2016年03月2日 滞在者紹介
3月に入ったというのに、雪深さの増した天神山です。こんにちは。
そんな雪深い山に短期間ですが、滞在してそして帰っていたお二人をご紹介します。
どちらもこれから札幌で展示や作品制作をするための下見とリサーチに来ました。
大荒れの天気のなか「またなー!」と元気な笑顔で帰っていったこちらの男性。
長野県在住の写真家の山内悠(Yu YAMAUCHI)さんです。
今年の夏、モエレ沼公園のガラスのピラミッドで写真の展覧会を予定しており、今回はその下見とリサーチで札幌にやってきました。
山内さんは何でも富士山に600日間籠って撮影、山奥に籠って撮影、モンゴルの遊牧民の生活を…と自然と旅が大好きなのだそうです。そして、そんな大自然や旅の中で「生きること」や「目に見えないけれどあるもの」を撮っているとか。
富士山の山小屋で定点で撮り続けたという写真には、確かに目では見れない龍や光、色がありました。しばらくの間これが地球上で、はたまた富士山から撮った東京都の上空だということを忘れてしまうほど美しい写真。写真は山内さんのHPでも見れます。
今年夏、モエレ沼公園での展覧会には2015年の11月に滞在していた山伏の坂本大三郎さんも参加しています。今からとても楽しみです。
山内悠さんHP http://www.yuyamauchi.com/
2人目は、書家&MOJIデザイナーの本田蒼風(Soufu HONDA)さん。
お子さんと一緒にいらっしゃいました。旭川出身の本田さんはアートや教育に関心があり、現在東京の練馬区に「MOJIKARA研究所」という子供たちと文字について学び、触れ、書く新しいスタイルの書道教室(といっていいのかしら)をつくりそこを拠点に活動をしています。
今回は新しい書のパフォーマンスを思いついたけど、それを実際に出来る場所探してるの!ということで展示&パフォーマンスする場所をリサーチにやってきました。
書のパフォーマンスといえば、観客は書いている姿を後ろや横から見るというものが多いですよね。
それでは伝わらないものを伝えたい!ということで新しい書の見せ方を模索しているようです。
パフォーマンスの場所に天神山も含まれているとか。
お目当ての場所は見つかったのでしょうか?
本田さんHP http://www.honda-soufu.com/
moe