月ほど天神山に滞在しながら、制作活動を行います。
2月23日(土)に滞在成果発表が行われるまで、様々なイベントも予定しております。
天神山HPやSNSでもお知らせいたしますので、ご参加いただければ幸いです。
それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします!!
小林
アーティスト/Artist
エリス・イーラエット / Elise Eeraerts https://elise-eeraerts.be/work.html
マドゥ・ダス / Madhu Das
フランソワ・レミュー / François Lemieux
コンスタンス・ヒンフライ / Constance Hinfray http://cargocollective.com/ConstanceHinfray
リンク / Link
2018年度国際公募AIRプログラム s(k)now [snow + know]
https://beigejackal76.sakura.ne.jp/event-item/2019/01/21258/
雪・冬・北方圏
札幌市は、積雪寒冷地に200万人もの人が暮らす世界でも珍しい大都市です。その独特な都市生活を支える存在として、市役所の機構には雪対策室といった専門部署も備えられています。1972年に開催された冬季オリンピック札幌大会で、札幌は都市化を加速させました。都市生活を支える独自の除雪のしくみ、ロードヒーティングや地下道といったインフラや交通、人々の日常的な行動や所作、さらにはスポーツ、雪まつりといったイベントに至るまで、冬・雪に関する経験や時間の膨大な取り組みのひとつひとつは都市を生成するさまざまな創造力や知恵となり、自然との共存の試みの中に現れています。日本における札幌、北海道の「位置」を眺めるとき、北の果てともいえるこの地域は、実に独特な自然環境や人の営み、歴史を有していると気付かされます。同時に、いま・ここの地域からさらに北方を眺めれば、ここが北方圏に属しており北方文化のなだらかなつらなりの南方に位置しているとわかります。さっぽろ天神山アートスタジオの国際公募プログラムではこれら2つの視点を交わらせ、アーティストの提案、アイデアを形にすることによって、わたしたちの周囲にある境界線を悠々と超えていく試みにしたいと考えています。
招聘アーティスト
エリス・イーラエット/ベルギー Elise Eeraerts (Belgium)_Exhibition
マドゥ・ダス/インド Madhu Das (India)_Artists in School
フランソワ・レミュー /トロント、カナダ François Lemieux (Toronto / Canada)_UCCN
コンスタンス&アレクサンダー・ヒンフライ/リンツ、オーストリア Constance & Alexander Hinfray (Linz /Austria) _UCCN
プログラム期間
2019年1月5日(土)〜3月6日(水)60日間
主催:札幌市(さっぽろ天神山アートスタジオ)、一般社団法人AISプランニング
支援:文化庁/平成30年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
関連イベント
1. 雪・冬・北方圏とアーティスト
札幌市初の公的アーティスト・イン・レジデンス(以下、AIR)拠点であり、アートと市民の交流施設と機能付されている「さっぽろ天神山アートスタジオ(札幌市豊平区)」には、国内外の400名以上の創造的活動分野の方々が年間を通じて滞在しています。滞在する創造的活動分野の中でも美術のアーティストの多くは、新しい作品やプロジェクトを生み出すための調査(リサーチ)活動を含む滞在型制作に取り組んでいます。札幌市は施設運営を通じてこれらの滞在型制作活動、創造的活動を支援しています。当施設は、AIR事業として2014年度開館以来毎年、冬季に限定して「雪・冬・北方圏」をキーワードにする招聘型のAIR事業を開催しています。世界的にみても同規模で運営されるAIR拠点は貴重であり、札幌市独自のこの取り組みを紹介するとともに、今年度招聘される4名の外国人アーティストが、自分自身の活動を紹介し、同施設を拠点とし60日間に及ぶ滞在制作活動に対する意気込み、その活動内容などをお話します。
*日英逐次通訳有り
日時:2019年1月13日(日)
18:30〜20:30 アーティスト・トーク
20:30〜21:00 交流会
会場:札幌市民交流プラザ 1階 SCARTSコート
登壇者:招聘アーティスト4名
・モデレーター/ 島袋 道浩(アーティスト、2018年度国際公募AIRプログラム選考委員)
>> 1969年 神戸市生まれ。那覇市在住。1990年代初頭より国内外の多くの場所を旅し、そこに生きる人々や動物、風習や環境に関係したインスタレーションやパフォーマンス、ビデオ作品を制作している。パリのポンピドー・センターやロンドンのヘイワード・ギャラリーなどでのグループ展やヴェネチア・ビエンナーレ(2003/2017)、サンパウロ・ビエンナーレ(2006)などの国際展に多数参加。著書に、[扉を開ける](リトルモア) など。
主催:札幌市、一般社団法人AISプランニング、札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
支援:文化庁/平成30年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
2. 都市と都市
