2018年11月23日 Creative activityOrdinaryResident滞在アーティストと市民の交流企画
こちらの背中、天神山に滞在中のアランさんですね。
今日は、近隣の保育園の子どもたちがやってきて、アランさんと一緒にワークショップを行うのです。
今日やって来るのは五才のお友達。彼らでも楽しめるように準備を行います。
そして・・・
やって来たのは約20名の子ども達。元気に保育園から天神山まで歩いてやってきましたよ。
まずはアランさんの作品をいくつか紹介します。みんな真剣に見ていましたよ。
そして、早速ワークショップをはじめます。
キッチンペーパーで作った画材に、麺棒で色を塗ってゆきます。
これがね、中々いいんですよ、味があって。
これを乾燥させて、日に当てると太陽の光がこの作品を通して
まるでステンドガラスのように美しい輝きをみせるとのこと。いいですねー。
ワークショップの時間は20分程度だったのですが、子ども達も飽きることなく大満足の様。
アランさん、さすがですね。
最後には子どもの質問コーナーがあったり、歌を歌ってくれたりと短い時間ではありましたが、
充実した交流ができたようです。引率の先生方にも感謝ですね。
ちなみに、アランさんの好きなものは納豆と刺身です。
こんな感じで、滞在アーティストとの交流が行われました。
ぜひ、滞在アーティストと何かコミュニケーションがとりたい!何かやってみたい!
という方がいらっしゃいましたら、担当の小林までご連絡ください。
☆市民交流事業の問合せ先☆
担当/小林 メール info@tenjinyamastudio.jp
小林
アーティスト/Artist
アラン・サーナック / Alan Cernak https://alancernak.wordpress.com/
リンク / Link
市民交流事業/Community Project
2018年05月31日 Ordinary桜
今年春に完成した天神山MAP。みなさんご覧になったでしょうか?
豊平区の地域振興課の方々とまちづくり会「いきいき南平岸」、地域のみなさんと一緒に制作したものです。
そんな天神山マップを手に周辺を歩きながら制作を担当した方のお話を聞く会が5月25日(金)に行われました。
雲行きの怪しい日でしたが、散策には丁度良い日差しで、2時間かけて天神山を歩きました。
天神山マップで紹介されている見所12箇所のうち10箇所を回れるルートとその時のこぼれ話を紹介します。
まずは、この天神山アートスタジオ(マップナンバー4)。
建物は平成元年に札幌国際ハウスとして建てられました。その後平成20年に一度閉館し、2014年5月31日に天神山アートスタジオとして再オープンしたのです。
続いて桜林(7)へ。
ピンク色の絨毯!この日も近くの幼稚園の子供たちが芝生の上の桜を舞い上げて遊んでいました。
天神山の桜は本当に種類がたくさんあり、なが〜く楽しめるのです。
最後を飾るのが3種類の八重桜。この八重桜を観に来る方が本当の”天神山通”だとかなんとか…。
こちらは日本庭園(5)。
この庭園も平成元年に国際ハウスが建てられると同時に、海外の研究者の方々を迎えるのに日本らしい風景をということで整備された場所だそうです。京都の造園家の方にアドバイスをもらい、京都と北海道の気候の差なども考慮して設計されました。この庭の奥には隠れた道があったりもします。
そして展望テラスと芝生広場(3)、チャシ跡に立ち寄り、相馬神社(6)へ。
このご神木は樹齢300年を超えるシバクリです。大きいですね…。
相馬神社では毎年9月にお祭りが開催され、朝周辺の地域からお神輿が集まってきます。
また子ども相撲やのど自慢、まっすぐに延びる急勾配の坂道の前には屋台がならびとても賑わいます。
続いて相馬神社を出て右手澄川駅方面に少し歩いた信号機の前。ここで豊平区と南区の区ざかいがあります。
この場所に本願寺道路(8)の終点の石碑があります。
ここが終点という本願寺道路。平岸、真駒内、定山渓、洞爺湖、そして起点の伊達と続く道で、東本願寺の僧侶たちによって1年3ヶ月という短期間で作られた道です。距離は約103km、大変な思いをして作られた道なんですね。
詳しいお話はこちらのHPが参考になります。札幌の文化遺産(さっぽろふるさと文化百選)本願寺街道
こちらは平岸天満宮・太平山三好神社(9)
あれ?名前が二つ?と思った方もいるでしょう。なんと一つのお社に2つの神様が祀られているのです。
平岸天満宮は福岡県から、太平山三好神社は秋田県からそれぞれ分霊を受け祀られました。そして天神山が札幌市がこの土地を管理することになった際、一緒に祀られるようになったそうです。
