カテゴリー:創作活動一覧
マイナス27度からこんにちは。
天神山に滞在しながら、道北は音威子府村でプロジェクトを行う阿児つばささんです。
(マイナス27度だとまつ毛が凍るそうです。)
彼女はおよそ60年前まで冬の期間、音威子府村で作られていた「氷橋」に注目し、
それをテーマに制作活動を行っています。
美しい景色ではありますが、マイナス27度はどんな世界なんでしょうか。
そして、2月10日には音威子府村公民館で「氷橋伝承会」という名でイベントを実施。
こちらは映像作品制作のため、地域の方々にご協力いただいているところ。
また、昨年夏札幌国際芸術祭で天神山に滞在していたテニスコーツのさやさんと共に
音威子府の冬をテーマに曲作りを行いました。
地元の高校生も参加した会になったようで、3月に完成とのこと。楽しみですね!
音威子府といえば、砂澤ビッキさん。その隣に氷橋伝紹介のポスターが。
また、阿児さんは500m美術館で3月28日(水)まで「冬へ・氷橋の記憶」と題した展示もしております。
ぜひご覧ください。
アーティスト/Artist
阿児つばさ / Tsubasa Ako http://akotsubasa.xyz
テニスコーツ / Tenniscoats https://ja.wikipedia.org/wiki/テニスコーツ
リンク/Link
札幌大通地下ギャラリー500m美術館 / Sapporo Odori 500-m Underground Walkway Gallery
天神山アートスタジオには地域の方からいただいた卓球台がありまして、
一年を通じていつも誰かが「カンッ」「コンッ」と卓球をしています。
この日も、卓球の音と共に賑やかな笑い声が聞こえたので、様子を見に行ったところ・・・
滞在アーティストのリューさん一家が楽しげに卓球をしておりました。
リュー・イーさんはS-AIRという団体さんに招聘されて、札幌に滞在。
上海で活躍する著名なアーティストです。
そんなリューさんの展示の情報です。
なえぼのアートスタジオで2月16日から開催です。
詳細はこちらでご確認ください⇒ LIU YI SOLO EXHIBITION
息子のイー君も元気よく札幌を楽しんでいるようです。
もしかすると、天神山で一緒に卓球できるかもしれませんよ。
ぜひ、リューさんの作品をご覧ください。
小林
アーティスト/Artist
リュー・イー / Liu Yi http://www.61creative.com
リンク/Link
なえぼのアートスタジオ / naebono art studio http://www.naebono.com
NPO S-AIR https://sairblog.wordpress.com
みなさん、いかがお過ごしでしょうか? 雪まつりはみなさん見に行きましたか?
何かと話題になっている市民雪像ですが、こちらの写真ご覧ください。
そうです、天神山に滞在の永井秀樹さん主演の作品、ユー・キャント・ハリー・ラブですよ。
(これ見て、みんな恋してくださいよ)
さて、もう一度この写真見て下さい。
右に映っている人誰なんでしょうかね?
・・・
・・・
これ、シアターZOOで公演され、多くの方の心を打った作品、
『珈琲法要』の作・演出の山田百次さんです。(右、短髪黒髪)
斜里町で根性見せてくれた津軽藩士がどうしちゃったんですか?
完全に金髪ヤンキーになっちゃったじゃないですか!!
というくだりはいいとして、現在も『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』12日までやってますので、
ぜひ見に行ってくださいね!
(上、山田さんと永井さんのツーショット)
で、金髪にした山田さんですが引き続き札幌に滞在し別の作品に出演します。
『暴雪圏』 2018年2月14日(水)~21日(水) シアターZOO
山田さんは今回、ちょっと頭が弱い強盗になるそうです。
役者さん、色々やりますねホント。
こちらもぜひご覧ください!
小林
アーティスト/Artist
山田百次 / Momoji Yamada http://www.letre.co.jp/artistfiles/male/yamada.htm
永井秀樹/Hideki Nagai http://baumandkuchen.com/nagai.html
リンク/Link
札幌演劇シーズン/Sapporo Engeki Season http://s-e-season.com
シアターZOO/theater Zoo http://www.h-paf.ne.jp/zoo/
青年団/Seinendan https://ja.wikipedia.org/wiki/青年団_(劇団)
弦巻楽団/Tsurumakigakudan https://tsurumakigakudan.wixsite.com/29ychl
こちらは、アメリカのテキサスからやって来たアレン・ブライアンさんです。
彼はミュージシャンでありながら、写真や映像作品も制作するアーティストです。
こちらはモロッコ西部のマラケシュという場所でレジデンス(滞在)をした際に制作した動画です。
ポコポコと落ちるオリーブの音が心地良いですね。
札幌滞在中には楽曲制作の他、札幌の文化や慣習、歴史を学びたいとのこと。
札幌の後は、列車で東京まで行き、それから大阪に渡りライブに出演するようです。
ジャパン・レール・パスのおかげか最近は天神山(札幌)から列車で本州に行く人が多いように思います。
「また札幌に来たいね」と言っていたので、
トロンボーンの音色が天神山に響き渡るのもそう遠くはなさそうです。
小林
アーティスト/Artist
アレン・ブライアン / Brian Allen https://www.youtube.com/channel/UCRrhAGQwKF14CWcY4-w3i1A
リンク/Link
ジャパン・レール・パス / Japan Rail Pass http://japanrailpass.net/about_jrp.html
彼は岐阜出身でドイツを拠点に活動を行ってきたアーティストの西松秀祐さんです。
彼もミカと同じく国際公募アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業で札幌にやってきました。
天神山滞在期間中には北海道の「物流」をポイントに創作活動を行い、
運送業、漁港、船、といったキーワードを通じて北方圏としての北海道を見つめなおします。
また、雪(自然)と人(都市生活)の境界、そして共存するエリアに注目し、
