2015年10月30日 イベント
小川希(おがわのぞむ)Art Center Ongoing ディレクター
1976年東京生まれ。2001年武蔵野美術大学 卒。2004年 東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。2002年 から2006年 に亘り、大規模な公募展覧会 「Ongoing」 を、年一回のペースで企画、開催。その独自の公募システムにより形成したアーティストネットワークを基盤に、2008年 に吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoingを 設立。現在、同施設代表。また、JR中 央線高円寺駅~国分寺駅区間をメインとしたアートプロジェクト「TERATOTERA(テ ラトテラ)」のチーフディレクターも務める。
http://www.ongoing.jp/ja/
磯崎 道佳(いそざきみちよし)美術家(北海道ニセコ町在住)
磯崎道佳は、様々な表現形態、素材を通じて、誰もが持つ好奇心を引き出すことで、新しい視点を発見する場を制作、発表している。1968年水戸市生まれ。1996年多摩美術大学大学院美術研究科修了。2001年P.S.1/MoMAインターナショナルスタジオプログラムに参加(NY)。現在北海道在住。主なプロジェクトに、面識のない者同士による手紙の交換を目的とした「パラシュートとマキオ」。参加者と巨大バルーンを制作する「ドーム/DOMEプロジェクト」。雑巾で等身大の動物を制作する「ぞうきんぞう/Zokin Zoプロジェクト」、「モップの生活/Life of Mop」 、「笑う机 – smile one the desk」など。オランダ(ロッテルダム)でのスタジオプログラム、横浜市と台北市の交流事業に招聘されるなど国際的なアーティスト・イン・レジデンス事業を経験している。現在、北海道教育大学岩見沢校講師を勤める。
http://www.isozakimichiyoshi.com/index.html
樋泉綾子(ひいずみあやこ)本郷新記念札幌彫刻美術館学芸員
1978年札幌市生まれ、札幌市在住。2004年北海道大学大学院文学研究科修了。札幌芸術の森美術館学芸員を経て、2011年より現職。おもな担当展覧会として「空間に生きる―日本のパブリックアート」(2006年/札幌芸術の森美術館、世田谷美術館ほか)、「片岡球子展」(2010年/同、北海道立旭川美術館)、「New Eyes 2012 となりのひと」(2012年/本郷新記念札幌彫刻美術館)、札幌国際芸術祭2014連携事業「New Eyes 2014 Our Place~歩く・感じる・考える、私たちの生きる場所」(2014年/同)などがある。
小田井真美(おだいまみ)さっぽろ天神山アートスタジオディレクター
1966年広島市生まれ。2001年から02年までとかち国際現代アート展デメーテル事務局、03年よりNPO法人S-AIRに所属し、アーティスト・イン・レジデンス(=AIR)の運営、アートによる地域活性化事業、アーティスト・イン・スクールの企画、Sapporo2 Project(札幌の雪と除雪を考えるアートプロジェクト)のプロデュース。Trans Artist(オランダ)で文化政策とAIRネットワ−キングについて研究を行い、アーカスプロジェクト(茨城)ディレクター、コマンドNと共にアーティストの移動のためのポータルサイトMOVE ARTS JAPANに携わる。札幌国際芸術祭(SIAF)2014でチーフプロジェクトマネージャーを勤め、現在は札幌市のAIR施設さっぽろ天神山アートスタジオ・ディレクター。AIR勉強家。
http://sapporo2.org/
https://www.sapporo-internationalartfestival.jp/
2015年10月30日 Events
Ayako Hiizumi / Curator, Hongo Shin Memorial Museum of Sculpture, Sapporo
http://www.hongoshin-smos.jp/english/index.html
Michiyoshi ISOZAKI / Artist
Through his art, ISOZAKI Michiyoshi brings out frank curiosities in people from all walks of life. ISOZAKI`s work offers a space where each onlooker can find his or her new viewpoint. Born in 1968 in Mito-City, Japan, he received his MFA in Sculpture from Tama Art University. Between 2001-2002, he was an Asian Cultural Council fellow, spent one year at MoMA PS-1 International Studio Program. Isozaki currently lives and works in Hokkaido, Japan. Major projects: “Parachute and MAKIO”: Strangers exchange letters with each other. “DOME Project”: Participants collectively create a gigantic balloon. “Zokin Zo Project”: Participants make life-size animals with used clothes. and “Life of Mop”.