毎年6月にお祭りがあり、2日目には舞殿で神楽の奉納も行われます。
すぐ横には小さなお社の天神山稲荷神社もあり、天神山には神様がたくさん集まっています。
つづいて、久保栄文学碑(10)、平岸林檎園記念歌碑(11)を見て、最後に天神藤(2)へ。
この豪華な藤棚は、樹齢200年を超える北海道で一番古い藤なんだそう。
開拓時代に盆栽として持っていたものを植え丹精込めて育てられたもので、毎年すばらしい花を咲かせ見せてくれます。
藤の花は6月上旬まで見ることができます。
その他天神山マップには平岸の土地の歴史、開拓の歴史なども載っています。
スタジオでも配布していますので、みなさんもお手に取って天神山をぐるりと回ってみてくださいね。
Moe
リンク/Link
豊平区地域振興課 http://www.city.sapporo.jp/toyohira/index.html
2017年11月12日 OrdinaryResident滞在アーティストと市民の交流企画
本日、11月11日(土)は澄川南小学校の学習発表会がありました。
教頭先生から「さっぽろ天神山アートスタジオの滞在アーティストさんで興味がある方がいればぜひ!」
というお誘いを受けていたため、滞在中のアーティストを連れて行ってきました。
この日、観劇したのは6年生の「ライオン・キング」
すごいですね、衣装は凝っているし、歌と踊りが途中で挿入され盛りだくさんです。
最後は楽器演奏で締め。様々な要素が詰まった発表となっていました。
来ていたアーティスト達も楽しんでいたようで、その感想は子ども達に伝えてくれるとの事でした。
また、劇を見た後には小学校の中を紹介してもらうなど、短い時間でしたが良い経験をさせていただきました。
小林
2017年10月20日 Ordinary
こちらのすてきな野菜。
なんと、この野菜は全て天神山の庭で作られた物なんです。
春先から始まった市民交流事業「庭プロジェクト」。
菜園を通じて地域の方々と交流の機会を設け、そして出来上がった作物は
市民交流のイベントである「アート&ブレックファストデー」に使用したり、
滞在アーティストが食べたりと、そんな風に活用してきました。
天神山を彩っていたヒマワリも、お役御免。鍬を使って庭の清掃を行いました。
ラベンダーもしっかり根付いたようです。
こうして実際に庭をいじっていると、植物を通じて自然に対しての意識を持つようになります。
太陽の光や雨で植物は育つ。
当たり前の事ですが、頭の理解ではなく、体感することの重要性を感じました。
秋です。
ryotaro
2017年10月17日 Creative activityOrdinaryResident滞在アーティストと市民の交流企画
夏に天神山に滞在していた、石川雷太さん、羅入さんからメールが届きました。
こちらは京都市美術館別館。すごい建物ですね。
9月19日~24日まで開かれたLINK展にお二人が参加し、作品を展示したのですが、
その作品のひとつが、天神山アートスタジオ滞在中に近隣小学校で制作したものなんです。
石川雷太さんと羅入さん。一緒に小学校に通ったのがずっと昔のように思えます。
(通ったのは今年の7月頃です。)
この真ん中の円が、子ども達の手形によって作った作品です。力強いですね。
天神山から京都へ、アーティストが動くことで作品もまた移動します。
ryotaro
アーティスト/Artist
羅入/laju http://kondon.org/laju/
石川雷太/Raita Ishikawa http://erehwon.jpn.org/raita_ishikawa/
2017年07月21日 Creative activityOrdinaryResident滞在アーティストと市民の交流企画
こちらは平岸高台小学校の一階スペース。
嵐のような中休みをなんとかやり過ごし、心を落ち着かせて昼休みを待ちます。
どのくらい来るのかな?と、少し怯えていたのですが低学年の子たちからチラホラ。
あくまで、自由参加なので何人子ども達がやって来るかはわからないのですが、
少人数だとじっくりきれいに作品が作れそうです。これはこれで良し!
小さい手でぺったんぺったん、かわいいですね。
そうやっているうちに、通りすがりの子ども達が「僕もやる~」と飛び入り参加。
1日で子ども達と触れあえる時間が、中休み&昼休みの計30分程度しかないんですが、
とりあえずここまで完成。試しも含めてなので、まずまずですね。
また、別の日程でやって来ることになり、
とりあえず、それまではこんな感じで保管していただくことになりました。
とても協力的な平岸高台小学校さんに感謝ですね!
