2014年11月30日 日常
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本日、無事終了しました。
Rosanna Catterall_Rhapsody on a theme of Baseball in C Major (o)/ロザンナ・カテラル_狂詩曲ハ長調 野球(o)
ご来館頂いた方、ありがとうございました。
ロザンナさんは9月ごろから天神山に滞在している作家さんで、札幌で取材をしながら制作していました。
今回、その成果をたくさんの方に観ていただけたようで、とても喜んでいました。
クロージングにはロザンナさんが作品についての実演、解説してくれました。
野球のベースに野球の風景を投影した作品です。
こちらに作品の映像があります。⇒○
明日は同じギャラリーにて人形遣いモカさんの公開稽古があります。
お見逃しなく!
2014年11月26日 日常滞在者紹介
「どうも、天神山アートスタジオ滞在アーティストのロザンナです♡
今日から30日までの4日間、
天神山アートスタジオでで作品を展示しています。
野球がテーマの映像作品で音楽もあります。
これ、なんだと思います?
今日は天気がいいので、ぜひ遊びに来て下さいね!
みなさんのお越しをお待ちしております。」
と、
展示初日でファンから花をプレゼントされているロザンナを見たら
心の声が聞こえてきました。たぶん。
ぜひ見に来て下さい。ロザンナ本人も会期中にいると思います。
あと、彼女の現在の興味は「カーリング」だそうです。
近々、日本代表女子チーム(?)にインタビューに行くそうです。
年末か、新年にはみんなでカーリング体験しに行きたいですね。
30日はクロージングパーティーも予定されてるとの事。
ぜひ、遊びに来て下さいね。
さっぽろ天神山アートスタジオ 小林
2014年11月23日 イベント創作活動滞在者紹介
今日は現在スタジオに滞在の人形遣いモカさんのワークショップでした。
「フィギュア・アート・シアター」って何なのか、モカさんと参加していただいたみなさんでお話しながら、やんわりと考えていきます。
ワークショップでは子どものころ、やりたかったこと、怒られたことなどそれぞれの思い出について話していきます
「それぞれの中にあるものを表現していくうえで、自分の中に何があるのか思い出す作業は大切」なのだそうです。
過去にモカさんが演じてきた人形たちも登場してくれました。
写真では伝わらないですが、モカさんが操ると生きているように人形が動き出し、歓声が上がりました。
この手作りの人形たちもよく見ると私たちが普段よく目にするもので作られています。
モカさんは人形や素材で遊びながら、表現したい動きや物を見つけていくそうです。
そんなモカさんも出演する講演が12月に行われるそうです。是非!
仔熊夜会
2014年11月21日 イベント
「冬・雪・さっぽろ」2014公募プログラムについて
札幌市は、積雪寒冷地に200万人もの人が暮らす世界でも珍しい大都市です。札幌の冬は雪の季節であり夏季の生活環境とはまったく異なる環境の中での生活を余儀なくされます。除雪や雪害といった問題に立ち向かいながら、雪との共存を試みる技術が培われてきました。都市生活を支えるロードヒーティングや地下道といったインフラや交通、人々の日常的な行動や所作、さらにはスポーツ、雪まつりといったイベント遊びに至るまで、都市を生成するさまざまな創造力が、雪との共存の試みの中に現れています。
その札幌市の中心部にほど近いここ平岸・澄川地域は、交通至便な市街地でありながら、天神山緑地をはじめ精進川河畔の散策路など、自然を感じる環境が身近に整っており、地域住民の交流の場となっています。しかしこれらの場所がそれもまた冬には雪で閉ざされてしまうため、このような交流も制限されてしまいます。
5月末の開館以来、訪れる市民と滞在作家の間に自然な交流を育んできたさっぽろ天神山アートスタジオも、いよいよ初めての冬を迎えます。緑豊かな天神山の景色も、冬にはきっと一変するでしょう。でもその一方、冬ならではの創造活動にぴったりの場になるかもしれません。この環境を活用した、冬の暮らしや都市生活をポジティブに捉え直すアートによる地域活性化事業を展開します。
冬・雪・さっぽろ、これら3つのキーワードを軸にしたそれぞれのアイデアを、滞在制作を通して深めてください。このプログラムは、アーティストたちの冬場の制作環境の創出と、滞在アーティストのワークショップや成果発表を通じて、コミュニティの実験的な冬の創造体験にもつなげたいと考えています。アーティストやクリエーターなど多数の方々の応募をお待ちしています。
応募条件など公募に関する詳細は「応募要項・応募フォーム」をダウンロードして確認してください。または、Eメールで「応募要項・応募フォーム」リクエストをいただければ、添付ファイルで送付いたします。
応募要項・応募フォーム(日本語) ダウンロード
応募要項・応募フォーム(英語) ダウンロード
<選考委員>
飯田志保子 キュレーター
磯崎道佳 美術家
樋泉綾子 本郷新記念札幌彫刻美術館学芸員
小田井真美 さっぽろ天神山アートスタジオAIRプログラムディレクター
2014年11月21日 Events
Open Call Sapporo Tenjinyama Art Studio Residence Program 2015
Guidelines for Application
Overview of Sapporo Tenjinyama Art Studio:
Sapporo Tenjinyama Art Studio, which opened in summer 2014 in the city of Sapporo contains artist-in-residence facilities. In this quiet, natural environment in the Tenjinyama green zone are 13 studio apartments, exhibition areas, and a studio where citizens can interact with each other (charged for the use). A free rest station in Tenjinyama Park is also one of the features. The atrium lounge on the first floor is a common area where anyone can drop in freely, and artists participating in the program and citizens can communicate with each other on a daily basis through various events, presentations by artists and their open-to-the-public productions. For more information, please visit the website.
