- 日時
- 2017年5月30日 0:00 〜 2017年6月04日 0:00
- イベント名
- イザベル・デブノン&マルク・ベルナル/Isabelle Thevenon&Marc Beirnaert 干し草と針/シャラビアプロジェクト Bales and needles&Sharabia project
- 内容
干し草と針/Bales and needles
イザベル・デブノン/Isabelle Thevenon
フランスの私の家の窓から松の葉が見え、厚いカーペットのように地面を覆っている。私はその針のような松の葉でカーペットを作った。そして、フランスで撮った自然光で照らされる松の葉の写真を天神山の壁に設置した。
天神山の公園にも松の葉が落ちているが、庭師の方々がいつも拾い集めている。私は残った松の葉から、いくつかの小さな作品を作った。
これは、ふたつの瞬間、ふたつの国、異なる展示スペース、それぞれにおこった興味深いふたつの出来事との関係を表している。
In France, from my window I watched the pine needles fall and cover the ground in a thick carpet. I fashioned this carpet in needle bales. I choose to present french pictures of bales in their natural lighting, on two walls of Tenjiniyama.
In Japan, in Tenjiniyama garden, there are also pine needles, but the gardener always pick them up. Among the remaining ones, I choose to present some of them in little sculptures.
It is the relationship between these two moments, these two countries, these different exhibition spaces and these two ways of proceeding that interest me.
シャラビアプロジェクト/Sharabia projec
マルク・ベルナル/Marc Beirnaert
〈シャラビアとは?〉
ある日、突然いなくなってしまったその朝まで8年間共に暮らした野良猫の名前。彼は、その黒と白の毛皮で私の創作意欲を掻き立て、多くの作品(ペインティング)においてモデルを務めた。
〈プロジェクト〉
2016年6月より10㎝四方の小さなキャンバスにシャラビアの顔の絵を描き始めた。
そのひとつひとつは形、色と少しずつ異なっている。はじめ私は家族にこの絵を配り始め、親友や出会った人たちに手渡してきた。また、滞在したホテルやアパートにもこの作品をひとつ残してきた。※すでに100ほどの絵が世界中に配られている。
〈さっぽろ天神山アートスタジオ〉
今回、初めて日本を訪れ、それは私に多くをもたらしてくれるだろう。そして滞在アーテイストとして、この場所で感じることからいくつかの絵を描こうと思っている。また、シャラビアプロジェクトをひきつづき実行するべく、私は60の白いキャンバスをスーツケースに詰め込んでパリからやって来た。