http://www.isozakimichiyoshi.com/index.html
Nozomu OGAWA / Director, Art Center Ongoing, Tokyo
Born in 1976, Tokyo. Director of Art Center Ongoing. Graduated from Musashino Art University in 2001, then achieved a master’s degree of Graduate School of Interdisciplinary Information Studies, The University of Tokyo. He has held a large exhibition every year from 2002 to 2006, building a unique network of artists who have publicly applied for the exhibition. Base on this network, he launched Art Center Ongoing, an art complex, at Kichijoji in 2008. He also serves as Chief Director of TERATOTERA, an art project, being actively involved in the programs deployed mainly in the area between JR Koenji station and Kokubunji station.
http://www.ongoing.jp/en/index.php
Mami ODAI / Director, Sapporo Tenjinyama Art Studio
Born in Hiroshima City, Hiroshima Prefecture, in 1966. Worked in the secretariat of the Tokachi International Contemporary Art Exhibition: Demeter from 2001 to 2002. Joined the nonprofit organization S-AIR in 2003, where she has directed the Artist in Residence (AIR) program, conducted community revitalization art projects, organized the Artist in School program, and produced Sapporo 2, an art project that contemplates the snow and snow removal in Sapporo. Researcher at Trans Artists, NL and Director of ARCUS Project IBARAKI and Move arts Japan with Command N, then late years, worked as Chief Project Manager of Sapporo International Art Festival (SIAF) 2014.
http://sapporo2.org/en/index.html
https://www.sapporo-internationalartfestival.jp/en/
2015年10月29日 創作活動滞在者紹介
天神山アートスタジオの一角に、少しの期間だけこもって仕事したい滞在アーティストのためのスペースがあります。いまは、鈴木悠哉さんが作業中。場所を変えることがアーティストの制作にとって新鮮な集中を促すことはよくあります。だから、アーティスト・イン・レジデンスというしくみをつかって「移動」したり、移動した先でもまた「移動する」んですね。おちつかんな〜
制作風景はいいものです。NHKだったらNGなものも写真に写り込むのです(笑)札幌のアーティストにとってなじみのショップバッグもあり。
鈴木さんは、これまでベルリン拠点で活動、今回は11月のアートステージに参加、来年2月のCAI01での個展の準備も同時進行中です。楽しみですね。m
2015年10月25日 日常滞在者紹介
風が吹きと白い氷の礫(つぶて)が降る天神山です。
昨晩より強風と雷が鳴り響いていた札幌ですが、朝から霰(あられ)が降り始め、鮮やかな色に染まった落ち葉に白い部分がちらほらと見えていました。
初めての雪?に興奮するオーストラリアから来たばかりアーティスト、
落ちた紅い紅葉を手に とっても綺麗な葉が沢山あるわ! と目を輝かせる台湾のチャーミン、
今年初の雪?に外に飛び出して浴びる天神山スタッフたち。
天気は悪いけれどソワソワウキウキした空気の天神山スタジオでした。
そんな今日のスナップ写真をご紹介します。
朝9時頃、霰と風が一旦落ち着き日差しが差し込んだ時間、秋ですね。その2時間後…
霰なのか雪なのか…緑の芝生が真っ白になりました。今年初の冬景色です。
そんな雪を見てはしゃぐ人。
滞在中のジェシー・リー・パーカー (JESSE LEE PARKER)さん。
中国本土のタオの聖山で学び持ち帰ってきたというタオヨガのポーズなのでしょうか…?
