- 日時
- 2016年5月15日 9:00 〜 2016年5月17日 21:00
- イベント名
- A show room Heinz Kasper. Fragments of the past, present, future
- 内容
“A show room Heinz Kasper. Fragments of the past, present, future”
-ハインツ・カスパー ショールーム 過去、現在、そして未来の欠片たち-
さっぽろ天神山アートスタジオ1階展示スペースにて、滞在アーティストのハインツ・カスパー(オーストリア出身、ベルリン在住)による作品展示を行います。
光を使った作品制作や美術館などの照明デザインに携わる彼が、滞在中に天神山周辺で手に入れた素材などを使いながら制作した作品をお楽しみいただけます。
5月15日と17日の2日間だけではありますが、ぜひ天神山に足をお運びください。展示日時
2016年5月15日、17日
9:00~21:00会場
さっぽろ天神山アートスタジオ 1階 展示スペース
〒062-0932 札幌市豊平区平岸2条17丁目1番80号(天神山緑地内)アーティストトーク(作家本人による過去作や今回の作品の解説)
5月15日 11:00~(アート&ブレックファストデイ内)アーティスト
Heinz Casper(ハインツ・カスパー)
アーティストWEBサイトhttp://www.heinzkasper.com/アーティスト略歴
ハインツ・カスパーは光の画家であり、光の製図家、光のデザイナーである。
彼にとって色は光であり、光は形である。姿は影から導き出され、光によって輪郭を得る。光は形態を描写し、それは昼が夜へ移り変わる時、季節や気分が変わる時、与えられた地理的な条件や特徴によって光自体と同じように姿を変えるのである。そしてなんといっても、色彩は文化的要素によって定義されている。人が色を知覚する方法、色彩が私たちの日常生活、気分、はたまた幸福感すらにもどのように影響してくるかという問題は、すべてハインツ・カスパーの色と光の世界へのリサーチ旅行でのテーマである。ヨーロッパからアフリカ、インドから遠い東アジアまでの旅の中で、彼はもっとも多様な光の表出を探求し、光の環境とデザイン、光の暖かみと冷たさ、特徴的な色と物語性を持った色、触れそうな感触をもつ色、誰かの認識の中でのみ具体化された微妙な色などを使いながら実験も行っていった。
このことから、ハインツ・カスパーのリサーチトリップは美術施設の中でのみではないことは明白である。彼は美術館の照明デザイン(ベルリン・ユダヤ博物館、ドイツ連邦軍軍事史博物館、ドレスデン・健康博物館、マルティン・グロピウス・バウなど)とインターナショナル・ライト・フェスティバルへの参加(ビビッド・シドニーやイエルサレム・ライト・フェスティバルなど)と並行して、展覧会や写真等のプロジェクトだけでなく、インテリアとエクステリアの建築プロジェクト(レゾナンツラム・ハンブルク、ハノーバーや上海のワールドフェアなど)にも取り掛かっている。
それだけでなく、このオーストリア人アーティストは自然の声が引き出されているような光の作品「ムービング・ピクチャー(動く絵画)」を何度も手掛けている。最後に、すべては光である。