交流サロンに出てみると、誰かが踊っています。
5月17日まで滞在しているチョン・ヨンドゥ(Jung Yong Doo)さん。
「コンテンポラリーダンス」というジャンルで活躍されているのですが、
普段、ダンスすら見ることがない僕からすると、動きが面白いですね。
ヨンドゥさんは、5月13日~15日の間、シアターZOOで公演の予定。
館内で少し体を動かした後、外へ出ます。
サクラを見つめ、何かを考えているのか、感じているのか、
その時に受け取ったものを体で表現しています。
コンテンポラリーダンス、なんてカタカナが続くと、よくわからないものとして
敬遠しがち(少なくとも僕はそうでした)ですが、
ヨンドゥさんの踊り見てみると、「スッ」、っと入るというか、
とても素直な感じ。
踊りの後に、話を聞いてみると、
「動き」のひとつひとつについて、意図や意味について何かを探ろうとするのもいいけれど、
景色を見ている時のように、ぼんやりただ眺めるというのもいいんじゃないかな?
自然を見ていると、「ああ、明日もがんばろぅ!」ってそんな風に思えるような。
とのこと。
嬉しい時にスキップしたり、体が反応するようなそんな感じで、
これは見るものではなくて、自分たちにもできることなんだと思いました。
そんな感じで色々と話をしていると、ピアノの音がポロンポロン
天神山に遊びに来ていた子供が弾いていたようです。
聞き入る、ヨンドゥさん。
すると自然に体が動き・・・
いつの間にか踊りとピアノのコラボレーションに。
まさに、こういうことなんでしょうね。
ことばを使わない表現や会話というのは。