https://beigejackal76.sakura.ne.jp/about/
About the open call to the residence program 2014:
The city of Sapporo with residents as many as 2 million living in such a cold, snowy district is a rare large city in the world. As it snows heavily in the winter of Sapporo, residents are forced to live in an environment totally different from the circumstances in summer. Fighting against difficulties such as snow removal and damage, they have built up some ways to coexist with snow. In attempts to coexist with snow, ranging from road-heating and underground passages in infrastructure and transportation to residents’ daily activities, behaviors and winter entertainments including sports and snow festivals, all sorts of creative activities to vitalize the city are implemented.
The Hiragishi/Sumikawa area nearby the center of the city of Sapporo is favorably located in terms of transportation, and what is more, there is nearby natural environment such as the Tenjinyama green zone and the vicinity of the Shojin River. In winter, however, snow lies deep so that mingling of local people is restricted.
After the opening at the end of May, Tenjinyama Art Studio, where direct communication between visiting citizens and participating artists has been promoted naturally, will see its first winter. The scenery with rich greenery at Tenjinyama will change completely. Perhaps, there may appear an ideal place for creativity only found in winter. Making the most of that environment, the regional vitalization project will be conducted through art, viewing positively the lifestyle and city life in winter.
Focusing on three key words; winter, snow and Sapporo, each artist is expected to deepen their ideas through production. Through creating the work environment in winter and workshops and presentations by artists, the project will lead to the experimental introduction of creative experience in winter in the community. We look forward to receiving applications from many artists and creators.
Click here for downloading aplication guideline and the form; Download
Option B; Please email us for your request of appliation files.
Juries
Shihoko Iida (Curator )
Michiyoshi Isozaki (Artist)
Ayako Hiizumi (Curator, Hongo Shin Memorial Museum of Sculpture, Sapporo)
Mami Odai (Tenjinyama Art Studio Programme Director)
2014年11月19日 アーカイブイベント創作活動滞在者紹介
人形遣いモカさんの「フィギュア・アート・シアターって、なあに?」
滞在スタジオを利用しているモカさんが展示スペースをつかってOpen my workspace and workshop for making Figure Art Theater.(見学会&ワークショップ)をやります!
日時:2014年11月23日(月/祝)14:00~16:00 (13:30受付開始) ※16:00以降は個別相談可。
当日、お散歩で天神緑地にこられたら気楽にお立ち寄り下さいね。詳細は上記リンクの問合せ先まで!
この見学会とワークショップに合わせて時々公開稽古をやっておられます。
踊ったり、歌ったりときどき聞こえてきます。でもちょっと寒そうですね。
2014年11月19日 アーカイブ滞在者紹介
現在滞在中のトゥー・キム・ヴーさんとリンジー・ジェームス・リーさんの、
展覧会のお知らせです。
10月から滞在している彼らが制作した作品の成果発表、
是非見に行ってみてください!
