2018年08月7日 Creative activityResident滞在アーティストと市民の交流企画
夏といえば、演劇シーズン。そして、イレブンナインの名作シリーズ。
ということで、市民交流事業『稽古場に行って見た!』実施いたしました。
お邪魔したのは、こちらイレブンナインの秘密の稽古場です。
参加メンバーは天神山滞在アーティスト&一般市民の方々です。
稽古場はこんな感じで、とにかく暑くて暑くて大変との事。
特に先日、7月末&8月上旬のあの35度ぐらいの暑さの中でも稽古してたそうなので、大変。
ただ、この怒れる12人の男の設定として、
蒸し暑い部屋の中というのがあるので、その部分に関してはピッタリなんですよね。
メンバーが集まると、男たちの分厚い演技が始まります。
さすが役者さんですね、ひとりひとりが独特な雰囲気を醸し出しています。
これ、やはり生じゃないと体感できない事ですよね。
(滞在者3名。左から水津さん、平塚さん、久保さん。久保さんはブルさんと呼ばれていましたよ。)
演出は天神山にも滞在経験のある納谷さん。
これがまた、とっても濃厚な稽古で、演者ひとりひとりの感情表現から、
それを受けての反応、思考、態度、態度といった些細な部分に手を入れてゆきます。
「そこまで考えて、やるんだ!!」と、驚きです。
これ、ほんと贅沢ですよ。この稽古を見せてもらってから、本番を見ると1000%楽しめますね。
(差し入れのシロクマと共に、平塚さん)
天神山の事務所では、こんにちは~といった程度の会話しかないのですが、
やっぱり職場で見るプロの俳優のみなさんは凄かったですね。
「怒れる12人の男」お勧めです。
日時/ 2018年8月11日(土)~18日(土) 全12ステージ
場所/ かでる2.7
詳細は→ 『12人の怒れる男』
小林
アーティスト/Artist
久保隆徳 / Takanori Kubo https://www.furano-obunit.com
平塚直隆 / Naotaka Hiratsuka https://oysters.official.jp
水津聡 / Satoshi Suitsu https://www.furano-obunit.com
納谷真大 / Masatomo Naya http://eleven9.jp
リンク/Link
12人の怒れる男 / 12 angry men https://ja.wikipedia.org/wiki/十二人の怒れる男
イレブンナイン/ELEVEN NINES http://eleven9.jp
札幌演劇シーズン/Sapporo Engeki Season http://s-e-season.com
かでる2.7 / Hokkaido Citizens Zctives Center http://homepage.kaderu27.or.jp/intoro/access/index.html
〇〇に行ってみた
さっぽろ天神山アートスタジオが実施している市民交流事業の一環で、一般参加者と共にアートスタジオに滞在するアーティストの職場にお邪魔します。中でも稽古場見学は毎回評判がよく、「演劇って面白い!」という意見が多いため継続的に実施しています。
☆お問い合わせ☆ 市民交流事業担当/小林亮太郎 mail info@tenjinyamastudio.jp
〇〇に行ってみた!稽古場編
そして誰もいなくなった https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-creative/7727/
肝っ玉おっ母とその子どもたち https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-event/8529/
2018年01月24日 Creative activityOrdinaryResident
にっこりの笑顔左はアグネスさん(ドイツ)と右は藤本さん(富良野)。
活発に動き回っているアグネスさんはたまたま同時期に滞在している関係もあり、
藤本さんの演劇を見に行って来たようです。
アグネスさんは日本語上手ではないし、藤本さんも英語上手ではないんですが、
2人ともコミュニケーション能力が高いので、会話が成立しているんですよね。
実際、日本語100%の演劇を見ながらアグネスさんは楽しんでいたようです。
そんな、外国の方が見ても楽しい演劇「サクラダファミリー」は1月28日(日)まで、ぜひご覧ください!
アーティスト/Artist
アグネス・タンドラー/Agnes Tandler https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-daily/15754/
藤本道/Yu Fujimoto http://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-creative/15695/
リンク/Link
イレブンナイン/ELEVEN NINES http://eleven9.jp
生活支援型文化施設コンカリーニョ/ConCarino http://www.concarino.or.jp
2018年01月14日 Creative activityResident
2018年になって早速やって来たのが、役者の藤本道(ゆう)さんです。
藤本さんはこれまで、何度か天神山に滞在したことがある常連さんで、
雪が降った日には「雪かきやるよ~」とママさんダンプやスコップを持って手伝ってくれる気さくな方です。
(写真はサービスショットをお願いしたところこうなりました。)
そして今回も作品に出演するため富良野から天神山に来館。
そんな藤本さんが出演する作品はこちら↓
出演作品「サクラダファミリー」
日時/ 1月20日(土)~1月28日(日) 場所/ コンカリーニョ
HP/ http://eleven9.jp/sakurada_family2018/
雪かき後のコーヒータイムの際に、せっかくなのでちょっと藤本さんに質問してみました。
天「藤本さんは稽古場ではどんな感じなんですか?」
藤「めっちゃ怒られるけど、稽古場の雰囲気をよくするよ。」
稽古場では富良野塾出身の納谷さん(先輩)と藤本さん(後輩)の関係(体育会系らしい)もあって、
指導には容赦なく激が飛び交うようです。
天「そうなんですね。共演する役者さんでおすすめの人はいますか?」
藤「みんなそうだけど、江田さん。」
天「どんなところがですか?」
藤「受け幅がすごくて、何にでも対応できるし俺が下手でも形にしてくれるんだよね。納谷さんももちろんそうだけど。」
演劇は基本的に筋書き通りに進んでゆくのですが、
役者さん達がそれぞれ見つけた面白い所を膨らませたりすることで、
時に台本が変化し、作品が生き物のように変化してゆくようです。
藤本さん曰く、場数を踏んだり経験値がある役者さんはひらめきや気付きを
咄嗟に自分の演技の中で昇華することができるようで、江田さんはそういう意味で「もう、天才的!」とのこと。
1月20日から始まるこの「サクラダファミリー」も毎日変化し続けてゆくのかもしれません。
見どころいっぱいですね!
小林
アーティスト/Artist
藤本道/Yu Fujimoto
出演作品「そして誰もいなくなった」 https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-top/7441/
出演作品「親の顔が見たい」 https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-top/9228/
リンク/Link
イレブンナイン/ELEVEN NINES http://eleven9.jp
生活支援型文化施設コンカリーニョ/ConCarino http://www.concarino.or.jp