札幌市は、2006年の「創造都市さっぽろ(sapporo ideas city)宣言で「創造性に富む市民が暮らし、外部との交流によって生み出された知恵が新しい産業や文化を育み、新しいコト、モノ、情報を絶えず発信していく街」を目指すという意思を表し、その後ステップを重ね、2013年にユネスコ創造都市ネットワークに加盟して、国際的なネットワークを構築してきています。札幌市は加盟によりネットワークを構成する一員となり、このメンバーとして創造都市ネットワークを活性化する役割を担うこととなりました。創造都市さっぽろを象徴する存在として札幌国際芸術祭事業が立ち上がり、芸術祭事業に呼応するように国内外の創造的活動分野の方々が中長期間、札幌市に滞在することを可能にした「さっぽろ天神山アートスタジオ」が整備されアーティスト・イン・レジデンス拠点としての運営を開始しました。今年度、同施設を活動拠点におく招聘型のAIR事業をスタートさせ、この国際的な都市間のネットワークをアーティストの活動を通じて可視化することを試みるものです。
そもそもアーティストはあらゆる境界線を越えて活動を行います。その境界線を越える活動を支える仕組みとしてのAIRは、アーティストの移動、ある場所における一時的な滞在と制作活動を促進しています。創造都市の考え方とAIRのメカニズムは好相性であるといえるでしょう。2018年度は、札幌市に創造都市ネットワークに加盟する各メディアアーツ都市からの42名の応募者のうち、2名/組のアーティストが選ばれました。彼らは、札幌市に滞在しながら制作活動を行います。人の移動は、想像をはるかに超えた情報を運んできます。都市間ネットワークの可視化の活動が札幌から始まることを記念して、今年度の公募プログラム選考に携わり、自身もアーティストとして世界各地のAIRや国際的な仕事を経験している三原 聡一郎さんを迎え、自身の豊かな体験を語っていただくとともに、アーティストによる都市間ネットワークの可能性についてお話いただきます。
*日英通訳なし(主に日本語を使用します)英語スピーカーのためのウイスパリング有り。
日時:2019年2月12日(火)
19:00〜20:00 三原 聡一郎 アーティスト・トーク
20:00〜20:30 質疑応答
会場:札幌市民交流プラザ 1階 SCARTSコート
登壇者:三原 聡一郎(アーティスト、2018年度国際公募AIRプログラム選考委員)
>> 1980年 東京生まれ。音響を基軸に、常に世界に対して開かれた芸術としてのシステムを提示している。 2011年より、この社会を成立させるテクノロジーと「 」の関係性を考察するために「空白」をテーマにしたプロジェクトを国内外で展開中。
近年の主な個展に[空白に満ちた世界/world filled with blank/空白之界](2013kunstraumbethanien, berlin、關渡美術館、台湾)、グループ展に「SOUNDART – sound is a medium of art」(2012、ZKM、ドイツ)、「OPEN SPACE2012」(2012、NTTICC、日本)、「Simple Interaction – soundart from japan」(2011、ロスキレ現代美術館、デンマーク)「ISEARUHR2010」(2010、クンストヴェレインドルトムンド、ドイツ)等
主催:札幌市、札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
3. アーティストとアーティスト
2018年度は文化庁の支援を得て、秋季10月-12月と冬季1月-3月(2018-2019 s(k)now)の2回に渡り、招聘型AIRプログラムを行いました。海外招聘アーティストと同時期に滞在し国際プログラムを経験すること、またAIRのポストアカデミー効果を狙って、お互いが学び合う交流を促進するため、各プログラムに、すでに国内外で活動を行っている日本のアーティストが参加しました。2名のアーティストが取り組んだリサーチ、制作のプロセスの再現を含めた滞在制作活動成果報告会を実施します。
これから国際AIRプログラムに参加しようとしているアーティストには参考になるお話を聞くことができるよい機会になるでしょうし、また北海道・札幌で悪戦苦闘した2名のアーティストが、今後どのように作品を発表するのか、どんな活躍をしてくれるのか期待できるようになるはずです。
*日英通訳なし(主に日本語を使用します)
黒田 大祐(アーティスト、広島)「北海道・台湾・上海での公共彫刻リサーチ」
日時:2019年2月14日(木)19:30〜
>> 1982年 京都府福知山市 生まれ。 2013 広島市立大学大学院 芸術学研究科 総合造形芸術専攻(彫刻領域) 修了 橋本平八「石に就て」の研究で博士号取得。広島在住。 地形や気象などの物理的な環境と人間の作り出す歴史や物語の関係性について作品を制作している。近年は「不在の彫刻史」と題し東アジアにおける彫刻概念の展開について調査し作品を制作している。
滞在期間:2018年10月8日(日)〜28日(日)、11月5日(月)〜19日(月)、11月30日(金)〜12月28日(日)/64日間
南 隆雄(アーティスト、パリ/大阪)「北海道立北方民族博物館での滞在制作」
日時:2019年2月16日(土)15:00〜
