2017年03月20日 創作活動滞在者紹介
フラワーデザイナーの中村さんが滞在中。今回も札幌市内で様々なイベントを行います。
3月22日11時~12時に FM776 ラジオ番組 『T×T』 (ティーバイティーと読みます)に(株)つのじ屋の代表と出演し、障がい者さんのこと、どういう思いで障がい者さんと関わっているのか?と、商品の話しをします。
3月26日(日)カフェSproutで花留めをデザインするワークショップ(締切間近)。
3月28日(火)は札幌三越のマイカフェでワークショップです(午前午後とも満席)。また、大通り駅地下の三越前の元気ショップで(株)つのじ屋さんが販売をします。
他、母の日にはその作ってもらった商品と酵母の先生のお菓子とセットして札幌では販売。
A flower designer Miyuki Nakamura stays Tenjin until 3/31. She is going to hold some events in Sapporo.
3/28 As “Tsunojiya” is going to sell works at “Genki shop” in front of Mitsukoshi, Odori underpass. And on Mother’s day she is also going to sell the products with sweet by yeast master.
3/22 11:00~12:00, she does talk on FM radio 776 “T×T” with founder of Tsunojiya about products and how she feel the work with disability people.
3/26 Flower clip design workshop at Cafe Sprout. (Almost full)
3/28 Workshop at “My Cafe” at Sapporo Mitsukoshi. (Full)
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つのじ屋代表山崎氏とのインタビュー
中村:(株)つのじ屋についてお話をお伺いします。どんな会社ですか?
山崎:当社は就労支援A型といって、働きたい障がい者さんと雇用契約をちゃんと結んで、お仕事してもらう場所です。社会に出たい、つながりたい、自分の適材を見つけたい、障がいを持ちながらそんな風に頑張るスタッフが大勢働いますよ。
中村:そうですか!(株)つのじ屋さんには2年ほど前から障がいを持った皆さんへのレクリエーションという事で、お花の教室をさせてもらっていて、カフェSproutのフラワー装飾も皆さんと一緒に制作させて頂いたのが最初のお仕事でしたね。
山崎:そうでしたね。あの作ってくれた装飾を見て雑誌社からも撮影の依頼がきました。これからも、もっと障がい者さんの仕事の幅、枠を広めたいと思っています。障がいがある=安い、商品価値が低いという現実を変えたい、クオリティーも価格も妥協のない正当な評価をしてほしいと思っています。
中村:評価して下さる方がいるのは嬉しい事ですね。
今回の新しく提案させて頂いた商品も障がい者さんが沢山作ってくれました。短い期間ですが、作れば作るほど元気になっていった様子を拝見できて良かったと思っています。
特にギャラリーHasu no hanaでやっていた箱庭ワークショップは箱庭療法になるのでは?と思い、それをヒントに商品にしたBOXフラワーは、最初は手も動かないくらいに思いつめて何も出来ないって思い込んでいる方が最後にはかなり集中していて「楽しい」って言ってきてくれて、私もこの仕事を一緒に出来て良かった~て感動しました。
山崎:BOXフラワーは本当に可愛いと思います。それなので、最初の予定ではお試しでの制作だったのが、結局、沢山作ってもらいましたね。これからも大勢のアーティストさんの作品とコラボした商品開発をしたり、障がい者さん自身の素晴らしい作品を販売していきたい。自立した生活の糧となってほしいと思っています。
中村:色んな方が関わる事で100人いたら100人のお仕事ができるようになるといいですね。