- 日時
- 2018年11月13日 9:00 〜 2018年11月18日 21:00
- イベント名
- リリー&アラン・サーナック/Lily and Alan Cernak 滞在成果展”フェニックス・プロジェクト/Phoenix Project”
- 内容
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Phoenix Project/フェニックス・プロジェクト
日時:2018年11月13日(火)〜11月18日(日)
会場:さっぽろ天神山アートスタジオ2007年ごろ、アランは16~18世紀に作られた日本作家の版画を集め始めました。集めた版画の中には、大変なダメージを受けているものがいっぱいありました。アランは、このダメージを受けた版画を、デジタル・イラストで描きなおすプロジェクトをはじめました。このプロジェクトの目的は二つあります。
1) このイメージとストーリーをなくさないこと
2) 日本文化と日本史をアメリカの人たちに紹介すること
このプロジェクトを「フェニックス・プロジェクト」(不死鳥プロジェクト)と名付けました。
2013年、アランはダメージを受けた昔の絵がある小さな神社やお寺が色んな地方にあちらこちらにある事に気がつき、その絵のデジタルでの描きなおしも「フェニックス・プロジェクト」に含む事にしました。
今年(2018年)、娘のリリーはアランのフェニックス・プロジェクトの一環として、昔の絵を現代風に描く活動をはじめました。現代風のイラストを描くことで、昔の絵に出てくる人物・昔の絵が語るストーリーが、現在の人々にも意味や共通点がある事を表そうとしています。Around 2007, Alan began collecting books of old, 1600s and 1800s-era Japanese prints. Many of these prints were very damaged. Alan began an effort to recreate these prints using digital illustration. The goal in this project was: to help these images and stories not be lost, and to share Japanese culture and history with American viewers. He called this project the Phoenix Project. In 2013, Alan discovered that there are also many small shrines and temples in Japan that contain heavily damaged ancient paintings, and he began to include digital recreation drawings of these paintings in his Phoenix Project. This year, Lily began to draw her own versions of Alan’s Phoenix Project drawings, using a modern drawing style to express that these images and their stories and histories are still quite relatable today.
リリー&アラン・サーナック/Lily and Alan Cernak
アランと娘のリリーは、アメリカのペンシルベニア州から来ています。 レディングという都市でアートスタジオを共用し、よく市内にある学校や大学でアートのワークショップ・クラス・プロジェクトを生徒と行なっています。アランもリリーも数回日本に来たことがありますが、札幌に来るのは初めてです。北海道地方での国際文化交流の活動に参加することを楽しんでいます。
Alan and his daughter Lily Cernak are American artists based in the state of Pennsylvania. They share a studio in the city of Reading, and often conduct art workshops, classes and ongoing projects with local schools. Alan and Lily have both been to Japan several times in the past, but never before to the city of Sapporo, and are very excited to explore the possibilities of cultural exchange between America, Japan, and other countries in this region.