>> 1976 年大阪生まれ。現在パリと大阪を拠点に活動している。映像や音響の存在論を考察した静謐なインスタレーションやヴィデオ作品で知られる。これまで個展をオオタファインアーツ(2016他)、水戸芸術館(2010)、ゲーテインスティテュートハノイ(2009)などで行う。 また第 12 回リヨンビエンナーレ( 2013)などの国際展にも参加、国立新美術館(2016)、上海 21 世紀民生美術館(2016)、ピノー財団パラッツォグラッシ美術館(2014)などのグループ展において近年は作品を発表している他、世界各地のアーティストインレジデンスに招聘され滞在制作も行う。
滞在期間:2018年12月16日(日)〜2019年2月19日(火)*12/29-1/3除く/74日間
ともに、会場:さっぽろ天神山アートスタジオを予定
主催:札幌市、一般社団法人AISプランニング、札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
支援:文化庁/平成30年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
4. 招聘アーティストによる滞在制作活動成果発表とアーティスト・トーク(報告会)
60日間の滞在制作活動の最終段階に、招聘アーティストが展覧会、トーク&レクチャー、パフォーマンスなどの、それぞれの活動内容にふさわしい形式で活動成果を報告します。
*詳細は、1月末頃発表します。
期間:2019年2月23日(土)〜3月3日(日)
会場:さっぽろ天神山アートスタジオ、ほか
○オープニング・トーク
選考委員を務めていただいた山本 高之さんを迎え、アーティストたちにとって雪・冬・北方圏とはなんだったのか、招聘アーティストの滞在中の活動を振り返り、得たもの失ったもの、これからの展開について語り合います。
*日英通訳なし(主に英語を使用します)
日時:2019年2月23日(土)15:00〜
ゲスト:山本 高之(アーティスト、2018年度国際公募AIRプログラム選考委員)
>> 1974年 愛知県生まれ。愛知教育大学大学院修了後渡英、チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインMA終了。小学校教諭としての経験から「教育」を中心テーマのひとつとし、子どものワークショップをベースに会話や遊びに潜む創造的な感性を通じて、普段は意識されることのない制度や慣習などの特殊性や、個人と社会の関係性を描く。近年は地域コミュニティと協働して実施するプロジェクトに多く取り組んでいる。主な展覧会に「Go Betweens 子どもを通して見る世界」(森美術館ほか2014-2015)、コチ=ムジリス・ビエンナーレ(インド 2016)、Asian Art Award 2017(寺田倉庫アートスペース 2017)など。近著に『芸術と労働』(共著、白川昌生+杉田敦編、水声社 2018)。
主催:札幌市、一般社団法人AISプランニング、札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
後援:オーストリア大使館、カナダ大使館
支援:文化庁/平成30年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
Dear all applicants,
Thank you very much for your interest to apply for Sapporo Tenjinyama Art Studio_2018-2019 s(k)now, Artist-in-Residence Program. We are pleased to announce the following artists who have been selected. This year, we received 236 applications for the 3 open call programs. The artists will arrive in Japan on January 5th (Sat) and participate in the Artist-in-Residence program till March 5th (Tue), 2019 (60 days).
Finalists /Alvin Luong ( Canada), Sam Treadaway (UK)
Artist in School Program (43 applicants)
Madhu Das (India)
Finalists / McCloud Zicmuse (USA, Belgium) , Michael Smith-Welch (USA)
UCCN Program (42 applicants)
François Lemieux (Tronto / Canada)
Constance & Alexander Hinfray (Linz /Austria)
Finalists / Felippe Moraes (Brazilian/Portuguese)
The final selection has been made by
SHIMABUKU (Artist), Soichiro Mihara (Artist), Takayuki Yamamoto (Artist) and Mami Odai (Director, Sapporo Tenjinyama Art Studio)
Exhibition Program and Artist-in-School program was closed at (Japan time 23:59) on 21st.