紅葉と雪、今しか見れないコラボレーション。
明日には溶け秋の風景に戻るだろうけれど、冬の訪れを感じずには居られない寒ーーい一日でした。
皆さんお体に気をつけて下さいね。
moe
2015年10月24日 イベント滞在者紹介
この日の朝食には、ふたりをのぞき滞在スタジオにいる人々がほとんど全員参加。(以下、リスト)ここのところ断続的に滞在している曽我さんとチャーミンのいっしょに作ってみんなで食べる習慣が根付いている模様。
●チャーミン=ファン Chia-Min HUANG (台湾/フランス) ~10/30
台湾_台南市にあるアートセンターSoulaghから派遣で滞在中のアーティスト。
現在は台湾とフランスを拠点に活動する。
●アンディー=シュミート Angi SCHMIED (ハンガリー) ~12/26
今回が初来日、NPO法人S-AIRの国際公募プログラムにより招聘されたランドスケープ・ アーティスト。
滞在中はアーティスト同士の交流や様々なリサーチ活動を行い、そこから発想したものを作品として12月に発表する。
●ドリアン=ケイヴ Dorian CAVE (イギリス/中国) ~2/20
中国在住のイギリス人脚本家。2016年に発表予定の短編小説の執筆の活動と、2014 年~2015年の間に北京で撮影した実験的な短編映画の編集作業をするために滞在中。
●ニシコ Nishiko (日本/オランダ) ~10/20
オランダのハーグにあるSatellietgroepの国際的なアーティスト交換プログラムで 派遣されてきたアーティスト。
北海道の環境や歴史についてのリサーチ目的で滞在している。アーティストとして作品を発表するほか、アートプロジェクトやイベントの企画なども行っている。
●田村隆 Takashi TAMURA (日本/札幌・北海道) ~10/29
札幌在住。主に木工・クラフトの製作をしており、滞在中は主にバードテーブルを製 作する。
● Lilian=CHAUBET (フランス) ~11/5は、天候不良でフライトが延び残念ながら間に合わずでした(健闘賞でリストにいれとこ)9月までの朝食の準備は、私とボランティアの方とでもりもりやっていましたが、今回、滞在している人によびかけたら、ほぼみんな早起きして手伝ってくれた。ドリアンはサラダ、アンディーはみそ汁、チャーミンはお好み焼き、ニシコはエールを送ってくれました。通いの田村さんはおうちでかぼちゃを煮たのを持参。感激や、ありがとう!
それぞれ自己紹介となにをするのかしているのかをカジュアルにおしゃべりしました。普段あまりつっこんで話しをできていない人と話せてよかった。ここに、文化祭でキャンドルワークショップをしてくれた佐仲さんがおかずとともに、ご近所の黒沢さんがお手製の桑の実ジャム的なやつ、長谷川さんがおにぎりとお花、演劇をやっていてフランスに行きたい!とおっしゃって娘さんときてくださった方、いつもの川島さんなど、それぞれにアーティストたちとのおしゃべりで盛り上がる、食べものも参加者もたくさんでした。
スタジオで準備したのは、すりおろしたじゃがいも入りのお好み焼き、スタジオのキッチンに大根おろしがなくって、急遽ミキサーでじゃがいもをつぶしたのでもちもちしすぎて残念だった、次回リベンジです。
次回は、いつもの第三日曜日からちょっとずれるかもしれません。またお知らせします。m
2015年10月22日 アーカイブ滞在者紹介
今日は暖かい日差しの日でした。天神山です。
午前中光が差し込むホールでは、キラキラが訪れる皆さんを歓迎します。
キラキラキラキラ
さて
Chia Min FUANG/チャーミン・ファンの制作リポートです。
台湾台南市にあるアートセンターSoulangh Cultural Park(サウランカルチュラルパーク)から派遣されてきた彼女の今回の滞在制作。
1ヶ月ほどの滞在期間。これまではリサーチのために札幌市内、周辺に足を伸ばしていました。
そしてここ一週間ほど、ビデオカメラと三脚を持って天神山のそばを流れる精進川に撮影に出向いたり、材料を買いに出かけたりと制作に動き出しました。
そして今日「大きな紙を折るのを手伝って欲しい」ということで
折ったり、開いたり
そして
紙の舟ができました。
徐徐に作品のパーツが揃ってきました。
明日はご近所の子どもたちと映像撮影の続きをしたいな、とチャーミン。
作品展示は今月中からを予定しています。またお知らせしますね。
—–
それからあまりに綺麗で感動してしまったので外の写真を。
雲一つない秋空と黄、赤のグラデーションとコントラスト。
その下で鈴木祐哉さんと曽我英子さん
ちょっと寒そうにのどかなコーヒータイムのアーティストお二人でした。
moe
2015年10月21日 イベント
先日、10月11日-12日に行われた天神山文化祭の報告です。
華やかな歌のセレモニーで始まった2015年の第2回天神山文化祭。
館内では地域小学校から募集した約200点の作品が並びます。