つづきます
ryotaro
アーティスト/Artist
羅入/laju http://kondon.org/laju/
石川雷太/Raita Ishikawa http://erehwon.jpn.org/raita_ishikawa/
2017年07月20日 Creative activityOrdinaryResident滞在アーティストと市民の交流企画
天神山に滞在する羅入(らじゅ)さん&石川雷太さん。
子ども達と一緒に制作活動ができないか?
というアーティストの希望を受け、そこから始まった市民交流事業のご紹介です。
こちらは平岸高台小学校。以前より、天神山に滞在するアーティストがお世話になっています。
学校に入ると早速、ウェルカムボードに名前が!嬉しい限りですね。
校長先生と話を済ませ、早速現場に向かいます。
授業中に活動を行うのではなく、子ども達が自由な中休み・昼休みに
この場所をアトリエのように使わせてもらうことになりました。
早速、子ども達が来る前に準備を行います。
こちらは弁柄(べんがら)という顔料で、これを使って子ども達の手形を作品にします。
色のチェックと、実際にどんな感じになるのか試してみます。
おっ、いい感じ!
そして、休み時間が始まります。
あっという間に、大盛況です。
手に刷毛で弁柄を塗って、それを紙にビタン!と押すだけ。
手がヒヤッとして、気持ちがいいようです。
気付いたら、長蛇の列が!!
中休みの15分間で、約50人ぐらいの子ども達がやって来てくれました。
それで完成したのがこちら。
実はこれ、本作品ではなくてどんな感じになるか「試し」だったんです。
ただ、これだけでも子ども達のエネルギーや元気が感じられます。
作品はどうなるのか、楽しみです!!
続きます
Ryotaro
アーティスト/Artist
羅入/laju http://kondon.org/laju/
石川雷太/Raita Ishikawa http://erehwon.jpn.org/raita_ishikawa/
2017年07月12日 Ordinary
暑い日差しが続いておりますが、庭の植物は元気に育っております。
今日は天神山に遊びに来た、小学生の子たちが水やりを手伝ってくれました。
It’s warm these days, but the plants in the garden are growing up.
Today, the elementary school children who came to visit Artstudio helped watering.
しばらく水やりをやってくれたあと、道路に向かって水を撒いている彼女たち。
打ち水ってやつですか?
After watering for a while, the girls are spraying water towards the road.
Is this Uchimizu ?
とおもったら、ホースから出た水で虹が見えていたようです。
みんなで、七色を数えておりました。
But they are watching the rainbow made from the water of the hose.
Everyone counted seven colors.
Ryotaro
2017年07月2日 Ordinary
暑いですね。
昨日、新聞で気温を確認したところ、29度もあったようです。
もう、夏なんですね。
夏の暑さでぐったりしている我々とは違って、庭の植物は元気なようです。
ミニトマトも実をつけ始めましたよ。
地域の方々と共に植物を育てる活動は、
さっぽろ天神山アートスタジオの市民交流プロジェクトの一環として行なっています。
週に1回ペースで畑の手入れをしてくれる梅津さん。
花を植えたり、雑草を抜いたり、地味な作業ですが汗をかきます。
活動に参加ご希望の方は以下までご連絡ください。
市民交流プロジェクト
連絡先 電話/Phone 011-820-2140 メール/Mail info@tenjinyamastudio.jp
担当/小林
※ 活動参加ご希望の方は毎月行われている説明会にご参加ください。7月は16日(日曜日) 14時~16時に活動&説明会を予定しております。
2017年06月23日 Ordinary
こちらは天神山アートスタジオの園芸スペース。
2014年より滞在作家によるプロジェクトによって活用されてきました。
※TPPミュージアム/マイケルエディ&植村絵美
今年はこの場所を「市民交流プロジェクト」の一環として活用。
様々なものを植え、育てる過程で、天神山を訪れた方々とコミュニケーションを取ろうという狙いです。
既に、地域の方々と共に様々なものを植え始めています。
ラベンダーやひまわり、ミニトマト、ジャガイモ等、日々成長の過程が見られます。
小さいながらも手入れをすると色々なことができるんですね。
月に1回~2回程度集まり、その際に参加希望者への説明会を行っています。
ちなみに次回の集まりは、7月16日(日)14時~15時。
もし、一緒になって手入れをしてくれる方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加ください。
市民交流プロジェクト
連絡先/電話 011-820-2140 メール info@tenjinyamastudio.jp
担当の小林までご連絡ください。
一緒に色々なものを植え、育ててみましょう。