- 日時
- 2017年1月20日 0:00 〜 2017年2月26日 0:00
- イベント名
- s(k)now 2016年度国際公募AIRプログラムのイベント2つのお知らせ
- 内容
-
北大の「オノマトペ・ワークショップ」に招聘アーティスト 福永敦が講師として参加します。
>>参加に興味のある方、天神山アートスタジオまでご一報ください。
日時:2月5日(日)11:00-15:00
会場:北海道大学 遠友学舎
大学キャンパス北側(市営地下鉄南北線「北18条駅」下車、徒歩10分)
内容:「オノマトペ・ワークショップ」
自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音で象徴的に表 した語、オノマトペ。擬音語・擬声語・擬態語などと呼ば れるオノマトペは、同じ現象を文化や言語によって異なる 表現で表しています。今回のワークショップは日韓のオノ マトペがもつ感覚を、参加者が日常の道具を用いて表現す ることで、造形言語と言葉との関係を探ります。
<講師>
金 景均(デザイナー、韓国芸術総合大学副学長)
朴 炫貞(アーティスト、北海道大学CoSTEP特任助教)
福永 敦 (さっぽろ天神山アートスタジオ2016年度国際公募AIRプログラム招聘アーティスト)
<タイムテーブル>
11:00-12:00「オノマトペ」の「表現」について
12:00-14:30 企画・作品制作
14:30-15:00 講評・まとめ
* 参加年齢制限はございません。子どもから大人まで楽しめるワークショップです。 * 研究プロジェクトの一貫で行うワークショップです。制作物は研究目的としてウェブ・論文として公開される場合があります。
主催 | 北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター CoSTEP
共催 | さっぽろ天神山アートスタジオ
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2016年度国際公募AIR選考委員によるアーティスト紹介:
オノマトペはモノやコトに対するあり様や音を表す言語である。 それは文化の壁を超えて頭でも心からでも理解できるものである。アイ ヌのオノマトペをリサーチして作品制作する作家の計画は、北海道で 滞在する意義をもたらし、その活動を通して文化をつなげ、心を結ぶ 役割ができると考えた。言葉の持つ力からの表現、その相違と共有点を 見つめることから見えてくる独自の世界を、楽しみにしている。 (朴 炫貞 [パク ヒョンジョン]、アーティスト、研究者 )
バンクーバー(カナダ)拠点のアーティストによる写真についてのトーク&パフォーマンスと、南米コロンビアのアートシーンと自身の活動について紹介するトークの二本立て。
日時:2月11日 15:00-18:00
(札幌市中央区北2条西4丁目 赤れんがテラス5階)
内容:招聘アーティストの過去のプロジェクトについてアーティスト自身がプレゼンテーションします。日本語逐次通訳あり。*参加無料、予約不要
・14:45 開場
・15:00-16:15 トーク01&パフォーマンス
ジェフ・ダウナー/Jeff Downer(カナダ)
・16:30-17:30 トーク02
ウィリアム アンドレス・ナルバエス セデーニョ/William Andres Narvaez Cedeno(コロンビア)
・懇談会後、18:00 完了
定員:30名
2016年度国際公募AIR選考委員によるアーティスト紹介:
ダウナーは、写真を介して都市の日常や自然環境と向き合うことで、 その社会の別の層を見せてくれる作家である。加えて、世界と自身との 関係可能性を常に探索しているように思われる。拠点とし主に発表 してきたバンクーバーは、北太平洋の北西海岸文化圏に属し、親潮で 日本とつながり、先住民族も多い。カナダはそもそも開拓により 形成された歴史をもつ多文化国家である。これまで自らと近しい 環境で制作し展示してきたダウナーが、札幌という新たな地に分け 入ることで、これまで見えなかった札幌の層を開示させてくれることを 期待する。それはまた、彼にとっては自身を育んできた文化や環境との 新たな出会いともなるだろう。(四方 幸子、キュレーター)
ウィリアム アンドレス・ナルバエス セデーニョ/William Andres Narvaez Cedeno(コロンビア)
まず顔写真を見て、ピンと来る人でした。南米コロンビアの風土や 文化と寄り添いながら作品を作ってきたウィリアムさんが、地理的にも 文化的にもきっと遠い北の雪の国、札幌と出会いどんな作品を作るのか とても楽しみにしています。(島袋 道浩、美術家)