2014年11月12日 アーカイブイベント
札幌天神山アートスタジオ アーティストミーティング
11月16日(日)9:30-12:00くらいまで
Art and Breakfast Day in Sapporo Tenjinyama Art Studio
November 16 (Sun) 9:30-12:00
アーティストの三田村光土里さんが企画する「Art and Breakfast Day vol.1」が11月15日と16日の2日間開催されます。
Art and Breakfast Dayは、世界中のアートのある場所で、朝食を囲みながら新鮮なアートのコミュニケーションを楽しもうという日。
天神山も16日に参加します。滞在作家が集まって、それぞれの活動を簡単に紹介しながら朝食を共にします。
“Art & Breakfast Day” is an Open Studio day with breakfast on Nov.15-16th in the world.
“Art & Breakfast” is an ongoing site-specific art project that Midori Mitamura launched since 2006 to connect artists through breakfast and promote free presentation/expression and communication.
Sapporo Tenjinyama Art Studio will participate this world event on Sunday, Nov. 16th.
Bring your own breakfast and enjoy bright morning with artists.
★予定参加作家:Artists
植村絵美&マイケル・エディ/Emi Uemura&Michael Eddy
藤木正則/Masanori Fujiki
染田リサ/Risa Someda
トゥー・キム・ヴー/Thu Kim Vu
リンゼイ・ジェームス・リー/Lindsey James Lee
人形遣いモカ/puppeteer mocha
ロザンナ・カテラル/Rosanna Catterall
and more
★朝食をご持参ください。(交換か、シェアします)
ここにあるもの:コーヒー、紅茶、TPPミュージアムのハーブティ&姫リンゴジャム、味噌汁ナド
★Please bring your own breakfast. (we will share or swap)
Coffee, tea, herbal tea and small apple jam, miso-soup will be prepared.
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Art & Breakfast Dayとは?(三田村さんのウェブサイトより)
Art & Breakfast Dayは、この企画に参加するみなさまが開催者となり、世界中のアーティストやアートスペースのオープン・スタジオ、エキシビション、アートイベント、ワークショップなどと連動し、朝食を通してビジターとアートの場を共有するプロジェクトです。
朝食という親密な行為を通してアートやアーティストと関わることで、通常の展覧会やオープニングパーティでの社交とは違った新鮮なコミュニケーションを体験できます。
このプロジェクトは、パーソナルなコミュニケーションを通して人々とアートを近づけることを目的としています。普段の展示とは違う、アーティストはの自由なプレゼンテーションやコミュニケーションを可能にします。
Art & Breakfastは、美術作家・三田村光土里が2006年から世界各地で継続して行なっている滞在制作アートプロジェクトです。来場者に朝食の場を提供することで、コミュニケーション・テーブルが生まれ、日常の気付きが作品に反映されていきます。
これまで来場者だけが体験してきたこの特別な朝食の場が、Art & Breakfast Dayによって世界中のアートの場所に広がり、アートと人々が繋がることを目指します。
Art and Breakfast Day http://www.artandbreakfast.info/
※写真は全てイメージです。(撮影:坂口)
2014年11月9日 イベント
更新が途絶えてしまいました…が、10月に開催いたしました「天神山文化祭」のレポート、満を持して密かに再開いたします。
文化祭期間中、常時開催していた『100人のワンピース』と題したぬりえワークショップです。こちらは天神山の滞在アーティストかわむらえり子さん(イラストレーター)によるもの。
できあがったワンピースたちは、ギャラリーの壁にずらーっとはりだしました。とてもカラフルなワンピース、真っ赤なワンピース、セクシーなワンピースなど、いろんないろかたちのワンピースを楽しみました。
そして、こちらも毎日14時から開催していたアップルケーキワークショップ。
このワークショップで使用したのは、平岸でとれたリンゴです。平岸リンゴです。
実は、平岸の歴史を語るうえでリンゴは欠かせないものなのです。かつて平岸ではたくさんのリンゴ農園があり、生産量も全国上位だったそう。ところが時代の変化にともない(さまざまな要因があり…というかここが重要なのですが…)リンゴ生産量が減少の一途をたどり、今ではリンゴ生産はほとんど…という状態。けれども、リンゴあっての平岸!という歴史を後世に残そうという強い意志のもと、天神山に「平岸リンゴ園跡」というパネルを設置したり、周辺道路にリンゴの木を植えるなどしているのです。
という物語をわかりやすく紙芝居で紹介し、地域の歴史をかみしめながら、みんなでつくったケーキをおいしく頂きました。
リンゴへの思いをはせつつ、となりのコーナーでは羊の毛を使ったワークショップ「メーメーひつじの糸紡ぎワークショップ~ふわふわの羊毛を洗って1本の糸を紡いでみよう !!~」を開催。こちらも滞在アーティストの吉田麻子さんによるものです。
羊毛を洗い、ごみを取り除き、つむぎ、よる、という作業をひとつひとつじっくり行い、ついに一本の糸が完成。
「天神山文化祭」2日目午前中には南平岸まちづくりセンターの皆さんと一緒に、『天神山うわさんぽ~精進側編~』という企画も行いました(記録写真が不幸にも今手元に無く、ご紹介できないのが歯がゆい…)。 天神山の横をながれる精進川沿いを地域の長老(!!)と一緒に散歩しながら、地域の歴史について話を聞く、というものです。実際に目の前にある建物や、木々、地形の歴史なので、本読んだり写真を見たりするのとはひとあじちがった体験でした。
お昼過ぎからは、地域のみなさんによる『天神山収穫祭』も開催。バラやキノコを(有償で)提供。バラは本当に綺麗で、用意した分はあっというまに無くなってしまいました…(ゲットしそびれました)。次回こそ。
というわけで、天候にも恵まれた2日目も無事終了!