- 日時
- 2016年12月16日 0:00 〜 2016年12月18日 0:00
- イベント名
- アーティスト・イン・レジデンスを始めよう!AIRキャンプ2016冬(主催:特定非営利活動法人S-AIR)参加者募集!!
- 内容
合宿ワークショップAIRキャンプ2016(主催:特定非営利活動法人S-AIR)参加者募集!!
先着順、定員20名!(締め切り12月9日Fri.)
◯合宿WSプログラム参加申し込みオンラインフォームはこちら>>
★一般参加の方を大歓迎の「アジアフォーラムと交流会情報」はこちら>>
<AIRキャンプ2016冬>
~地域とのつきあいかた合宿ワークショップ~
アーティストがいることから始まるプロジェクト
昨年度から始まったAIRキャンプの2回目となるこのプログラムでは、日本国内に広がる文化芸術事業、アーティストの活動の新しい傾向に着目します。事業運営者とアーティスト自身は、この新しい動きの意義や可能性をそれぞれどのように見出していくべきなのでしょうか。
そこで今回は、日本と同様に西洋型ではない、独自の生き方、コミュニティのあり方、文化由来の活動を模索しサバイバルする東アジアのアート現場実践者と“文化芸術事業・アーティストの活動と地域・コミュニティのつきあい方”について意見交換しながら、参加者それぞれの活動地域でのこれからの事業計画をつくってみる、2泊3日の合宿型プログラムと、東アジアのプロジェクト実践者を迎えるフォーラムイベントを開催します。 このAIRキャンプ2016冬事業を通じて、新しいアーティスト・イン・レジデンスの潮流を、アジアの、日本各地の現場で奔走する講師、チューター、ゲスト、参加者のみなさんと共につくっていきたいと考えています。
企画:さっぽろ天神山アートスタジオ 小田井 真美(AIRディレクター)
<AIRキャンプ2016冬概要>
合宿ワークショップ プログラム
■日程:2016年12月16日(金)―18日(日)
■対象:
AIR事業運営をされている方
AIR事業開始を検討しているアーティスト含む個人・団体
地方自治体、まちづくりに携わる方
コミュニティとアート、東南アジアのアートに関心のある方
■定員:20名(先着順)
■参加方法:
①さっぽろ天神山アートスタジオに滞在体験する参加*定員15名
20,000円(滞在スタジオ+寝具代、全てのプログラム、初日の交流会参加費、2日目シンポジウム及び交流会参加費含む)
②滞在体験なしの参加*定員5名~10名
15,000円(全てのプログラム、初日の交流会参加費、2日目シンポジウム及び交流会参加費含む)
■参加申込方法:
12月9日(金)までに下記、オンラインフォーム、Eメール、電話のいずれかの方法でお申込みください。
*定員に達した段階で応募を締め切ります。
◯合宿WSプログラム参加申し込みオンラインフォームはこちら>>
◯AIRキャンプ2016冬事業問い合わせ&参加申し込み専用
Email workshop [AT] beigejackal76.sakura.ne.jp
TEL 070-5607-4204
■申し込み後のキャンセルについて :
12月9日(金)までにキャンセルの連絡をお願いします。12月9日を過ぎてからのキャンセルは、理由に関わらず会場予約などの都合上、キャンセル料/10,000円が発生します。ご了承の上、お申込みください。
■備考: <合宿ワークショップの全プログラムに対応>
・グループワークのチューターは、講師、シンポジウムゲストが担います。
・アジアゲストとのコミュニケーションはミニマムな通訳サポートがあります。
・特定非営利活動法人S-AIR柴田 尚(代表理事)、東方悠平(アーティスト、コーディネーター)、さっぽろ天神山アートスタジオ 小田井真美(AIRディレクター)、AISプランニング漆 崇博(代表理事)とコーディネーターが随時、ファシリテーターとして参加者といっしょに活動します。いつでもご相談ください。
<タイムテーブル>
◯=合宿ワークショップ参加者のみ
●=一般参加可能
【1日目】
◯12:00-13:00 合宿参加者集合
◯13:00-14:30 講師・ゲスト紹介、参加者自己紹介
◯15:00- 16:00 大澤 寅雄(ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室/文化生態観察)レクチャー
◯17:10- 18:00 貸切バスで移動
◯18:00-21:00 札幌市内温泉施設にて交流会+グループワーク①
◯21:00 貸切バスで移動
◯21:45 さっぽろ天神山アートスタジオ帰着
◯22:00-23:00 夜のプレゼンテーション「アーツ前橋と地域プログラム」
プレゼンター:家入 健生(アーツ前橋)
【2日目】
◯10:00-12:00 グループワーク②
◯14:00-16:00 アジアのアートマップつくりワークショップ
プレゼンテーション:小川 希(Art Center Ongoing)
聞き手:東方 悠平(アーティスト、npo S-AIR)
◯16:30-17:30 プレゼンテーション「まちづくりをベースにしたアートプログラム〜アッセンブリッジ・ナゴヤという企てを通して〜」
プレゼンター:古橋 敬一(港まちづくり協議会 事務局)、ゲストプレゼンター:吉田有里 (MAT,Nagoyaプログラムディレクター)
●18:30-20:30 シンポジウム(一般公開)@澄川地区会館
