2018年02月16日 創作活動滞在者紹介
マイナス27度からこんにちは。
天神山に滞在しながら、道北は音威子府村でプロジェクトを行う阿児つばささんです。
(音威子府⇒おといねっぷ この寒さだとまつ毛が凍るそうです。)
彼女はおよそ60年前まで冬の期間、音威子府村で作られていた「氷橋」に注目し、
それをテーマに制作活動を行っています。
美しい景色ではありますが、マイナス27度はどんな世界なんでしょうか。
そして、2月10日には音威子府村公民館で「氷橋伝承会」という名でイベントを実施。
こちらは映像作品制作のため、地域の方々にご協力いただいているところ。
また、昨年夏札幌国際芸術祭で天神山に滞在していたテニスコーツのさやさんと共に
音威子府の冬をテーマに曲作りを行いました。
地元の高校生も参加した会になったようで、3月に完成とのこと。楽しみですね!
音威子府といえば、砂澤ビッキさん。その隣に氷橋伝紹介のポスターが。
(上記写真はすべて阿児さんより提供頂きました。)
また、阿児さんは500m美術館で3月28日(水)まで「冬へ・氷橋の記憶」と題した展示もしております。
ぜひご覧ください。
小林
アーティスト/Artist
阿児つばさ / Tsubasa Ako http://akotsubasa.xyz
テニスコーツ / Tenniscoats https://ja.wikipedia.org/wiki/テニスコーツ
リンク/Link
札幌大通地下ギャラリー500m美術館 / Sapporo Odori 500-m Underground Walkway Gallery
2017年11月3日 創作活動滞在アーティストと市民の交流企画滞在者紹介
アートステージ2017の展示に向けて毎日朝から晩まで黙々と制作をしている海野さん。
今日は、神戸からやってきたアーティスト阿児つばささんが海野さんのスタジオを覗いてみたいということでドアを叩いてみました。
阿児さんは2016年3月に天神山で開催したワークショップ”アートとリサーチ”の参加作家で、その後なんども北海道に足を運び大きなプロジェクトの準備をしています。また今回は第6回500m美術館賞グランプリを受賞し、その展示に向けての打合せのために札幌に来ているそうです。(おめでとうございます!)
さて早速海野さんのスタジオにお邪魔しまーす。
前に覗いた時からずいぶん色や輪郭が見えてきていました。
遠くから見るのもいいですが、海野さんの作品は近くで見るのが楽しいのです。
近づいてよーく見ると、描かれている人々一人一人がとても個性的で、様々な生活(ストーリー)を過ごしています。
狸小路に押し寄せるパンダは観光客だったり、カラスに囲まれてお弁当を食べる人がいたり、、、
そんな札幌の風景が面白可笑しく描かれていて、見る人同士指をさしながら話が盛り上がります。
実は海野さん本人も絵の中にいます。札幌に到着して初めて受けた印象、それは札幌のビルのドアは重い!荷物を持っているから肩で押したけどなかなか開かなかった。のだそうです。
さてそんな苦労をしている海野さん自身は絵のどこにいるでしょうか。
9日に会場の地下歩行空間に搬入するそうで、もう一踏ん張りですね!
アーティスト/Artist
海野 良太/Ryota Unno
https://unnoryota.jimdo.com
阿児つばさ/TsubasaAko
http://akotsubasa.xyz/about
リンク/Link
さっぽろアートステージ2017/Sapporo Art Stage 2017
アートストリート
会期:2017年11月10日(金)-11月26日(日)
会場:札幌駅前地下歩行空間(チ・カ・ホ)
http://www.s-artstage.com/2017
札幌大通地下ギャラリー500m美術館/Sapporo Odori 500-m Underground Walkway Gallery
第6回500m美術館賞が決定しました!
http://500m.jp/blog/4124.html