UCCN program accepts application until (Japan time 23:59) on 27th.
= DEADLINE IS OCTOBER 21ST , 2018 =
About the open call for residence program 2018 – 2019 s(k)now
Sapporo is one of the world’s more unique cities of its size, as its 2 million residents live in cold, snowy conditions for a good portion of the year. In Sapporo City Hall one finds a snow safety station, which symbolizes the central importance of snowy life in this urban city. Urbanization was driven by the Sapporo Winter Olympics in 1972. Developments include remarkable snow removal operations, road heating, underground passages and transportation infrastructure; winter entertainment includes sports and snow festivals, as well as daily routines in society. Over time, these winter features grew in importance. Experience generated diverse forms of knowledge and creative activity to energize the city, which appears to coexist with nature.
When you look at Sapporo and Hokkaido within the context of Japan, this area deep in the north boasts a very special natural environment, lifestyle and history. At the same time, when you look at the place without emphasizing national borders, geographically this area belongs to the subarctic region of the globe. In this context, the life of people in Sapporo and Hokkaido are the southern reaches of a long line of subarctic culture. For the open call of Sapporo Tenjinyama Art Studio, we hope to bring together these two perspectives. Together with the creative minds of artists, we want to encourage a great experiment toward seeing beyond boundaries. In this year, we are organizing three programs within 2018-2019 s(k)now project hosted by City of Sapporo and AIS Planning, and supported by Agency for Cultural Affairs Government of Japan. We look forward to receiving enthusiastic applications from artists and creators.
Overview of Sapporo Tenjinyama Art Studio: Sapporo Tenjinyama Art Studio is an artist in residence program and facility that opened as a project of Sapporo City in the context of the Sapporo International Art Festival in summer 2014. Surrounded by rich nature and a quiet environment, the building hosts 13 studio apartments, an exhibition space and common studios accessible to the community. It also functions as a resting place for all the visitors of the park. In addition, the atrium lounge on the ground floor is constructed as a communal area, where local people can drop in freely, to generate conversations between artists participating in the program on a daily basis as well as through various events, artist presentations and public projects. During the program year of 2017, a total of 407 artists participated, including 85 non-Japanese artists from 23 different countries.
For more information, please visit our website: https://beigejackal76.sakura.ne.jp/en/air/
2018 – 2019 s(k)now Program Summery
Key word: Snow, Winter and the Subarctic.
Sapporo Tenjinyama Art Studio is organizing three open call programs with the theme: Winter, Snow, and the Subarctic. In their encounters with culture in Sapporo and Hokkaido as well as exchange with locals, artists are invited to develop and explore their ideas through work based on the theme Winter, Snow, and the Subarctic. We will assist participants in mastering a plan, research and production during the residency.
1) UCCN Program (Background Limitation)
Number of artists: 2 (people or groups)
This program is supported by the media art city of the Unesco Creative Cities Networks and limited to the artists who are either born, live or work in any of the following 13 cities:
DAKAR (SENEGAL), ENGHIEN-LES-BAINS (FRANCE), GWANGJU (SOUTH KOREA), LINZ (AUSTRIA), LYON (FRANCE), TEL AVIV-YAFO (ISRAEL), YORK (UK), AUSTIN (USA), BRAGA (PORTUGL), CHANGSHA (CHINA), GUADALAJARA (MEXICO), KOŠICE (SLOVAKIA) and TORONTO (CANADA)
Content: By the end of the residency program, artists will provide a final presentation (in any format) of the research they conducted over the 60-day residency period.
***
Q. 日本人の応募はだめですか?
A. 3つのプログラムのうち、UCCNプログラム(創造都市ネットワーク)のみ、該当す
る都市と関係していれば日本人(日本国籍保持者)応募可能です。
Q. UCCNプログラムの都市と関係しているとはどういうことでしょうか?
A. 生誕地、一時的に住んでいた(子供の頃のみ、学校、レジデンスプログラムなど)、
その都市で開催された展覧会に参加した、という範囲での関わりをさしています。
Q. What do you mean by eligible according to the list of specified cities?
A. If you were born in, lived for a period in (ie. spent childhood, went to university, participated
in a residency program), or participated in an art exhibition, etc. in a city participating in the
UCCN program, you are eligible.
***
2) Exhibition Program
Number of artists: 1 (people or groups)
All nationality except Japanese and residence of artists must be outside of Japan. (Foreign artists living in Japan and Japanese artists living abroad are not applicable ).
Create an exhibition presenting the research they conducted over the 60-day residency period.