プレゼンテーション:山野 真悟(黄金町エリアマネジメントセンター/横浜)、Mark Salvatus(98B/フィリピン)、Tuan Mami(Nhà Sàn Collective/ベトナム)
ラウンドテーブル:ゲスト全員、モデレーター:小川 希
進行:小田井 真美(さっぽろ天神山アートスタジオ)
●21:00- 交流会@さっぽろ天神山アートスタジオ
【3日目】
◯10:00-12:00 グループワーク③
*10:00-12:00 Art and Breakfast Day が天神山アートスタジオで同時開催されています。
◯13:30-15:00 まとめ:参加者による地域とつきあうレジデンスの運営計画グループ・ プレゼンテーション
◯16:00 終了/解散
■講師
■チューター
Mark Salivates(フィリピン) from 98B
Tuan Mami(ベトナム) from Nhà Sàn Collective
家入 健生(アーツ前橋/群馬)*12/16-17のみ
■ゲスト
大澤 寅雄 (ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室/文化生態観察)*12/16のみ
■アーティスト・イン・レジデンス事業人材育成キャンプ&フォーラム アジア AIRキャンプ2016冬事業クレジット
助成:文化庁 平成28年度 アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業
協力:AIR NETWORK JAPAN、MOVE ARTS JAPAN
企画:小田井真美(さっぽろ天神山アートスタジオ)
運営事務局:大友恵理、寺岡桃、さっぽろ天神山アートスタジオ
■申し込み&問い合わせ先:
AIRキャンプ2016冬運営事務局
◯AIRキャンプ2016冬事業問い合わせ&参加申し込み専用
Email workshop[ AT ]beigejackal76.sakura.ne.jp / TEL 070-5607-4204
◯合宿WSプログラム参加申し込みオンラインフォームはこちら>>
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事務局所在地:さっぽろ天神山アートスタジオ
〒062-0932 札幌市豊平区平岸2条17丁目1番80号(天神山緑地内)
TEL 011-820-2140
■主催
特定非営利活動法人S-AIR
060-0906 札幌市東区北6条東2丁目2-10 3F-A
http://sairblog.wordpress.com/
info[ AT ] s-air.org / TEL 011-299-1883
====■事業タイトル
アーティスト・イン・レジデンス事業人材育成キャンプ&フォーラム アジア AIRキャンプ2016冬
アーティストがいることから始まるアートプロジェクトとアーティスト・イン・レジデンス
~文化芸術事業・活動と地域・コミュニ ティのつきあいかた合宿ワークショップ~
■日程:2016年12月16日(金)―18日(日)
■事業概要
1) 合宿ワークショッププログラム(定員20名/有料)
2) AIRキャンプ2016冬 アジアフォーラム(一般参加可能/定員50名/有料)<企画背景>
アート活動がアート専用の場から飛び出して実施されるようになった1990年代以降、まちの中、 人々の生活の場とアート活動やアーティストが隣り合わせに存在することが当たり前になってきまし た。 見知らぬ隣同士のままでいるよりも、知り合い、折に触れて交流できる気ままな距離感を保ちながら お互いに存在していける方が豊かではないだろうかと私的な期待とともに日々を生きています。 日本各地の芸術祭、国際展もまたサイトスペシフィックな作品の成立を期待するものや、開催地の住 民との共同制作、参加を前提にしたプロジェクトによって構成される事業も散見されるなど日本国内 におけるアーティストの滞在制作を伴うアートプロジェクト型の事業が増えています。これらの様相 は、1990年代から日本国内に広がってきた「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」事業とそ の拠点とリンクしています。また、地域資源の再発見や増加する空き家、遊休施設活用の解決策とし て、地域おこし協力隊や若い世代によるゲストハウスの運営が始まるなど、地域、新旧住民の切実な ニーズを反映した「場づくり」の提案と実践もあります。これら行政をはじめとする個人や民間団体の動向には、アート活 動、とくにアーティストの移動と滞在と制作活動の場の提供が取り込まれ新たなAIRの拠点として独自に展開を行うなど存在感を強めてきています。つまりいまの日本には国内外のアーティストがあちらこちらで活 動をする多種多様なチャンスが確実に増えている、ということです。
アーティスト自らが地域のひとりであると自覚でき、文化芸術事業やアーティストの活動に遭遇する体験を通じて多様な人々が同じ地域にいることを意識しあうことが始まるでしょう。そしてこのささやかな変化が新鮮な情報として取り込まれ たとき、地域、人々に新しい価値観(視点)をもたらすことになる。この状態が地域の人、個々人の中で新しく小さな活力になり、ひとりひとりの活力が地域の再生や発展につながるのではないかとポジティブかつ強引な仮説を立てたいと思います。 (MO)