アートプレート展は10月25日まで続きます。
ホールでは南平岸地区に在住の山川さんによる、音楽ワークショップ。
みんなの歌声がホールに響きました。
交流スタジオでは北海道スポーツコンシェルジュさんによる体験コーナーが。
こちらはスポーツチャンバラ。
手製の輪投げも好評でした。
様々なワークショップが行われている中、入口付近では地域の特産品を紹介。
地域のバラやキノコ、コーヒーやケーキが紹介されていました。
そして、こちらは都築さん(南平岸在住)によるリンゴワークショップ。
豊平区で取れたリンゴを使い、おいしいデザートを作りました。
展示ルームでは滞在作家のChia-minさんによる切り絵ワークショップが行われました。
一方こちらは佐中さん(澄川在住)によるキャンドルワークショップ。
5分~10分であっという間にキャンドルが出来上がっていました。
こう見ると、盛りだくさんですね。
そして、レクチャー&ワークショップ「アイヌ民族と鮭」
講師は北海道大学アイヌ・先住民研究センターの丹菊先生です。
こんな感じで1日が過ぎてゆきます。
そして、12日の活動。
地域の長老と巡る、「うわさんぽ」。
地元に長く住む、町内会長さんの末廣さんとゲストの山際さんによる天神話。
普段聞けない地元の色々な歴史や出来事を話してくれました。
そして、スタジオBでは生け花の展覧会が11日、12日に渡って行われていました。
展覧会をしてくれたのは、子ども生け花教室の早川先生。
6月頃から10月にかけて隔週で交流スタジオを使い、生け花教室を行ってくれました。
この日は、子ども達&早川先生の作品を展示してくれました。
そして、アートキャンプ発表会。
7月31日~8月2日に行われたアートキャンプの制作発表会。
多くの子ども達が駆けつけてくれました。
そして、天神山文化祭のトリは「天神山芸能祭」です。
多才な一芸を持つ、札幌市民が集まるこの芸能祭。
ラストは「平岸ブルース」を歌ってくれた小原昌子さん。
耳に残る素敵な歌声でした。
こんな感じで、2日間にわたる天神山文化祭が行われました。
なんと、2日間で約2000名の方が天神山アートスタジオを訪れてくれました。
また、来年もご期待ください!!
追記
この日10月11日は天神山アートスタジオ開館からボランティアで手伝ってくれている
川島さんの誕生日。
いつもお世話になっている川島さんの76歳の誕生日をみんなでお祝いしました。
月寒アンパンを手にみんなでポーズ。
(※南平岸から月寒にかけて「アンパン道路」という道があり、
その道の建設に川島さんの御爺さんが関わっていたという理由で月寒アンパンなのです。)
2015年10月15日 日常
こんにちは!
ただいま天神山では、紅葉のシーズンに入りつつあります。
色づく前の緑の木と赤い木のコントラストがとても綺麗です〜
また、先に行われた天神山文化祭に合わせてアートスタジオ内に展示されているアートプレートですが、こちらは10/25(日)まで開催中です。
東山小学校、平岸小学校、平岸高台小学校、平岸西小学校など近隣の小学校や施設で作られたアート作品を写真でまとめたものとなっておりますので、ご来館の際はぜひご覧ください。
そして、今週末の18日(日)は、10月の第3日曜日ということで滞在者と交流できる朝食会「Art&Breakfast」が朝10時よりあります。
一品持ち寄り制となっているので、どんなお料理が並ぶのかスタッフも毎回楽しみにしています!
そのほか、滞在者の活動なども行われていることもありますので、
ちょっとした休憩場所としてなど、ぜひぜひご利用くださいませ!
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2015年10月9日 イベント日常
天神山文化祭情報その3です。
こちらは、天神山文化祭を一緒に盛り上げてくれている、
まちづくり会「いきいき南平岸」のメンバー。
今日は、11日~25日まで天神山で展示される「アートプレート」の準備です。
アートプレートは近隣小学校や施設から約200点のアート作品をA5サイズの写真にまとめたもので、
昨年に引き続き今年も文化祭を彩ってくれることになりました。
ひとつひとつ、丁寧に作品を枠に入れてゆきます。
地域の方の地道な努力が、このお祭りを支えてくれているのです。
感謝感謝。
2015年10月7日 イベント日常
天神山文化祭情報その2です。
10月12日(祝)15時~18時に行われる天神山芸能祭に
エントリーした4人組のガールズバンド。
「Famisty」です。
札幌大谷高校で7月15日に結成されたのです。
ボーカルの佐藤さん、ギターの古瀬さん、ベースの山口さん、ドラムの高野さん、
高校1年生です。
意気込みを聞いたところ、
「 バンド結成の初ライブで初心者バンドですが、
頑張って練習してきたので頑張りたいです*\(^o^)/*
よろしくお願いします(^_^)」
いいっすね。ぜひ見に来て下さい!