境界を探すスペシャリストである「サッカーの副審」と共に札幌の街を歩きます。
(写真は苫小牧、副審をお願いする方に会いにやってきました。)
小林
アーティスト/Artist
西松秀祐/Shusuke Nishimatsu http://shusukenishimatsu.com
リンク/Link
2017年度さっぽろ天神山アートスタジオ国際公募アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業/Sapporo Tenjinyama Art Studio Artists in Residence Program 2017-2018 Winter
https://beigejackal76.sakura.ne.jp/event-item/2018/02/15922/
オーストリアから若手アーティスト2人がやってきました。
Domas Schwarz(ドマス・シュヴァルツ)とLisa Maria Bickel(リザ・マリア・ビッケル)です。
到着して翌日、8時間の時差ぼけがある中、北3条広場”アカプラ”で作品の設営をしてきたそうで、クタクタで帰ってきました。写真は雪のかまくらの中に作品を設置して調整している様子です。
「さっぽろユキテラス」はアカプラを舞台に”雪と光”をモチーフにして札幌の冬の魅力を発信するプロジェクトです。
ふたりとも電球を使った作品で、大きなかまくらと小さなかまくらの中で暖かい光を灯しながら、それぞれのアプローチの作品を展示しています。
ふたりの他に会田大也さん、渡辺望さんも作品を展示しています。
−光と雪のプロジェクト− さっぽろユキテラス2018
日時:2018年2月3日(土)〜2月11日(日)12:00~20:00
会場:札幌市北3条広場”アカプラ”
札幌は冬真っ只中ですが、暖かい飲み物片手にかまくらの中で光の作品を観てみてはいかがでしょうか?
アーティスト/Artist
ドマス・シュヴァルツ/ Domas Schwarz
http://www.domas.at/wachstropf/
リザ・マリア・ビッケルドマス・シュヴァルツ/ Lisa Maria Bickel
http://lisabickel.at/portfolio/coming-home/
リンク/Link
SAPPORO YUKITERRACE 2018
西松秀祐/美術 http://shusukenishimatsu.com
Michelle Angelica Cabildo “MICA” /美術 http://www.mica-cabildo.com
鈴木悠哉/美術
阿児つばさ/美術 http://akotsubasa.xyz
長坂有希/美術 http://www.akinagasaka.net
山田百次/演劇 www.whey-theater.tumblr.com/
永井秀樹/ 演劇 www.baumandkuchen.com/nagai.html
Liu Yi/美術、デザイン www.61creative.com
Agnes Tandler/文芸
Lisa Maria Bickel/ 美術・映像 http://lisabickel.at/portfolio/coming-home/
Domas Schwarz/ 美術・映像 http://www.domas.at/wachstropf/
國分蘭/ 写真 https://www.rankokubun.com
張小船/ 美術 http://www.boatzhang.com/about.html
Frederick Tremblay/映像 https://vimeo.com/user9769061
大谷由夏/ 美術 http://prism2345.exblog.jp
Jeremy Hutchison/美術 http://www.jeremyhutchison.com/index.html
開幕ペナントレース/演劇 https://www.kpr.tokyo
2015年の春に滞在していたStephanie Müller(シュテファニー・ミュラー)、Klaus Erich Dietl (クラウス・エルリッヒ・ディートル)から嬉しいメールが届きました。
札幌のアーティストとコラボし、「グーテンモルゲン山」というライブイベントも開催した彼ら、
滞在中に制作していたミュージックビデオが完成したそうです!
早速見てみると、桜の時期の天神山や日本庭園、お隣にある相馬神社などが出てきます。
犬や猫に扮装して、ドライヤーを構えたり、、、カラフルな衣装が緑と桜の散る天神山の風景に映えますね。
リンク先:Vimeo「beisspony : Throw A Dog A Bone」
こうして滞在していたアーティストからのお便りはとても嬉しいことです。
そしてこの札幌で、いろんな国のアーティストが体験やリサーチから様々な作品が誕生しているということも本当に感慨深いです。
Stephanie Müller and Klaus Erich Dietl, Thank you very much! ありがとう!
Moe
フィリピンからやってきた彼女。
フルネームはミッシェル・アンジェリカ・カビルド、あだ名がミカです。
彼女はさっぽろ天神山アートスタジオで実施された、
国際公募アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業で札幌にやってきました。
1月から3月まで滞在し、「雪、冬、北方圏」をテーマにした作品制作を行います。
市内・道内のリサーチに始まり、地域交流の一環として
小学校に短期滞在して交流を行う「おとどけアート(アーティスト・イン・スクール)」にも参加します。
期間は2月1日(木)~2月13日(火)まで、以下のブログで活動をご覧ください。
滞在成果発表は2月17日(土)~2月25日(日)まで天神山アートスタジオ内で実施いたします。
皆様のお越しをお待ちしております。
アーティスト/Artist
ミッシェル・アンジェリカ・カビルド “ミカ” / Michelle Angelica Cabildo “MICA”
リンク/Link
2017年度さっぽろ天神山アートスタジオ国際公募アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業/Sapporo Tenjinyama Art Studio Artists in Residence Program 2017-2018 Winter