2018年06月24日 Creative activityOrdinaryResident滞在アーティストと市民の交流企画
俳優の山田百次さんは札幌座台55回公演となる
「フレップの花、咲く頃に」に出演するため、天神山アートスタジオにやってきました。
青森出身の山田さんは、地元で演劇を学び30歳の時に上京。
現在は平田オリザが主催する劇団青年団の演出部に所属。
青森をルーツとする山田さんは津軽弁での作品も演じており、
今年の初めにも斜里地方での北方警備にあたる津軽藩について作品化した「珈琲法要」で来札。
そんな山田さんに天神山アートスタジオの実施しているアーティストと市民の交流事業
「〇〇に行ってみた!」への参加を打診してみたところ快諾!
早速、つてのある札幌山の手高等学校さんに連絡を取り、この様な活動が実現しました。
(写真は2016年の稽古場を見に行ったシリーズより)
ということで、山校こと札幌山の手高校さんにお邪魔してきたので、その様子をご紹介します。
教壇に立っているのは俳優の山田百次さん。
彼の話に聞き入っているのは札幌山の手高校演劇部のみなさん。
演劇部の皆さんは、数日前までさっぽろ高校生合同公演とめちゃめちゃ忙しいスケジュール
だったのですが、担当の先生含め今回の交流企画に快く協力してくれました。
山田さんが話しているのは、自己紹介を含めたこれまでの作品について。
こちらは、山田さんが2015年に早稲田大学の授業で行なった一人芝居。
この作品では目の不自由な方の役を行うため、左目だけをずらし演技をしていたとの事。
目も筋肉で動くので、トレーニングで自由に動かせる、っていきなりすごいこと聞きました。
こちらは今回上演する「フレップの花、咲く頃に」がサハリンを舞台としているため、
実際にリサーチに行って、見てきたことについて写真を交えて紹介してくれました。
また、演劇部の生徒たちとは、作品の話だけではなく、
学生時代から演劇一筋というわけでなく、空手をやりながら「演劇やりてぇな~」と思っていたことや、
脚本制作時には個人的な経験が役に立つということ、
すぐに書きはじめるといいこと、などなど色々な話をしてくれました。
なかでも、作品によって演出家によって役者に求められることが変わることもあるけれど、
いつどんな時であっても、自分ができる限りのパフォーマンスを示し続けることで、
必ず誰かの目に止まり、次につながるということを話してくれました。
これは、演劇に限らず人生訓として響くメッセージでしたね。
こんな感じで、あっという間に過ぎ去った1時間半。
みんなを盛り上げまとめている部長や優しく生徒たちを見守っている先生、
キラキラと光る未来を感じさせてくれた演劇部のみんな、
そして「ここでいいのかな?」と不安な所にお出迎えしてくれた副部長ありがとう!
素晴らしい交流の機会になりました。
今回初めての高校出張シリーズでどうなるか分からなかったのですが、
快く協力していただいた山田さんにも感謝です。
また、高校へ行くシリーズを続けてゆきたいですね。
小林
〇〇に行ってみた!
さっぽろ天神山アートスタジオが実施している市民交流事業の一環で、
アートスタジオに滞在するアーティストが市内教育機関にお邪魔します。
基本的に中休みor昼休み、放課後といった自由時間の中で交流を行います。
アーティストによっては、授業の中での交流も可能です。せひお気軽にご相談ください。
☆お問い合わせ☆
市民交流事業担当/小林亮太郎
メールアドレス info@tenjinyamastudio.jp
小林
アーティスト/Artist
山田百次 / Momoji Yamada
公式ツイッター https://twitter.com/nono_ue_momo
ホエイ / Whey https://whey-theater.tumblr.com
リンク/Link
札幌山の手高等学校 / Sapporo Yamanote High School http://www.yamanote.ed.jp
札幌山の手高等学校演劇部 http://yesmeeting.wixsite.com/yes-meeting
フレップの花、咲く頃に http://www.h-paf.ne.jp/program/フレップの花、咲く頃に/
〇〇へ行ってみた!シリーズ
小学校へ行ってみた!
大倉山小学校 https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-daily/17242/
稽古場に行ってみた!
『肝っ玉おっ母とその子どもたち』 https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-event/8529/
『そしてだれもいなくなった』 https://beigejackal76.sakura.ne.jp/ct-creative/7727/
2018年01月30日 Creative activityOrdinaryResident
札幌も冬真っ盛り、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
写真はスタッフの鈴木(左端)がシアターZOOに『珈琲法要』を見に行った際の1枚。
演者の河村さん(左から二番目)、菊池さん(右から3番目)、山田さん(右から2番目)が顔を出してくれました。
ちなみに、鈴木以外全員天神山滞在者なんですけどね。
寒い冬を暖かい劇場で過ごす、そんな新しい札幌のライフスタイルを提案(?)しているのが、
こちらの札幌演劇シーズンです。ぜひ、劇場に足を運んでみてはいかがでしょう!!
小林
アーティスト/Artist
河村竜也 / Tatsuya Kawamura http://www.letre.co.jp/artistfiles/male/kawamura.htm
山田百次 / Momoji Yamada http://www.letre.co.jp/artistfiles/male/yamada.htm
菊池佳南 / Kanami Kikuchi http://www.letre.co.jp/artistfiles/female/kikuchi.htm
永井秀樹/Hideki Nagai http://baumandkuchen.com/nagai.html
リンク/Link
札幌演劇シーズン/Sapporo Engeki Season http://s-e-season.com
シアターZOO/theater Zoo http://www.h-paf.ne.jp/zoo/
青年団/Seinendan https://ja.wikipedia.org/wiki/青年団_(劇団)
弦巻楽団/Tsurumakigakudan https://tsurumakigakudan.wixsite.com/29ychl
2018年01月28日 Creative activityOrdinaryResident
札幌の寒い冬にはコーヒーですよね。
ということで、今回シアターZOOで行われる「珈琲法要」をご紹介いたします。
左から、河村さん、菊池さん、山田さん、左の河村さんと右の山田さんは天神山2回目ですかね。
毎日、雪山をくだり、シアターZOOに通っています。
全編津軽弁で語られるこの物語は・・・・
と、内容に関しては以下のサイトでチェックしてみてください。
珈琲法要について ⇒ 札幌演劇シーズンバージョン ホエイバージョン
おっ、と思った方はぜひシアターZOOへぜひ。
そして、まだ行ったことのない方に向けて、劇場のご紹介です。
中島公園駅から徒歩、10分位ですかね中島パークホテルがこんな感じで見えます。
僕は幌平橋で降りて、15分弱ぐらいですかね北に向かって歩く派です。
ここですね、地下に下れば即シアターZOOです。
かなり行きたくなってきたみなさんにダメ押し情報です。演者さんのコメントをご覧ください。
三人の演技もそうなんですけど、菊池さんのムックリ&途中で歌うアイヌの歌すごく上手だし、
河村&山田の掛け合いは面白いし、劇中に出てくる珈琲が公演後にフロントで購入できるという、
多角的に楽しめる内容になっています。ぜひ、行ってみては!
小林
アーティスト/Artist
河村竜也 / Tatsuya Kawamura http://www.letre.co.jp/artistfiles/male/kawamura.htm
山田百次 / Momoji Yamada http://www.letre.co.jp/artistfiles/male/yamada.htm
菊池佳南 / Kanami Kikuchi http://www.letre.co.jp/artistfiles/female/kikuchi.htm
リンク/Link
札幌演劇シーズン/Sapporo Engeki Season http://s-e-season.com
シアターZOO/theater Zoo http://www.h-paf.ne.jp/zoo/