Supported by: Agency for Cultural Affairs Government of Japan
3) Artist-in-School program
Number of artists: 1 (person or a group)
All nationality except Japanese and residence of artists must be outside of Japan. (Foreign artists living in Japan and Japanese artists living abroad are not applicable ).
Participate in the Artist-in-School program operating within Japanese elementary schools. Participants are required to use a classroom as a studio for 2 weeks to create a project. By the end of the residency program, artists will provide a final presentation (in any format).
Note: About Artist-in-School (for Community Program) Recently in Japan, it is quite common to find the classrooms in elementary and junior high schools, built extra-large during the high-growth economy, nearly empty due to low birth rates. The Artist-in-School program saw this ‘gap’ as a new site for artist-in-residence initiatives, so that artists could make use of empty classrooms as working studios in operational public elementary schools for a period of time. In addition, artists engage with the school community through their activities, including school children, teachers, parents as well as local people.
http://ais-p.jp/ artistinschool/ http://inschool.exblog.jp/
Supported by: Agency for Cultural Affairs Government of Japan
1. Schedule
Application period: From September 5th to October 21st, 2018.
Selection: Sunday, November 4th, 2018.
Project period: (60 days) Saturday, January 5th to Tuesday, March 5th, 2019.
* Tentative date for welcome party and artist talk: Middle of January, 2019
*Tentative date for presentation and exhibition: from Saturday, February 23rd to Sunday, March 3rd, 2019.
2. Eligibility
Applicants must:
・have experiences in the field of visual arts.
・be at least 18 years old when starting the residency (students are not eligible).
・understand the aim of the residency program and present their results in the final week of the program.
・be able to participate in events and activities organized at Sapporo Tenjinyama Art Studio.
・be responsible for producing work, exhibiting and taking down the exhibition on their own and dis cussing with coordinators and the director of Sapporo Tenjinyama Art Studio.
・be able to attend the opening event and the final presentation
・be able to follow the regulations of the facility.
・be able to speak and understand either English or Japanese.
3. Support
Sapporo Tenjinyama Art Studio will provide:
・an invitation letter.
・studio rent and heating expenses.
・travel cost (actual fee of 1 return trip from the place of activity to Sapporo, maximum 150,000 yen).
・living expenses (for food, life and research fee) 300,000 yen.
・materials fee (for final presentation and etc) maximum 100,000 yen.
・arrangement of translation volunteers, coordination with institutions and organizations.
4. Studios
https://beigejackal76.sakura.ne.jp/en/stay/
・Accommodation studio B; one room per person or a group (open 24 hours).
・Other facilities in the building: Common areas on the ground floor / exhibition space / multi purpose rental studio.
*Common areas are open to the public. Artists are required to consult with members of staff in advance regarding usage of this space.
5. Notes
・Any expenses exceeding the support must be covered by the artist.
・Overseas residents who need a visa to enter Japan are responsible for obtaining the correct documentation.
・Artists from countries which have not concluded a tax treaty or a country with which Japan has concluded the tax treaty but where income is taxable may be liable for income tax on the sum provided to support their activities and transportation.
・Family and partner are acceptable (maximum 3 people), however the amount of support is only provided for the invited artist.
6. How to apply
Deadline: Sunday, October 21st, 2018 (23:59) Japan time.
Exhibition Program and Artist-in-School program was closed at (Japan time 23:59) on 21st.
UCCN program accepts application until (Japan time 23:59) on 27th.
Please choose and complete the following online application forms. (Please upload personal ID, portfolio, etc). After sending the online application form, applicants will receive an automatic response indicating reception of the online forms. If you do not receive it, please contact us.
1)UCCN Program *link to application form(PC) (smartphone)
2)Exhibition Program *link to application form (PC) (smartphone)
3)Artist in School Program *link to application form (PC) (smartphone)
– Applications which arrive after the deadline will not be accepted.
– Any application materials which are damaged or illegible are not subject to be considered in some cases.
– Submitted data will not be returned.
7. Selection and Selection Committees
Sapporo Tenjinyama Art Studio and the committee will select artists based on the application forms and portfolios submitted. During the selection, interviews may be conducted. All applicants will be notified the results by Sunday, November 4th, 2018.
A selection committee consisting of internationally recognized artists and the director of Sapporo Tenjinyama Art Studio will carefully review and evaluate applicants.
The selection committee is:
9. Contact
Open Call to Sapporo Tenjinyama Art Studio
Tel: +81-11-820-2140 (10:00-20:00: Tuesday to Sunday Japan time)
E-mail: application [AT] beigejackal76.sakura.ne.jp