S-AIR 2014 -FRONTIER- 秋期レジデンスプログラム 滞在制作成果発表
Thu Kim Vu & Lindsey James Lee 展覧会開催のお知らせ
<会期>
2014年11月26日(水)~11月30日(日)
11:00~18:30
[S-AIR招聘作家2名&小川希氏によるトークイベント]
「AIRがみちびくところ」
2014年11月29日(土)14:00~
入場料 500円
<会場>
品品法邑(しなじなほうむら)
札幌市東区本町1条2丁目1-10
TEL 011-785-3607(茶廊法邑)
※展覧会やトークについてのお問い合わせは下記S-AIRまでご連絡ください。
■ベトナム→札幌→とかち
[招聘アーティスト(ベトナム)]
トゥー・キム・ヴー
Thu Kim Vu
ベトナム・ハノイ市生まれ。ハノイ美術大学卒業の後、シカゴ美術館付属大学院で修士課程修了。
トゥー・キム・ヴーは、紙でつくった小さな立体物に黒いインクでドローイングするというシンプルな手法で作品を制作する。旅をする時に記憶や観察によって頭の中に形成されるその都市のランドスケープを、その立体物で表現する。書道や水墨画等で使われる伝統的な素材を用いながら、立体のかたちや軽さだけではない、多様な空間に適応できる柔軟さを活かした作品を制作する。十勝滞在中の2週間で、ワークショップやオープンスタジオを開催、札幌での展覧会は最終成果発表となる。
※10/27~2週間とかちに滞在(滞在先は、とかるね)
[連携団体]
とかちアーティスト・イン・レジデンス (T-AIR)
十勝にある豊かな地域資源をさらに磨き上げ、地域振興に資する地域資本に昇華させる活動が創発されることを目指して、アーティストと地域人材の育成を目的に、平成25年に始動したレジデンスプログラム。
■フィリピン→札幌→東京
[招聘アーティスト(フィリピン)]
リンジー・ジェームス・リー
Lindsey James Lee
1979年フィリピン西ネグロス州生まれ、マニラを拠点とする現代アーティスト。大学でファイン・アートを専攻し主に抽象画を描いていたが、アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークで短期コースを受講した頃から多様なメディアで表現するようになった。台風で作品が浸水被害にあったことが転機となり、アート作品の価値とは何なのかを探ることをテーマに制作を始める。2013年には、独学で取得した剥製技術で制作した鳥の剥製と絵画作品を合わせ、アーティスト、鑑賞者、批評家に見立てたインスタレーション作品を発表した。札幌での展覧会の後、東京での滞在制作・成果発表も行う。
※10/30~12/4札幌に滞在の後、12/4~12/29東京に滞在
[連携団体]
Art Center Ongoing
2008年のオープン以来、東京において最も活気ある、主に20代から30代の現在進行形で活躍する多くのアーティストが集うアートスポット。2013年より始動したアーティスト・イン・レジデンスのプログラムでは、国内外を問わず、アーティストやキュレーター等を広く募集し、2ヶ月間の滞在および発表の機会を提供している。
主催:特定非営利活動法人S-AIR
助成:文化庁「平成26年度文化芸術の海外発信拠点形成事業」
国際交流基金アジアセンター
協力:法邑芸術文化振興会 Art Center Ongoing
とかちアーティスト・イン・レジデンス とかるね
★さらに詳しい詳細や、彼らの札幌滞在中の活動に興味のある方は
S-AIRブログにて紹介しています。是非見てみてくださいな!
2014年11月16日 交流スタジオ
本日、利用中の交流スタジオにお邪魔しました。
スタジオのドアをノックして中に入るとそこには、
スタジオ内を鉄道が走っていました!
鉄道を愛してやまない”あいの里ホビー”の皆さん
普段はそれぞれお仕事をされ、情報交換をしながら制作、
年に4回ほど集まって実際に走らせて活動をしているそうです。
鉄道模型ジオラマを組み立て、ミリ単位の調整をして車両を走らせて動作確認。
広いスタジオいっぱいにレールが敷かれ、
走り廻る小さな車両の動きは本物!
レールを走る音が心地よくてしばらく見とれてしまいました。
夕方、外が暗くなったところでスタジオの電気を消すと、
走る車窓から光がもれ昼間とはまた違った姿を見せてくれました。
鉄道っていいものですね。
あいの里ホビーさんたちは小樽の鉄道博物館で展示をしたり、
小学校に招かれて子供たちに鉄道を見せたりもしているそうです。
また来年には鉄道祭を開く計画をしているとか、、、楽しみですね!
集合写真をパシャリ。ありがとうございます!
2014年11月16日 アーカイブイベント
ちょうどいま滞在スタジオを利用しているアーティストなどと札幌市内と釧路からアーティスト、ご近所の人が集ってart and breakfast @天神山アートスタジオでアーティストミーティングを開催しました。
【Art and Breakfast Day 三田村光土里】
http://www.artandbreakfast.info/
2日前の積雪にどきどきしながらのスタートでしたが、生春巻きあり、お寿司あり、サンドイッチなどなどおもいおもいの朝食が共有されました。参加した人それぞれに自分の作品や活動について話します。
滞在スタジオ利用のアーティストなどとアーティストミールを行い、それぞれの活動や、天神山でどのような制作をしているのか、ちょっとした相談なども共有するレギュラー企画をちょうど先月から始めたので、今回は、それの公開版といった感じでした。お互いなにをやっているのか、どうしようとしているのかなんかを知ることで、コラボレーションが生まれたり、交流プログラムができてきたり。
朝ごはんっていいですね〜ミーティング中も、予定や制作のある人は途中で「じゃあ、いってきます〜」といって席をたったり、爽やかに時間が過ごせる。
またやります。今度は朝の雪かきとセットですね!